ハーレムうっちゃり通信

ニューヨークのハーレムに住みだして早ン年。ハーレムやニューヨークのことをだらだら書きつづらせていただきやす。

田臥くん、見てきました。

2004-11-10 12:23:46 | めっちゃ好きやねん、スポーツ!
画面に小さく田臥くんがいるんです。
真ん中の、黒い(つーか、濃い紫色)
ジャージを着ている人。
試合開始前の練習風景です。


ちょっと遅いですけれど、この間の土曜日(11月6日)に、ニュージャージーネッツとの試合にやって来た田臥くんを見てきました。

どうやら日本で今一番話題の男のようですが、そりゃそうでしょっ! いくらスポーツに興味なくとも今どき『タブセ』の名前を知らないのはモグリってやつ??
って、日本での報道の仕方を知らないのでなんともいえませんが、彼はとにかくエライ、スゴイです。

一体誰に例えられて報道されているのか想像がつきませんが、どのくらいスゴイかというと、この間イチローがシーズン安打最記録をつくったのよりもすごいでしょう。
つーか、NBA選手になったことがこれはもう、言葉では言い表せないほどスゴイのです。

あえて例えてみれば、昔、松岡修三がウェインブルドンのセンターコートに立ったことくらいにスゴイ(ますますわからない??)。

そうですねえ、94年に公開されたドキュメンタリー映画『フープ・ドリームス(Hoop Dreams)』を見てください。これを見るといかにアメリカ人の、それも黒人の若者がNBA選手になるのが難しいのかがわかります。もちろんこの映画の内容が全てではないけですが。

そして最近のNBAの流れとしてシャキール・オニール(去年までロサンジェルス・レイカーズに所属)ヤオ・ミン(中国人選手)をはじめとした背の高い選手をありがたる傾向があるのです。いわゆる「ビッグ・マン」と呼ばれている人たちですね。

なので、こちらの大学で活躍しても背が低いと、NBAのチームトライアルに参加してもなかなかお声がかからないことが多々あるのです。

そんな中、公称5フィート9インチ(だいたい176センチくらい?)の、あえて言えば「小さい」彼がNBAの選手になったということは、これはもう……スゴイでしょ!
最近国際化が進んでいて、アメリカ人以外の人が選手になりやすいと言われていても、スゴイです!

さて試合はといえば、ハッキリいってつまらなかった。
まだ公式戦が始まったばかりとはいえ、あまりにもチーム力の差がありすぎて一体どこで盛り上がったらいいのかしらん? 状態。

25点差がついたら田臥くんが出てくるだろうと思いつつ、ずーっとスコアボードとにらめっこ。得点は20点差を行ったり来たり。20点差というのはある意味多いけれど、ある瞬間にあっという間に縮まってもしまう点差でもあったりするのだ。

ひらがな、覚えましょ。

2004-11-06 09:11:03 | ハーレムってところ
ひらがなを覚えたら次は「てんてん」だよ。
ふう、先は長いねえ。
そして「小さい“つ”」とかさあ。
あ、そのあとは「カタカナ」、待っています。


週2回、ボランティアやっている日本語教師アシスタント。
さすがに子たちもあたしの存在に慣れたのか、教室に入ってくると「オハヨ、ゴザイマス」と声をかけてくる。

仲良くなった男の子とは、黒人同士がやるような手をつかった挨拶(パンと手のひらをたたき合って、絡めて、最後はげんこつでゴンとたたく)をやってみたり。

あたしが手伝っているクラスは3つ。

最初のクラスは10年生のクラスで高校一年生。
彼らのウチ何人かは日本へ行ったことがあったり、将来的には交換留学生になりたいコもいるようで、授業内容も一番進んでいて「ひらがな」はほぼパーフェクト。マジメな子供たちが多い。日本に興味のある子供たちが集まっている(そりゃ中には違うコもいるけれど)。

