・個人集計ではLTバティステとRTマッシーが11被サックで一番多い
・後任HC情報
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http://espn.go.com/nfl/statistics/team/_/stat/passing/sort/sacks/seasontype/2
2012シーズンのアリゾナは58被サックでダントツのトップ。2位GBが51回なので飛び抜けてる。1試合平均3.6回サックされてる。ちなみに最少はNYGの20回。1試合平均1.25回。
誰の責任で何回サックされたかというのを個人的に集計しました。
1週SEA(○ 20-16)
被サック1
・LTバティステ(DEクレモンズにFF)
2週NE(○ 20-18)
被サック1
・LTバティステ(DEニンコビッチ)
3週PHI(○ 27-6)
被サック3
・※ブリッツ(DEコール&DEバビン)
・LTバティステ(DEタップ)
・RTマッシー(DEグレアム)
4週MIA(○ 24-21)
被サック8
・RTマッシー(DEキャメロン・ウェイク)
・RTマッシー(DEキャメロン・ウェイク)
・RTマッシー(DEキャメロン・ウェイク)
・※ブリッツ(ILBダンスビー)
・RTマッシー(DEキャメロン・ウェイク)
・LTバティステ(DEオドリック)
・LGカレッジ(LBミシ)
・※QBスクランブル(LBミシ&DEウェイク)
5週STL(× 3-17)
被サック9
・※QBスクランブル(CBフレッチャー)
・RTマッシー(DEクリス・ロング)
・LTバティステ(DEロバート・クイン)
・※(OLBダンバー)
・RGスナイダー(DTクジョ)
・LTバティステ(DEロバート・クイン)
・※(MLBローリナイティス)
・※(CBフィネガン)
・LTバティステ(DEロバート・クインにFF)
※…ブリッツに対処できなかったのが2回、QBが投げるのが遅かったのが1回
6週BUF(× 16-19)
被サック5
・LTバティステ(DEケルシーにセーフティ)
・RTマッシー(DEマリオ・ウィリアムズ)
・※(DEマリオ・ウィリアムズ)
・※(OLBバーネット)
・※(OLBバーネット)
※…投げるところがなくて時間がかかってる間にポケットごと潰されたcoverage sackが3回
7週MIN(× 14-21)
被サック7
・RTマッシー(DEロビンソンにFF)
・RTマッシー(DEロビンソン)
・※QBスクランブル(CBウィンフィールド)
・LTバティステ(DEジャレッド・アレン)
・※QBの自滅(DEジャレッド・アレン)
・Cセンドライン(DTケビン・ウィリアムズ)
・RTマッシー(DEロビンソン)
8週SF(× 3-24)
被サック4
・※RBスティーブンス=ハウリング(ILBボウマン)
・RTマッシー(OLBブルックス)
・LTバティステ(DEオルドン・スミス)
・LTバティステ(DEオルドン・スミス)
9週GB(× 17-31)
被サック2
・LGカレッジ(DEニール)
・LGカレッジ(DEダニエルズ)
11週ATL(× 19-23)
被サック3
・LTポッター(DEジョン・エイブラハムにFF→リターンTD)
・※FBシャーマン(OLBニコラス)
・LTポッター(DEジョン・エイブラハム)
12週STL(× 19-23)
被サック2
・※ブリッツ(OLBマッキントッシュ)
・Cセンドライン(DLヘイズ)
13週NYJ(× 6-7)
被サック2
・※RBウェルズ(MLBハリス&OLBスコット)
・Cオーンバーガー(DEウィルカーソン)
14週SEA(× 0-58)
被サック3
・LTポッター(DEクレモンズにFF)
・LTポッター(SジョンソンにFF)
・※ブリッツ(OLBアービン)
15週DET(○ 38-10)
被サック1
・RGマッキスタン(DTヌダムコン・スー)
16週CHI(× 13-28)
被サック4
・LTポッター(DEジュリアス・ペッパーズ)
・LGカレッジ(DTイドニジェ)
・LTポッター(DEジュリアス・ペッパーズ)
・LTポッター(DEジュリアス・ペッパーズ)
17週SF(× 13-27)
被サック2
・LGカレッジ(DEジーン=フランソワ)
・※ブリッツ(OLBブルックス)
こういうのの細かいスタッツを出してるサイトもあちらにはあるようで、そことの数値とは解釈の違いで誤差はあると思います。あくまで僕個人の集計。
個人別だと
RTボビー・マッシー 11回
LTディアンソニー・バティステ 11回
LTネイト・ポッター 7回
LGダリン・カレッジ 5回
Cライル・センドライン 2回
RG/Cアダム・スナイダー 1回
Cリッチ・オーンバーガー 1回
RGパット・マッキスタン 1回
その他(ブリッツに対処できなかった、QBがスクランブルしようとしてスクリメージ前で止められた、QBの自滅など) 18回
