・アリゾナはOLBで育成する方針
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(ドラフト3巡OLBキャメロン・トーマスのドラフト時の評価)。
「概観:
トーマスは横幅と筋肉を増やせばニッケルパッケージでインテリアラッシュもできる3-4の先発DEになれる。現在はスキーム用途が広いとされるが基本的には4-3のDEだ。力強さは平均的、エッジラッシャーとして恐怖を与えるには爆発力が不足している。
派手なラン守備のデータはスキームとエフォートからきているが、プロで期待できる真の指標ではないかもしれない。
より大きくたくましくしたバージョンのトーマスは毎ダウン使える3-4のDEになれる。それなら彼のモーターと手の働きが相手OGのミスマッチになる。配置に関係なくDLのローテーションに入れるだけのツールボックスは持っている」。
「長所:
多彩なスポットからパスラッシュできるバーサタリティ。
ラッシュプランがset-upとカウンターのマインドセットで構成されている。
手の動きはよく訓練されていて直感的である。
ラッシュのときポケットを通りすぎるのではなく戻るように動く。
ポケット内に入ると追跡とハンティングが上手い。
ポイントオブアタックで素早いpunch-and-separate。
rip-and-liftでブロッカーのエッジを切り裂いてギャップを破壊する。
フル弾薬のタックラーでボールキャリアーにドスンとぶつかる」。
「短所:
NFLレベルの相手とほとんど対戦したことがない。
TFLのスタッツはslanting frontで大きく水増しされている。
3-4のDEをこなすにはまだパワーが足りない。
anchorやhold groundを要求されたときの結果は安定しない。
arcへのアタックは単調でワンスピード。
スピードでパニックを創出することはできない。
直立することが多く、パスプロテクションのバトルで粘られてしまう」。
(よー分からん表現が多いのはご容赦ください)。
(3-4のOLBにするには爆発力不足、でも手の使い方は上手い。ポケットに入ればQBを仕留める確率が高いというタイプ。
3-4のDEにはパワー不足という評価。でもバルクアップは可能。
ラン守備能力は高そう。ただしパスラッシュ含めてNFLのOLに通用するかどうかは未知数、という感じ)。
(アリゾナはトーマスをOLB登録。エッジラッシャーとして育てていく方針。サック量産系ではないけど総合力で貢献するタイプかな)。
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2018 レッドシャツ
2019 12試合 49タックル 5.5サック 9TFL 2PD
2020 7試合 35タックル 4サック 9.5TFL 1PD
2021 14試合 71タックル 10.5サック 20.5TFL 1FF
(2020年まではインテリアDL、去年本来のエッジラッシャーに戻ってAPのAll-American second-team、Mountain WestのDefensive player of the Yearを受賞。ドラフトにアーリーエントリー)。
(去年のTFL数は20.5というのと16というのがある。スキームの恩恵を受けたものという評価)。
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