ところが2番目のクラスはまったく正反対。
「日本語なんてやったって、大学でやらないんだから意味ない」とか「オレはスペイン語がやりたかったのに……(先生がいないから強制的に日本語になった)」とかモチベーションが低いコの多いこと。そして同じく10年生だからある意味反抗期でごさいます。

先生が話しているのに構わず自分のもっているCDを友だちに見せたり、昨日みたテレビ番組の話をしたり。中には爪磨いている女子生徒もいます。でもって手紙回していたりとかね。なんら日本の生徒たちとかわりゃしない。

ただいま彼らは「ひらがな」を勉強中。
今日は「ま行」まできました。

先日は「は行」
HA, HI, FU, HE, HO

ところがこの最後の「HO」の音に生徒は大反応。
というのも英語のこの音の意味する単語は「売春婦」。Hookerが短くなってHOO(ホー)なのですね。
だもんで「ハ、ヒ、フ、ヘ、ホォォォォ」となる。

ホ、の音だけ元気だもんね(笑)。

先生にえらそうに口ごたえしたり、ガムとくっちゃくっちゃ噛んだりしているけれど(なぜガムを噛んで授業に出るのだろうか? いくら注意しても止めないしなあ。これって文化の違い!?)、仲良くなったら「50音、全部言えるよ」と、先生が話しているのも気にしないで披露してくれる。
あまり褒められることじゃないかもしれないけれど(だって、先生の話はキチンと聞かないと!)、かわいい、よ。

「なーんで毎日来てくれないの」
と、言ってくれるのはうれしいけれど、ほら、こちらにも都合っちゅーものがありますから。

まあ、ちょっと検討してみますか。

NYCマラソン、せまっています。

2004-11-06 07:33:59 | ハーレムってところ
マラソンコースを示す旗を取り付け中
初めてみたよ
ごくろう様です


毎年11月第一日曜日はニューヨーク・シティ・マラソンが行われる。

「えー、走ったこと、あるんですか? それも3回も? やっぱり42.195キロ、走るんですか?」って、そうですよ。だってフル・マラソンだもん。

初めて走ったのが2000年。2回目が2001年。この年は9.11の後だったから各ブロックごとにFDNY(消防士)とNYPD(警察官)がいて、ヒューヒュー言われていました。なんてたって彼らがヒーローだったから。
やたら暑い日で、スタートの合図を言うジュリアーニ(当時市長)が「水分の補給を忘れないようにね」と言っていたっけ。
その言葉を真に受けて、水とゲータレードを飲みまくっていたらトイレが近くって大変だった。

普段、ニューヨークでは「お客様以外はトイレはかしません」とレストランでは言われている。誰でもいれちゃって、お客さんが泥棒などの被害にあっても責任が取れないからだ。
ところがランナーは別。胸に付けたゼッケンを堂々と見せればどこへでも入れちゃうのだ。

2001年だったかな。
どうしても我慢ができなくってブルックリンにある某バーへ入った。
昼間だっていうのに開いていて(推定時刻は午後1時くらいかな)、バーで酒を飲んでいる人たちがちらほら。
用を足して外に出ようとしたら「ビールでも飲むか? おごってやるぞ」とバーに座っているおっちゃんに誘われた。

いやあ……あの……飲みたいのは山々なんですが、まだ30キロ近く走らないといけないから無理だよ。
つーか、おっちゃん、胸に書かれているゼッケン、読めてない??

そして実はハーレムもコースに入っているのです。

練習不足で走るのが遅いあたしは、いつもいつも閑散としたハーレムを走っている。
3時間ほどで走る人に話をきけば「ゴスペルが聞こえるんだよ」というじゃあ、ありませんか。
まあ確かに日曜日だしな。

走ってない年はボランティアをやったりして、何かと参加しているけれど今年はまったく参加していないので、ご近所でランナーを応援してみます。

はたしてハーレムではどんな盛り上がりをみせるのだろう?
わくわく。
楽しみだ。

4 more years……とほほ

2004-11-05 16:12:04 | 日記
前、一緒に働いていた白人マーク
今回は一体誰に投票したのかな
チェケダウしなくっちゃ


えー、残念ながら大統領はブッシュに決定。
あの顔をこれから4年も見なくっちゃいけないなんて、とほほ、をとおりこえ、なんといったらいいのだろうか……。
2000年から今日までいいことなんてありましたっけ?

