手書きカリブ海隈地図です。
でも要領が大きかったので小さくカット(涙)
毎年9月第1月曜日は「レイバーデイ」なる休日。でもって、これをもって「はい、夏は終了よ、よござんすね」と知らせてくれる日でもある。
だもんで、コニーアイランドにある遊園地もこの日が最後。ビーチで遊ぶのも最後。とにかく翌日からは、いくら暑くても「夏満喫!」イベントは一切できないのである。
そして、ブルックリンで『ウエスト・インディアン・アメリアカン・デイ・カーニヴァル・パレード』が行われる日でもあるんだ。
長いですね(笑)。つまりは「カリビアン」の人たちのパレードなんです。
地図にある島々の方たちが、歌って踊って呑んで食って「見てや! これがおらが国の文化じゃけん!」とはじけまくる日でもある。とにかくすごいのだ。どれだけすごいかというと、毎年興奮しまくちゃった人が発砲して、誤って人を殺してしまうくらい(どさくさに紛れて、日頃気に入らない奴を殺すこともある)。
今年はそういった事故がなかった、初めての年だったんですね。
で、あたしも初めて行ってきました。
というのも仕事の関係で行けなかったんです。
感想は? といえば
面白かったがな、奥さん!
です。
なーんか、懐かしかったわ、あのノリ。楽天的でさ。
売っている食事も美味しそうだったし(自分が食べたのは外れてしまった(涙))。久々に飲んだサトウキビ・ジュースも懐かしかったわ。キューバとブラジルのバイーアにいるとき、毎日のように飲んでいたからね。
しかしカリブ海に浮かぶ島って、本当にたくさんあるんだよね。
知らない国旗がたくさん。
いっとき、バハマを筆頭にしてベネズエラまで、1年かけてカリブの島を移動(つまりは旅行ですね)する計画を練っていたんだよなあ。
では簡単に説明でも。
(1)の
バハマといえば、新婚旅行からスキューバと、とにかく有名ですね。
(2)の
キューバ。ねえ、なーんでないの? 彼らの国旗? やっぱり共産圏だから? マイアミからやってこないのか? (マイアミにキューバ人のコミュニティーがある)
(3)の
ケイマン諸島。こちらもなかったかな。
(4)はご存知
ジャマイカ。一番多かったのではないでしょうか? 至る所にジャマイカ料理の売店あり。カリブといえば「ジャマイカ」そんな感じ。
(5)は今年独立200年を迎えた
ハイチ。盛り上がりかたが半端じゃなかった。
(6)はハイチのお隣
ドミニカ共和国。あたしが初めていったカリブ海に浮かぶ島。この人たちもあまりいませんでしたね。だって独自のパレードもっているもん。
(7)なんだ、
プエルト・リコって、ここにあったのね。と、今さらながら納得。もっとアメリカ沿いかと思っていたの。彼らにもパレードは必要ありません。マンハッタンの5番街でパレード毎年やっているからさ。
(8)は
アンティグア。初めて国旗をみました。かわいいの。個人的に「アンティグア」と聞けば、グアテマラにある都市だと思ってしまうのだった。
(9)は
セント・ルシア。いやー、知りませんでした。すいません、それだけです。
(10)きたよ、
トリニダード・ドバコ。この国の人たちも多かったです。あんなにもベネズエラに近いとか、カリプソという音楽はここからやっていたのかとか、個人的には思い入れの深い島であります。スチールパンドラムでも有名ですね。
もちろん、今説明した以外にもたくさんあります。
中には……
●
ベリーズ。いや、きみら、中米の国やん。
●
パナマ。だから、アンタも中米でしょ。そ、運河のあるところ。
カリブに面しているし、歴史的にもたくさんの黒人たちが流入しているのだ。
そして実は、パナマ・シティー(パナマの首都)に泊まった場所は、安い(そのぶん治安も悪い)黒人居住区内。そこで教会のやっていたミサを見たけれど、ゴスペルのように陽気だった。それが、あたしが初めてみた黒人宗教。
ん、もう、来年も何がなんでも行くがな。