こんなにもボストンファンがいたなんて
チケット代はいくらだったんだろう?
またしても野球ネタです(笑)。
86年間の大リーグの歴史の中で、チャンピオンシリーズ(7戦中4勝したほうがワールド・シリーズに行ける)で3連敗から4連勝したチームは、あとにも先にもこのボストン・レッドソックスが初めてだそうです。
アイス・ホッケーでは過去2回あったそうですが、大リーグとNBAバスケットにはなかったそうな。
いやあ、それにしても……素直にうれしいです。
昨年もヤンキースと戦ったチャンピオンシリーズの最終戦、ゲーム7を見に行きましたが、最後の最後にサヨナラHRを打たれて逆転負け。ヤンキースファンからは「呪いはとかれやしないんだ」とさんざん言われたのです。バカにされ続けていたのです。
しかし、まさかこんなある意味一方的な展開になるとは思ってもいませんでした。
とはいえ、延長につぐ延長で、両チームには「お前にまかせりゃ安心だ」と言える絶対的ピッチャーがいなかったので、点を取っても「安心できない=乱打戦な予感」だったのです。何点取ったら大丈夫なのかわからなかったのです。
早い回にボストンが6点とったけれど、昨年だった8回の裏に同点に追いつかれたし、今年の試合だって9回に同点延長になったりしているので、本当に終わってみないことにはわからない状況だったのです。
今年は昨日の試合を入れて3回ほど対ボストン戦を見に行きましたが、去年よりも確実にボストンファンがヤンキー球場に居たような気がします。
とくに昨日、どこともなくから聞こえてきたLet's go BOSTON!には驚きましたがな。
だって、ここはヤンキー球場でっせ。自慢じゃないですが、今年は20試合近く見たのですよ、ここで(蛇足でメッツの試合は7試合くらいかなあ……メッツファンなのに(涙))。
そのあとにヤンキースファンの「Boston suck!」の叫びがむなしく聞こましたよ……。負け惜しみとでも言うのでしょうか……。
あたしが試合を見た席は、バックネット裏の一番上。定価71ドルで売っている席です。が、どうやら250ドル以上で取引されていたようですね(あたしがいくら払ったかはナイショです)。
ちなみに8回裏が終わった時点で、3塁側ベンチ近くの席へと移動しました。
やはりグランドの近くで見たいので。
そして、ぞくぞくとボストンファンが集結してきたのでした。
9回の表が終わって、いよいよあと9回の裏のみ。
さすがのヤンキースも7点差をひっくり返すことは無理な様子(だからリベラが出てきたときは驚いたよ)。
3塁側ベンチ裏はボストンファン一色。
行ったことはないけれど、そこはまるでボストンの本拠地のようでした。
試合が終わって、球場に流れた『ニューヨーク・ニューヨーク』
去年はヤンキースファンがグランドに流れ込んで、リベラがマウンドで泣き崩れていたのに、今年はまったく反対のことが起きて、ボストンの選手がグランドで抱き合っている。
これでワールド・シリーズです。
マンハッタンにもボストンファンが集まるバーがあるので、そこに行って応援です。
ううううう、うれしいよう。
さて、ヤンキースは来年に向けてどういった展開をみせるのか。
楽しみですね(少しは謙虚になるのかな。ならないだろうな)。
最近では松井に対する日本のマスコミの対応がいやで、ますますキライさに拍車がかかっております。
2001年までは、けっこう純粋にヤンキースを応援していたんだけれどね(言っておきますが、わたしはメッツファンなんですよー)。
ただいまWCの第1戦が行われています。田口がスタメン。すごい。そして1回の裏にボストンが4点入れてリードしております。