とはいえ、整形しまくり笑顔が怪しいケリーもどっこいどっこいだけど、しかしなあ、ああ。

本日のNYTimesを読んでいたら「どういった人が誰を支持したのか」グラフが出ていました(他の新聞でもやっていた)。

白人は圧倒的にブッシュ。
それに反して黒人は圧倒的にケリー。
でもって同性愛者はケリー。だってブッシュ、同性愛者に対して「非人道的だっ!」と言っていたので当たり前っちゃ、当たり前。

ところで面白かったのが、政策の保健、教育、仕事などに関しては圧倒的にケリーが勝っていたけれど「モラル」は圧倒的にブッシュ。

え?????

ここに関してはどの人種が投票したかには分かれていないので、どのくらいのパーセンテージでどの人種がいれたのかわからない。でも知りたいなあ。

だって「大量破壊兵器があるから」イラクを攻めちゃったり、勝手に某国を「悪の中枢」と言ってみたり、ましてや「成績が悪くたって大統領にはなれちゃうんだよ~」と卒業した大学でどうどう講演したりする人だよ。

でも、それよりもわからないのが「大量破壊兵器はなかった」ことが判明したのに「へ~、やっぱりね」で流してしまった多くのアメリカ国民だよね。つっこまんのかえ、ツッコミは?

アメリカという国は「だってオレたちゃ世界でいっちゃんエライ、強い、牛耳ってまんねん」な人たちで形成されていると言っても過言じゃないわけです。
みんながみんなそうだとは言わないけれど、大学生になるまで、それも個人で選択しない限り地理の勉強をしない教育カリキュラムだそうだ。

教わることはすべてアメリカのことのみ。

「中国と台湾と香港ってどう違うの? え? 香港って昔はイギリスが統治していたの? で、今は中国? へー。でも同じだよね。そういえば、日本って中国の一部じゃない、よね?」

と、去年まで一緒に働いていたゲイの友だち(白人。36歳)に言われたもんなあ……。

外国を旅行していても、同じ英語圏なのに、カナダ人、オーストラリア人にニュージーランド人は優しい、優しい。
「彼女は英語がよくわからないみたいだから、優しい英語で、ゆっくり話してあげて」と言われて旅を続けたモノよ。イギリス人もまあ、やさしいか。

ところがアメリカン。
相手が話せなくたって気にもしない。
「英語が話せないアンタがダメなのよ」な態度、止めてほしいよね。中南米でやるなっての。

いつまでもいつまでもアメリカが全てな中で生きていると、いつか足もとすくわれるぞ。その時期がきているんじゃないの?

まあ、でもねえ、自分の州からも出たことがない人が多いので(とくに中西部など。今回まっ赤になった州たちだよ!)、とにかく自分さえ被害にあわなきゃいいと思っていることでしょうよ。強力保守、だねえ。

とはいえ、今回は前回2000年とは違って国民が選んだわけだから、責任は重大。お手並み拝見。
ニューヨーカーはもはや2008年に向かっているのさ。

*ブッシュに関するおもしろサイト。
http://www.flashplayer.com/music/fuzzymath.html
彼の顔をクリックしてねえん。

このサイト、ヤバイ系が多いけれどブラック効いてて面白いのだ。

大統領選挙投票日です。

2004-11-03 12:51:45 | 日記
ハーレム内の某投票所にて
投票所内を撮ったら
「ダメよ」と怒られました。
スイマセン。
ということで、サインのみです。
ちなみに上から英語、スペイン語、中国語に韓国語。


