アリゾナマニアの知ったか発言集

QBカイラー・マレイが5年契約延長

・QBカイラー・マレイが2028年までの契約延長で合意
・総額265Mで105Mは支払い保証、2024年以降は年平均46Mとの報道

□Kyler Murray Gets New Contract Through 2028 Season (チーム公式サイト7月21日木曜の記事)

・QBカイラー・マレイの契約が合意された。

 ドラマと憶測のオフシーズンの後、アリゾナとQBは木曜に新契約の条件に達した。2028年まで彼を引き留める。

 金銭面のパラメータは発表されなかったが、Sports Illustratedは今後7シーズンで105Mが完全保証、総額265Mの契約になると報じている。マレイは今シーズンは5.3M(キャップヒット額は11.4M)の予定だった。アリゾナは彼の5年目オプションを行使していて2023年は29.7Mが保証されていた。

 これらの既存の数字を合わせると、マレイは新契約により追加の5年で年平均46Mを少し超え、今シーズン支払われる額が30Mに増加する。CLEのQBデショーン・ワトソンが年平均46M、GBのQBアーロン・ロジャースは年平均50Mを超えている。

 キングスベリーHCは「(カイラーは)上手くなり続けるだろう。契約内容は本当に良い感じだ。彼がこのチームの未来だとみんな知っている。彼は走りながらボールを投げることができるという時代に適した才能がある」。

 「去年の彼は激動だった。彼がケガをして戻ってきたときエースWRがいなかった。だからスピードアップするためにいろいろと試行錯誤した。でも毎年のスタッツを見ても勝利数を見ても劇的に良くなっているんだ」。

 マレイは2021年のレギュラーシーズンが終了するまで契約延長の資格がなく、その直後にマレイの代理人が新契約を結ぶ必要があると公言していた。新契約がなければマレイがトレーニングキャンプに参加しないのではないかとの憶測が流れ、キングスベリーHCはキャンプ前に契約が成立することを「祈っている」と発言していた。

 CLEのQBでショーン・ワトソンは230Mの契約の全額が保証されている。マレイの契約はそれより少し低いが、マレイが8月7日に25歳になるという年齢を考えると契約を全うして全額を回収する可能性は十分にある。

 マレイは3月に個人的なチャリティーイベントに出演して以来、メディアと話をしていない。

 そのときマレイは「I'm an Arizona Cardinal」と発言。「オレはカーディナルスに全力を尽くすことしかしてこなかったし、これからもそうするつもりだ。カーディナルスの一員としての将来についてはあまり心配していない」。

 マレイは2019年ドラフト全体1位指名され、NFL Offensive Rookie of the Yearを受賞。その翌年から2シーズン続けてプロボウル選出。チームも1年目5勝、2年目8勝、去年は11勝で2015年以来のプレイオフ進出を果たした。


 (オフの最大の懸案事項がサクッとすっきり解決。マレイも雑音なくプレーに集中できる)。

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