アリゾナマニアの知ったか発言集

トータル獲得ヤードは100ヤード以上上回ったが

・QBマレイはパス成功率80.7%、3TD。ラン106ヤード、1TD
・MIAのQBタゴバイロアは先発2試合目でパス成功率71.4%、2TD
・トータル獲得ヤードはアリゾナが442でMIAの312を大きく上回った
・終盤に4th-and-1y、3rd-and-1yでコンバートできなかったのが響いた
・CBは2・3番手欠場に加えて序盤に4番手が負傷退場という苦しい布陣

□In Kyler Murray - Tua Tagovailoa Battle, Cardinals Come Up Short (チーム公式サイト11月8日日曜の記事)

・カイラー・マレイとトゥア・タゴバイロアの対決は期待を裏切らなかった。アリゾナにとっては不満の残る31-34での敗戦。

 マレイは去年のバイ明けで散々の出来だったLAR戦と違って悪くはなかった。

 タゴバイロアはNFLで2試合目の先発ながら20/28(成功率71.4%)、248ヤード、2TDでターンオーバー無し。残り3分30秒で決勝FGを決めた。

 マレイは21/26(成功率80.7%)、283ヤード、3TD。わずか11回のキャリーでNFL入りして初の100ヤード超えとなるラン106ヤード1TD。終盤にWRクリスチャン・カークへの35ヤードを通したのは逆転ドライブの始まりにも見えた。

 しかしアリゾナは敵陣31ヤード地点での3rd-and-1yをコンバートできず。マレイのパスはオープンだったカークの足首に当たった。

 WRカークは「あれは今週導入したプレーだった。走りながらサイドライン近くの狭いところへ投げる難しいパスだった。オレたちは不運にもああいうプレーをコンバートできなかった」。

・アリゾナは442ヤードでMIAの312ヤードを大きく上回った。特にランでの獲得ヤードは倍近い(178ヤードと91ヤード)。失点がリーグ最少の平均18.6点のMIAから31得点した。

 この日昼の試合でSEAがBUFに負けていたためアリゾナは勝っていればNFCの1位に躍り出るところだった。

・QBマレイの12ヤードTDランで31-24として試合をコントロールしたかに見えた。しかしタゴバイロアのエンジンが掛かり、ILBデボンドレ・キャンベルのサック取り逃がしやFSブッダ・ベイカーのヘルメットでのヒットの反則もそれに拍車をかけた。

 アリゾナもリードを守るチャンスはあったが2回目の4th-and-1yでRBチェイス・エドモンズがノーゲインで止められ、直後にMIAが決勝FGドライブ。

・WRカークは56ヤードTDレセプションを含めて5キャッチ123ヤード。もっと得点を取らないといけなかったと言っている。ディフェンスはOLBデボン・ケナード、CBバイロン・マーフィー、CBドレ・カークパトリックの先発3人が欠場し先発DEジョーダン・フィリップスもケガで12スナップしか出場できなかった。

・試合序盤にQBマレイがサックされてファンブル、そのボールを拾ったLBシャック・ローソンが先制のリターンTDをした。

 アリゾナは次週7勝2敗のBUFと対戦しなければならない。


□Cornerback Attrition Bites Caardinals In Loss To Dolphins (チーム公式サイト11月8日日曜の記事)

・CBはニッケルのバイロン・マーフィー(COVIDリスト入り)と右アウトサイドのドレ・カークパトリック(太もも)が欠場、代役先発した4番手ケビン・ピーターソンも試合序盤に脳震盪で退場した。

 そのためルーキーFA新人のジェイス・ウィテイカーと加入したばかりのデバンテ・バウズビーを使うしかなかった。ドラフト1巡新人ILBアイゼイア・シモンズもスロットCBで起用。

 MIAのパス攻撃はQBが先発2試合目のタゴバイロアだったにもかかわらずパス成功率71.4%、248ヤード、2TD。

 キングスベリーHCは「やりきることができなかった。言い訳はしない。代わりに入れた選手(ウィテイカーとバウズビー)は今週ずっと練習していて使えると思っていた。映像で彼らのプレーを確認しないといけない」。

 (第4週CAR戦の負けはSの1~3番手欠場が響いたし、同じポジションの選手が3人も離脱すると厳しい)。

・新加入OLBマーカス・ゴールデンは1サックした。でも2サック目は新人DTレキ・フォートゥのフェイスマスクの反則で取り消された。そのドライブはMIAはTDした。

 新加入DEジョシュ・マウロとILBデボンドレ・キャンベルにもサックがあった。しかしILBジョーダン・ヒックスは「3rd-downで仕留めたかどうかが問題だ。それができなかった」。


・WRデアンドレ・ホプキンスはスタッツは3キャッチ30ヤードだけだが試合に大きな影響を及ぼした。

 4度のパスインターフェアの反則を受けた。そのうちの1つは後半の4th-downギャンブルでのプレーだった。


・開幕週以来の出場だった先発TEマックス・ウィリアムズが1Qに4ヤードTDキャッチ。QBマレイの3QのTDランでも重要なブロックをした。

 こちらも開幕週以来の出場だった先発SSジェイレン・トンプソンは1Qにもう少しでインターセプトというプレーがあった。最初の判定はINTだったがビデオ検証で足が外に出ていた。

最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事