地震の話です。
まだ余震は続いており、危機的状況は抜けていませんが・・・
僕はとりあえず無事でしたが、多くの人にとって辛い一日だったことと思います。
本当に大きな被害が出ていて、軽く記述できるような話ではないことは承知の上ですが、記憶に残しておくために日記に書いておこうと思います。
※初稿時、ちょっと言い過ぎたところがあったので、多少修正しました。気分を害した方がいた場合はごめんなさい(3/12)
--------------------------------
最初の大揺れのとき、僕は会社にいたのですが、めまいがするほどの揺れと、ドサドサ落ちてくる色々なモノを見ながら、これはさすがにヤバイかもと思いました。
生まれて初めて、本当の恐怖を感じた一瞬でした。
その後、揺れはいったんおさまり、社員全員、一時的に近くの公園に避難したものの、しばらくして「もう大丈夫だろう」ということで建物内に戻ることになったんですが・・・
正直、「まだ危ないんじゃないの?」と思っていたら、案の定、建物に戻ってからもう一度でかい縦揺れが到来。
その後もずっと揺れているし、ビルの壁には亀裂まで入っているし。
さすがにそのときは、直感を信じて自分ならではの単独行動をとるべきか、仲間である集団と行動をともにして指示に従い、その中で最善の行動をとるべきか、けっこう悩みました。
結果的には、集団と行動をともにしましたが、それが正しかったかどうかは、無事だった現状からは分からないですけどね。
その後は解散となり、安全面もふまえて、会社にいるか帰宅するかは各個人の自己判断という形になり・・・
僕はそのまま帰りました。
交通手段が途絶えて帰れない人もいたし、建築構造によっては会社のビルにいたほうが安全ということもあるので、会社の判断としては正しかったと思いますが・・・。
余震でぐらつくビルの中、平然と仕事を続けている人がけっこういて、かなりビビりましたね。
やらなければいけない作業があるのは分かるし、状況を気にしながら慎重に作業していた人もいたけれど、「だいじょぶだいじょぶ」っていう気楽な姿勢でいる人も割といたように見えました。
危機意識の違いといいますか・・・。情報とかチェックして、数時間は安全を確保して、その後に遅れをどうにか取り戻すとか、正しい対策を考えるべきなのではないかと思うんですが。
あと、「東北に知り合いはいないから関係ねーや~」とか、声に出して言ってしまう人も見かけました。
被災地にいる家族や友人を心配している人間がいるかもしれない、大勢の人が集まっている中で。
確かに、内心ではそういうことも思ってしまうでしょう。でも、それを声に出して言ったらいけないんですよね。
これに関しては、かなり憤慨してました。
僕は今まであまり大きな地震を体験したことがなく。
ビルの上階で揺れが激しかったとはいえ、これで震度5前後なのだから、震度7とか一体どれほどの恐怖なんだよ!と思うと、今まで自然災害というものを軽く見ていたなと、つくづく反省しています。
防災対策もほとんどしていなかったし。
電話やメールが通じない中での、情報のやりとりについて。
集団の中で、自分がとるべき行動について。
デマゴーグに流されない、冷静な判断力というものについて。
あと、思いやりとか、暖かい言動について。
色々なことを考えさせられた、2011年3月11日。
自分は特に何も出来ていないのですが・・・
まだ気は抜けない状況なので、まずは自分の命を守るところから。
そこからあとのことは、自分なりに頑張ってみよう。
まだ余震は続いており、危機的状況は抜けていませんが・・・
僕はとりあえず無事でしたが、多くの人にとって辛い一日だったことと思います。
本当に大きな被害が出ていて、軽く記述できるような話ではないことは承知の上ですが、記憶に残しておくために日記に書いておこうと思います。
※初稿時、ちょっと言い過ぎたところがあったので、多少修正しました。気分を害した方がいた場合はごめんなさい(3/12)
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最初の大揺れのとき、僕は会社にいたのですが、めまいがするほどの揺れと、ドサドサ落ちてくる色々なモノを見ながら、これはさすがにヤバイかもと思いました。
生まれて初めて、本当の恐怖を感じた一瞬でした。
その後、揺れはいったんおさまり、社員全員、一時的に近くの公園に避難したものの、しばらくして「もう大丈夫だろう」ということで建物内に戻ることになったんですが・・・
正直、「まだ危ないんじゃないの?」と思っていたら、案の定、建物に戻ってからもう一度でかい縦揺れが到来。
その後もずっと揺れているし、ビルの壁には亀裂まで入っているし。
さすがにそのときは、直感を信じて自分ならではの単独行動をとるべきか、仲間である集団と行動をともにして指示に従い、その中で最善の行動をとるべきか、けっこう悩みました。
結果的には、集団と行動をともにしましたが、それが正しかったかどうかは、無事だった現状からは分からないですけどね。
その後は解散となり、安全面もふまえて、会社にいるか帰宅するかは各個人の自己判断という形になり・・・
僕はそのまま帰りました。
交通手段が途絶えて帰れない人もいたし、建築構造によっては会社のビルにいたほうが安全ということもあるので、会社の判断としては正しかったと思いますが・・・。
余震でぐらつくビルの中、平然と仕事を続けている人がけっこういて、かなりビビりましたね。
やらなければいけない作業があるのは分かるし、状況を気にしながら慎重に作業していた人もいたけれど、「だいじょぶだいじょぶ」っていう気楽な姿勢でいる人も割といたように見えました。
危機意識の違いといいますか・・・。情報とかチェックして、数時間は安全を確保して、その後に遅れをどうにか取り戻すとか、正しい対策を考えるべきなのではないかと思うんですが。
あと、「東北に知り合いはいないから関係ねーや~」とか、声に出して言ってしまう人も見かけました。
被災地にいる家族や友人を心配している人間がいるかもしれない、大勢の人が集まっている中で。
確かに、内心ではそういうことも思ってしまうでしょう。でも、それを声に出して言ったらいけないんですよね。
これに関しては、かなり憤慨してました。
僕は今まであまり大きな地震を体験したことがなく。
ビルの上階で揺れが激しかったとはいえ、これで震度5前後なのだから、震度7とか一体どれほどの恐怖なんだよ!と思うと、今まで自然災害というものを軽く見ていたなと、つくづく反省しています。
防災対策もほとんどしていなかったし。
電話やメールが通じない中での、情報のやりとりについて。
集団の中で、自分がとるべき行動について。
デマゴーグに流されない、冷静な判断力というものについて。
あと、思いやりとか、暖かい言動について。
色々なことを考えさせられた、2011年3月11日。
自分は特に何も出来ていないのですが・・・
まだ気は抜けない状況なので、まずは自分の命を守るところから。
そこからあとのことは、自分なりに頑張ってみよう。