さて、だだいま大統領選挙の真っ最中です(ニューヨーク時間22時41分)。
今のところブッシュが勝っています。

とはいえ、まだまだわからないけれど、全部で270取った方が大統領になれるわけでして、もはや200取っちゃっているブッシュのほうが勝つ見込みがあるような……。

ニューヨークでの投票時刻はなんと朝の6時から夜の9時まで。
でも9時を待たずにさっさとケリーが勝ちました。
だってニューヨークは「デモクレイトの街(民主党=ケリー派)」ですからね。
でもなぜか州長と市長はリパブリカン(共和党=ブッシュ派)なんだよね。う~む。

今回は友だちの投票についていったのですな。
住所を伝えて投票機に行って、そこに書いてある候補者の名前の横にあるスイッチのようなものを回して終了。
日本のように、紙に候補者の名前を書いたりはしないのです。

なんか遠くからちらっとみたけれど、天幕(のようなもの)の中に隠されていた機械は、タイムカードがぎゅっと詰まっている感じでした(って、わかるかなあ……)。

今回の選挙はいつになく盛り上がり、いろんな人が「選挙に行こう! 投票しよう!」と声を上げていたけれど、果たしてどうなることやら。

ああ、ドキドキ。

でもやっぱりブッシュなのかなあ。

なんでだろう??

Hi, ルーシー!

2004-10-29 07:31:01 | 日記
友だちの似顔絵描き(プロ)が描いたあたし
5分足らずで描き上げました。
"It looks like you!, Akitsu!!"
と友だちに大評判(?)


こんな風に書くと「ちょっと言われたからって、舞い上がってんじゃないの?」と思われるかもしれないけれど、実はよくルーシー・リューに似ているって言われるんです。

アメリカ人に言われるのはまあわかるのですよ。
だってメジャーなアジア系ハリウッド女優っていったらルーシーだけだし、ましてや『チャーリーズ・エンジェル』などに出てくれちゃっているから「アジア人女性=ルーシーだね」な公式がアメリカ人の中にはできあがっているのですね。

これって初期の、中田英寿がイタリアで活躍したときに日本人を見たら、誰かれ構わずとりあえず「ナカタ」と呼んでみたり、イチローの活躍でシアトル付近ではとりあえず「イチロー」と読んでみたりな現象と同じだよね。

ところが今年に入ってもツアーのお客さんから「ルーシーに似てますね」と言われるのですよ。
去年だったら『~エンジェル』の公開があったからわからないでもなかったのですが、まさか日本人の方に言われるとはなあ……。

うれしいやら、なんとお応えしたらいいのか。

ちなみにボランティアで行っている学校の生徒から「ねえ、ルーシーに似てるから、ルーシーね!」と言われ、先日も「Hi、ルーシー、元気?」と声をかけられました。

あたしの名前「akitsu」は覚えるのが大変だから、ま、いいか。
よくアメリカン・ネームはないのか? と聞かれるけれど、今度から「ルーシー」にしようかな……。

う~ん……。

鉛筆で描いてあるので薄くていまいちわかりかねるかも知れませんが、果たして似顔絵とルーシー・リューは似ているでしょうか?


大統領選挙まであと一週間です。

2004-10-26 14:02:37 | 日記
ウェストビレッジで見つけたカボチャの人形。
うーん、ちょっと怖いなあ。
ハロウィン近し、とはいえ……。
メッセージは『Vote or Die』


いよいよ大統領選挙が迫った来た。
テレビの討論会前は「ブッシュ優勢」だったのに、討論会のおかげか(?)じりじり民主党のジョン・ケリーが追い上げてきて、今ではいったいどちらが大統領になるのかまったくわからない状況になってきている。

ええどー。

とはいえ、ブッシュはイヤだけれど、かといってどう考えても「整形しています、わかるでしょ」感のぬぐえないケリーもどうかなあ。って、顔で選んじゃイカンのだが、どっちもどっち。
クリントンやゴアのようなセクシーさに欠ける両候補。

