時の流れに身をまかせ~♪

2017夏休みキルギス~7日目アルティンアラシャンからカラコルへ生還!

H29.9.20(水)晴れ
夜中目が覚めると星が綺麗だった。
寒い。霜が降りている。
6時半頃嫌々起きてトイレに行くとき、ビグザルがボウルを持って水を汲みにいくところだった。
それから頭がいたいので薬を飲んでもう一度横になった。
昨日8時出発と言ってたので7時半頃顔を洗いに出ると、ビグザルがいて、
「ご飯食べた?」と。
「頭が痛いからご飯はいい。」
というと心配そうにしていたが、10分後に出発、OK?と。
マジか。歯磨きして水道のとこにいったら水が出ん!
で、振り返るとジョウロみたいな入れ物に水を入れたおじさんが他のおじさんの手に水をそそいでいて、顔洗ってたので、おーい、水、私も、プリーズ!と手を出すと注いでくれた。
無事顔も歯磨きもできた。
同じ部屋のアメリカ人に水出んけど、緑のジョウロのおじさんが水そそいでくれるよ。と言いたかったが、何て言っていいかわからんかったので、no warterとだけ伝えた。
7:45出発。
と後ろからオーナーのおじさんが追っかけてきた。
ビグザルがここで待っていて、僕だと思うと行きかけて、あっ!お金払ってない!!と気付いた。
おじさんは橋を渡ってきて、しきりに私が謝ると「ドントウォーリー」と。700C払うと、「Excuse me,dinner?」と聞かれ、いや食べてないと答えて無事支払いを済ませられた。
アルティンアラシャンには5つゲストハウスがあるとあったが、もっとあったような気がする。

一旦登って行く。日の光がきれいに5000m級の山を照らす。
名前は聞いたが忘れた。

実際にはもっと綺麗に見えたが、まあ行ったひとへのご褒美ってことで。
朝の草原を歩いていく。

比較的平坦な道が続きビグザルの足も軽い。

またまた置いていかれる私。

途中でビグザルはトイレ休憩。やっぱあそこじゃできないんだな。
岩陰に隠れて行った。
急激な下りを降りていくと昨日のタイランドの女の子達がいた。
朝早くに出るって言ってたもんね。
車が乗り入れている所まで出てきた。


少し休憩してまた歩き出した。
すごいゴツゴツの岩の道を歩いていく。
こんなとこ車でくるなんてすげーな。
川が綺麗。水はややクリームソーダ色。近寄ると澄んでいる。


水際に砂浜のような場所があった。

そこにいた牛が虎模様だとビグザル。

車のおじさん。赤が映える。フロントガラス割れてたけど。奥で電話するビグザル。

2日前、送ってくれた男性が、またアクスー渓谷のフニッシュ地点で会おうと言い残して行ったが、どこがフィニッシュ?
お菓子食いながらこんなものを見つけた。やめてよね。日本人が捨てたんじゃないと信じたい。

ホーストレッキングの人達に何組か出会った。普通に馬乗ってる親子も。

秋で木々が色付いています。


そしてついにフィニッシュ!11:30

タクシーが待ってた。
タクシーのフロントガラスも割れてた。

数分走った所に、アクスー村に向かう方と、アルティンアラシャンに向かう方の分岐点があった。マルシュルートカで来たときに降りる場所だ。
かんかん照りの中日焼け止めを塗っている女性がいたが、3日間歩きつづけた私からすると、タクシーで村をぬけたほうが絶対いい!
と強く思った。
大分走って12時過ぎにインフォメーションに着いた。

あのお兄さんがいて、どうだった?彼はいい仕事をしたかい?と。
とっても親切でいいガイドだったと伝えておいた。
お兄さんも満足げだった。
ビグザルと記念写真を撮って、そこで持ってもらっていた荷物を返してもらった。
ガスボンベはもう必要ないし、飛行機で持って帰れないので、彼にあげた。
ありがとう。ビグザル。

ひとまずバザールに向かい、声をかけてきたおばちゃんのお店で昼ご飯。
スープと言うと、おばちゃんが出してくれたのはペルメニ(100C)

座るとまず若い女性が「チャイ?」と聞いてきたので、お願いした。

座席はテーブル2つしかない店なので、男性が相席になった。
男性が日本からですか?と拙い英語で一生懸命話かけてきて、いつか日本に行くのが夢だと語っていた。
バザール前の銀行にお勤めらしい。
歩き出すと急激に足が痛くなってきた。
ビグザルを追っかけてた時は必死過ぎて気付かなかったが、右足の指が痛い。
帰って見たら第三指と四指の爪の色が変わっていた。
足を引きずりながら道を一本間違えていたようで通りの名前が違う。
おじさんに聞くと一本向こうだと「one」とあとジェスチャーで教えてくれた。
マガジン(お店)を見つけたので水1Lとアイスクリームを買って(36C)、なんとか宿に到着。
「おーばちゃん、帰ってきたよ~」
と叫ぶと中からお兄さんが出てきて、
何か飲み物を、と座るようすすめられた。

キウイのジャム美味しそう。
ちょうど大工さんたち(ゲストハウスは改装中)のお昼の時間でお食事の準備をしていたらしく、バザールで向かいの男性が食べていたやつが出てきた。

ボイルした野菜たっぷりのマントゥみたいなの。
美味しいけどお腹いっぱい。
部屋に戻る前にお借りしたスプーンをお母さんに返した。
部屋でゆっくりしながら、洗濯をお母さんに頼んで3日分の日記を書き書き。
19時前に大工さんもお仕事終えてかえられた。
わたしは町へ食事に。
歩いて7~8分で中心部に着く。
角の大きなお店に入ると、今一杯だから、次のドアの2Fで同じメニュー、同じ料金、同じ料理が出てくるのでそちらに行くようにと言われた。
言われたとおりに行くと、パーティー会場っぽいゆったりした配置の店が。
どうやら厨房は同じなのだろう。
英語のできるスタッフのかわいいウェイトレスが注文を聞きに来た。
キルギスのビールを頼むと
3つくらい候補をあげてくれた。
ビール(名前は忘れた)90C
ラグマン(ビーフ)180C

セロリやお野菜たっぷりのスープうどん。これ好き。
帰りは真っ暗、街灯もほぼないし、歩道は急な段差があったりするので、ここで友達に借りたヘッドライトが役に立つことに。
9時前に宿に着くとお母さんが
「tomorrow,breackfast,what time?」
と日本人には非常にわかりやすい文法で聞いてきた。

ちなみに今回の旅で街中は半袖で十分。
山歩きも日焼け防止に長Tを着ていたが暑くなる、止まるとヒンヤリしている程度。上着はほぼ不要。
ズボンも下にヒートテックを履いていたが、歩いているときは暑かったので、3日目は一枚履きにした。
2日目は3800mだし、とやはり2枚履いてたが暑くなった。
まあ、休憩中寒くなったりするし、雪も降ったりするからあれくらいが丁度いいのかも。
初心者の実感。
正直山登りの服装とか書いてあるサイトはあるけど、実際はわからないもんね。
3000mなんて行かないし普段。
だって3000mでもビグザルはほぼほぼ半袖半ズボンだったもんね。
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