Der König Hat Eselsohren

森村泰昌 美術史への誘い@三菱アルティアム



昔からずっと気になっていながら、実際に観る機会に恵まれなかったもののひとつが、森村泰昌の作品。
これが福岡で、しかもイムズでやるってんだから、見逃すわけにはいかない。

と思って、早々に手帳に書いてあったのだけれど、どうしても予定がうまく合わず、最終日前日になって、やっと行くことができましたf(^_^;

イムズに多いパターンで、1回入場料を払って、そのチケットにその場で署名すると、その後何度でも入場可能、というシステムだったのだけれど、さすがに翌日1日しか残っていない状況(しかもやることてんこ盛り)では、もう1度来るなんて無理!(笑)
「今日だけでいいです」と断っちゃいました。

内容としては、前半が美術史シリーズ、後半がその他のシリーズ。

有名な美術史シリーズは、実際に見てみると、まずはぷっと吹き出しつつ、、改めて元ネタの絵について、「あ、こんな風に描かれてたんだ」と、その筆致等々を改めて認識する。
例えば、今回のポスターにもなっている「肖像Ⅱ」(だったっけか?)、とにかく「ベルト・モリゾの肖像」の場合、「うまい!良くできてる!つーか、瞼の上に目玉が描かれてる!!(笑)」と大笑いした上で、顔全体に荒っぽく塗られた絵の具の筋を見て、元絵の表現方法自体に目が向く、というような。

個人的には、クラナッハ父とか、ピカソとか、好きだなぁ。

つーか、元ネタがわかった方が面白いわけだから、美術史への「誘い」じゃないような気もするんだけど、どうだろう??(笑)

その他シリーズでも、「手」とか「右足」「左足」なんかも、セットされている内容が、元ネタ全部あるわけだし。
わかってにやり、のその先を求められてるのかな?

ん~、まだまだ理解力が足りん!

でも、おもしろがれるだけでも、まぁ、いっか。
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