アリゾナマニアの知ったか発言集

RBイーノ・ベンジャミンの成長

・3年目RBイーノ・ベンジャミンは2番手RBを争っている
・最高のオフシーズンを過ごしていると賞賛されている

□In Terms Of Improvement, It's All About The (Eno) Benjamin (チーム公式サイト6月22日水曜の記事)

・RBイーノ・ベンジャミンは2年目のときはロースター53人枠に残るためだけに戦っていた。

 キングスベリーHCは数シーズンで何度もベンジャミンは成功のために必要な集中力が欠けていると発言していた。3年目となったベンジャミンにキングスベリーHCは賞賛だけを送っている。

 「彼はランニング能力はずっとあった。あとは我々のオフェンスの複雑さと自然のもののいくつかを学ぶだけだった。だが彼は大きな前進を遂げた。去年の彼の働きを誇りに思うし、今オフシーズンもそれを引き継いでいる。彼は最高のオフシーズンを過ごしているのではないだろうか。プレシーズンでの活躍を期待している」(キングスベリーHC)。

 ルーキーイヤーはずっとインアクティブだったあと、2年目にキングスベリーHCとスティーブ・カイムGMが望んでいた成長を見せ始めた。プロ意識と練習に取り組む姿勢が正しい方向へ進ませた。体も鍛えてよりスリムになった。

 彼が輝いたのは第9週SF戦。RBチェイス・エドモンズが足首を負傷したためRBジェームズ・コナーと出番をスプリットした。元アリゾナのCBドレ・カークパトリックを弾き飛ばして21ヤードTD。これが彼のシーズン唯一のTDだった。

 キングスベリーHCはベンジャミンが先発RBのように見えたと言っている。7-on-7の練習でもパスキャッチとブロックでHCに印象づけた。ベンジャミンは常にこれらの分野で自信があると言う。それらを披露するチャンスをさらに得たということだ。

 「今オフシーズンは証明することがたくさんあると感じていた。OTAで決定的にすることでようやく自分の力を発揮できる。今オフシーズンは大きな成果を挙げることができた」(ベンジャミン)。

 エドモンズが移籍したことはベンジャミンにとって恩恵だ。ジェームズ・コナーがRB陣をリードすることは決まっていて、ベンジャミンはトレーニングキャンプで2番手RBを争うチャンスがある。しかしRBは他にもダレル・ウィリアムズ、キオンテイ・イングラム、ジョナサン・ウォードらがいる。

 ベンジャミンはキングスベリーHCから賞賛を手にしたがトレーニングキャンプに向けての考え方が変わるわけではない。

 「ウチのRB陣はかなりの競争だ。全員が先発RBだというマインドセットでいる必要がある。オレは毎日そう考えている」。

 ベンジャミンはキングスベリーHCのオフェンスで以前よりやりやすくなったと感じている。それにより考える必要がないのでより速くプレーして躊躇なく素早くホールを突ける。

 現在のチャンスへの道は忍耐を必要とする。最近は多くの人が持っていないものだ。

 「どんな仕事でも自分が望んだ場所へ行くには忍耐が必要だと思う。高校を出て大学へ行くときオレは順番を待たないといけなかった。予想されていたことだとも言える」。

 「少し時間がかかったが、道の終わりに到着するところだ。どうやって辿り着くかは別にして、とにかく辿り着くことが大事なんだ」(ベンジャミン)。


 (ブロックにも自信があるとは知らなかった。これが通用するなら本当にエドモンズの代わりになる。小さいケガの多かったエドモンズよりタフだからもっと活躍できるかも)。

 (ドラフト7巡指名でも着実にステップアップしてる。地元アリゾナ州立大のスター選手でもあるし活躍すればチーム全体が盛り上がる。もちろんダレル・ウィリアムズやキオンテイ・イングラムにも期待してる)。

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