とはいえ、今回はかなり盛り上がっています、選挙。
とくに2000年に選挙権を持っていたのに選挙ができなかった(政府側に謀られて)黒人を始めとしたマイノリティーの人たちの怒りはすざましい。

その筆頭として、今や黒人たちに絶大なる影響力をもっているP.DIDDYがCitizen Changeと叫んですごいキャンペーンを展開中。

自分のもっているブランドで『VOTE or DIE』というTシャツをつくって、ブラック・アーティストに着せたりしている(これがまた、かっちょいいのだ。個人的に彼のブランドは好きじゃないけれど、こいつだけは買いたいと思った。ただのミーハーか?)。

MTVで「どうやって選挙にいくか?」と30分番組をつくって若者に投票させようとしたり、精力的に動き回っているのだ。

ところであたしは知らなかったんだけれど、日本と違って選挙するときに「選挙に行きまっせ」と登録としないといけないんだって。その登録が終わったら11月2日の投票日に投票ができるそうだ。

日本のように家に投票はがきがきて、投票会場に行けばいいのではないそうだ。

だ・か・ら
今回、前回フロリダの件で怒った黒人たちがものすごい数で登録しているらしいのだけれど、その数におののいた共和党の人たち(ブッシュ側)は「コチラが指定した紙の重さに準じてない場合は却下する」とかしないとか言い出したとか。

こそくじゃの~。

そして今年アメリカ市民権を申請している人たちが、大統領選挙まで6万人間に合わないそうだ。

基本的に移民の人たちは民主党(ケリー派)に投票するのですが、今回、東京ドームの観衆の数だけ票が消えるのです。

さ、果たしてどうなるか?
11月2日、目が離せません。

Autumn in NY

2004-10-26 13:22:31 | 日記
今が見頃かなあ。
某テレビドラマのロケ地になっていましたな、
ここ


すっかり秋なニューヨーク。
つーか、めっちゃ寒いんですけれど。
例年なら最高気温は15度はあるのに、あって10度。その上すっかり北風なので体感温度は7度くらい。

あー、でも、去年もプレイオフを見に行ったとき、すごく寒かったからこんなもんなのかなあ。
すっかりダウンコートが活躍中。いいのかいな。
ちょっとでも寒くなると大げさにダウンを着てしまう黒人体質になってしまったのか!?

今年はなんだか冬模様が早い感じ。
でも、例年になく紅葉を楽しんでいるのは気のせいじゃないだろうな。

セントラルパークを歩くにはいい季節です。
(となりにラブ・ダーリンがいれば、さらによし。ちっ)

日本語の先生、大募集中です。

2004-10-24 09:54:59 | ハーレムってところ
ハーレムの、とある場所
草が生い茂っているのだった


ハーレムにある公立の学校で、日本語の先生をやっている方のお手伝いをすることにした。
いつものように、はい、ボランティアです。
あたしの個人的事情によって、週2回だけど、時間は朝の9時から12時過ぎまで。

あたしがお手伝いするのは3時間目から5時間目まで。
え、ちょっと待って、どんな時間割よ? 

だって日本だと10時過ぎからランチを挟んで、5時間目ってだいたい午後イチの授業じゃん。
ところがここの学校は違うのだ(つーか、アメリカがそうなんだろうね)。

3時間目は9時41分から始まって、4時間目との間にはたったの3分しか休憩時間がない。なんでもその3分の間に教室を移動するために使うだけだそう。
どうやらアメリカでは、それぞれ授業によってクラスが変わるみたいだ。
なので、5時間目と言っても終わるのが12時2分。

子どもによっては6時間目がなくって、その時間にランチにあてていたりとするみたい。
なんというのか「集団」を重要視する日本とはエライ違い。

そうか、だからいい意味でも悪い意味でも「協調性」に欠けるってことなのかしらん? なんて。

ところでここの学校、日本語の先生を大募集中らしい。
「やりませんか? 簡単ですよ」って……だって日本語を英語で教えるわけでしょ。授業を見ていてすんげー難しそうなんですが……。つーか、日本語自体が難しいっての。

「そうですね。日本語は英語よりも難しいですよね。はっはっはっ」

って、さあ……。

うん、でもなんだかおもしろそうだから、資格だけでも取ってみようかな。

ボストン、おめでとう!!!!