マッシーは4週~7週あたりで一気に数字を伸ばしてしまったけど、第9週以降は被サックなし。
出場プレー数を考えれば第9週の試合途中にポッターと交代になったバティステのほうが多い。
ブリッツでの被サックが増えるのは2Qの2ミニッツと、3Q途中以降。パスでどんどん前進していかないといけなくてパスターゲットを増やすためTEやRBもパスブロック要員からパスターゲット要員に変えるとブロックが手薄になってブリッツの餌食になるというパターンが多い。両OTの強化はもちろん必要だけど、パス中心で前進しないといけないという状況にならないことも大事で、そうなると1Qの得点力アップが課題。そのためにはしっかりしたプレーコールができるOCと、それを遂行できるQBが必要なわけで。どこから手を着ければいいのか難しい。
こうやって見返すと、MIA戦はよく勝てたものだ。
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現在の後任HC候補
・Ray Horton(アリゾナのDC、52歳)
・Mike McCoy(ブロンコスのOC、40歳)
・Todd Haley(スティーラーズのOC、元アリゾナOC、45歳)
・Jay Gruden(ベンガルズのOC、45歳)
レイ・ホートンとは面談済。Mike McCoyも先週土曜にデンバーで面談。そして今週木曜にJay Grudenとアリゾナで面談することが決定。
Andy Reidは今日チーフスのHC就任が正式発表されました。先週金曜にアリゾナを訪問してビッドウィル社長らと面談する予定だったけど水曜にKCと面談したあと予定がキャンセルになってました。
Todd Haleyについては所属するPITからの面談許可は出たけど当人が面談に応じてません。HCの面談というのは飛行機はファーストクラス、食事も高級なもので接待するものなので、HCを受ける気がなくても面談だけホイホイ来てもいいのに、それをしないのは古巣への恩義でしょうか。実は兄貴分のウィゼンハントを解任したことに腹を立てているとか、そうではなくて面談を受けることだけでも引け目を感じるくらいPIT内での立場が弱いのかとか理由を考えたらいろいろ浮かぶ。とにかくヘイリーが今年アリゾナに戻ってくることはなさそう。
まだ名前が挙がってないだけでマイケル・ビッドウィル社長の中にはほかにも候補いるみたいです。もともとじっくり選ぶと言ってたみたいですけど。社長になってから初めてのHC交代で張り切ってる面もあるかも。
マイケル・ビッドウィル社長の動きについて最近感じることは、
・レイ・ホートンDCは複数チームのHC候補になってるけど、流出しないと踏んでるんじゃないか
・そんでもってHCにはオフェンスマインドの人物を据えようとしているのではないか
レイ・ホートンは黒人だからHC候補に入れればRooner Ruleを満たせる。ホートンを面談したうちBUFはシラキュース大のHCの招聘がほぼ決まりで、CLEも一時オレゴン大のHCの招聘が有力視されてたので、ホートンをDCのまま残留させられる可能性は高くなってきてはいますけど。
今シーズンのアリゾナはディフェンスは良いのにオフェンスがひどかった。→オフェンスの立て直しが喫緊の課題→優秀なオフェンスマインドのコーチを引っ張ってくるとしたら、他チームの有能なOCをHCとして引き抜くのが手っ取り早い、ということになる。今年レイ・ホートンがDC留任になったとしても来年また同じようなことになるはずなんですが。
もしかしたらマイケル・ビッドウィル社長の本命はMike McCoyかも。DENのシーズン終了までは手が出せなくてスーパーボウルが終わるまで待たないといけなくなるかもしれませんけど。レイ・ホートンで良いと思ってるならとっくに決めてるはずなんですよね。
http://www.azcentral.com/sports/cardinals/articles/20130107arizona-cardinals-to-interview-jay-gruden-on-thursday.html
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後任GM候補
・Steve Keim(アリゾナのvice president of player personnel)
・Morocco Brown(WASのdirector of pro personnel)
カイムはアリゾナのほかにSDとJACのGM候補にもなっていて、JACについては最終候補をカイムとATLのコルドウェルという人の2人に絞ったそうです。持っていかれちゃまずいということで予定を少し早めて数日中にカイムをアリゾナの次期GMにすると発表しそうな雰囲気になってるみたい。
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