2004-10-22 12:03:50 | めっちゃ好きやねん、スポーツ!
3累側ベンチ裏付近
こんなにもボストンファンがいたなんて
チケット代はいくらだったんだろう?


またしても野球ネタです(笑)。

86年間の大リーグの歴史の中で、チャンピオンシリーズ(7戦中4勝したほうがワールド・シリーズに行ける)で3連敗から4連勝したチームは、あとにも先にもこのボストン・レッドソックスが初めてだそうです。

アイス・ホッケーでは過去2回あったそうですが、大リーグとNBAバスケットにはなかったそうな。

いやあ、それにしても……素直にうれしいです。

昨年もヤンキースと戦ったチャンピオンシリーズの最終戦、ゲーム7を見に行きましたが、最後の最後にサヨナラHRを打たれて逆転負け。ヤンキースファンからは「呪いはとかれやしないんだ」とさんざん言われたのです。バカにされ続けていたのです。

しかし、まさかこんなある意味一方的な展開になるとは思ってもいませんでした。
とはいえ、延長につぐ延長で、両チームには「お前にまかせりゃ安心だ」と言える絶対的ピッチャーがいなかったので、点を取っても「安心できない=乱打戦な予感」だったのです。何点取ったら大丈夫なのかわからなかったのです。

早い回にボストンが6点とったけれど、昨年だった8回の裏に同点に追いつかれたし、今年の試合だって9回に同点延長になったりしているので、本当に終わってみないことにはわからない状況だったのです。

今年は昨日の試合を入れて3回ほど対ボストン戦を見に行きましたが、去年よりも確実にボストンファンがヤンキー球場に居たような気がします。
とくに昨日、どこともなくから聞こえてきたLet's go BOSTON!には驚きましたがな。

だって、ここはヤンキー球場でっせ。自慢じゃないですが、今年は20試合近く見たのですよ、ここで(蛇足でメッツの試合は7試合くらいかなあ……メッツファンなのに(涙))。
そのあとにヤンキースファンの「Boston suck!」の叫びがむなしく聞こましたよ……。負け惜しみとでも言うのでしょうか……。

あたしが試合を見た席は、バックネット裏の一番上。定価71ドルで売っている席です。が、どうやら250ドル以上で取引されていたようですね(あたしがいくら払ったかはナイショです)。

ちなみに8回裏が終わった時点で、3塁側ベンチ近くの席へと移動しました。
やはりグランドの近くで見たいので。
そして、ぞくぞくとボストンファンが集結してきたのでした。

9回の表が終わって、いよいよあと9回の裏のみ。
さすがのヤンキースも7点差をひっくり返すことは無理な様子(だからリベラが出てきたときは驚いたよ)。

3塁側ベンチ裏はボストンファン一色。
行ったことはないけれど、そこはまるでボストンの本拠地のようでした。

試合が終わって、球場に流れた『ニューヨーク・ニューヨーク』

去年はヤンキースファンがグランドに流れ込んで、リベラがマウンドで泣き崩れていたのに、今年はまったく反対のことが起きて、ボストンの選手がグランドで抱き合っている。

これでワールド・シリーズです。
マンハッタンにもボストンファンが集まるバーがあるので、そこに行って応援です。

ううううう、うれしいよう。

さて、ヤンキースは来年に向けてどういった展開をみせるのか。
楽しみですね(少しは謙虚になるのかな。ならないだろうな)。