ハーレムうっちゃり通信

ニューヨークのハーレムに住みだして早ン年。ハーレムやニューヨークのことをだらだら書きつづらせていただきやす。

英語教師の彼氏、欲しいですか?

2004-11-30 14:19:35 | ♪勉強しまっせ、いんぐりっしゅ♪
ものうげだった中国人のおにーさん
何を考えていたのかしらん。
彼女のこと、ですか?


英語を手っ取り早く勉強するなら恋人をつくれっちゅーのが鉄則だけど、これがまた、なかなか大変なのですわ。

自分が話せる英語のレベルと日本語のレベルが違うから、言いたいことがうまく伝えられないと、とーってもイライラするのよ。
「オレは理解があるから」と言われても、会話するたびに辞書ひきひきじゃ、いくらなんでも堪忍袋の尾は切られても仕方ないよね。そういった状況をいつまでも楽しんでくれるほど、広大なる海のような心の持ち主をさがすのは至難のワザでございます。

「愛があれば言葉なんて。大切なのはハートよ、ハート」

って、だからー、その「愛」ちゅーものを育むために必要なのが「言葉」じゃないのかしらん??

んでもって、やはり「まともな英語」を覚えたいからということで「英語の先生」とつきあってみると、それはそれで大変らしい。とくにケンカしたときが。

というのも「キミが言いたいことはわかるけれど今の文法、間違っているよ」なんて言われて「正しくはこう言うんだよ」なんて冷静に言われちゃうんだって!

まさに火に油を注ぐというのか、怒りは沸点に到達するそうだ。

いや、わかる、それ。
言いたいことがうまく言えない上に「文法、間違っている」なんて言われた日にゃ星一徹ばりに「じゃかましいわっ!」とちゃぶ台をひっくり返したい気分になるよ。

わかってんだったらいいじゃねえかっ!

と、逆ギレすること請け合いですね(笑)。

とこれはカナダに留学していた、ツアーのお客さんのお話。
けっこう早い時期に別れてしまったそうです(あらら)。

最近のお話として、日本の英会話学校の先生とつきあいだしたJさんは「彼氏がスイス人なので、お互い英語が第1言語じゃないので、けっこう大変です(笑)」と言ってらっしゃいました。

うーん、うーん、それもなあ……。

といって、こっちに住んでいるアメリカ生まれ育ちだったらいいのかというと、そうじゃないしね。だってわからない言葉がやっぱり多いわけで(どう考えたってボキャブラリーは足りないのだよ)、その単語を辞書ひかずに説明してくれる人がいいわけですよ。

つまり国語のできる人がよろしい!

と書いて思った。

あたし、国語、不得意だった!じゃん……。

あいたたたたたた。

そうか。
国語が不得意だったから英語がなかなか上達しないんだ!

それに、あまり日本語で日本語単語の説明、できないじゃん、あたし。

うわー、盲点!!

あ、それでも相手にやはり甘えちゃうのさ。自分のことは、しっかり横においておくのです。はい。
できれば「言い回し」の面白い人が、さらによし、ですね。


ちなみに、今の彼氏はがんばって説明をしてくれますが、どうしてもわからーんといった顔をすると、ため息まじりに「辞書ひいて……」と言います。

そういえば先日ケンカしたときに「理解しようとしたけれど、英語になってなかったよ」と言われ、血が逆流しましたねえ……

くそー、くそー、くそー、クソー

いつかいつか、英語でぎゃふんと言わせたるじょ。

タイトル、変えました。

2004-11-19 07:23:44 | 日記
My LOVEアイバちん
知人からは「もう輝きを失ったよね」と
ひどいこと言われています(涙)
ぬわんですってえええええっ!?
彼の輝きは永遠よっ(笑)


ブログのタイトルを変えました。
自分でつけたとはいえ『In da Harlem』って、イマイチわかりにくいじゃん、やっぱ(笑)。

やはりタイトルで「これなのねっ!」と拳を握ってもらえる、わかりやすいものじゃないとね。ベタが一番です。

ということで『ハーレムうっちゃり通信』として再出発です。
って、書く内容はかわらないんだけれど(笑)。

お手数ながらブックマークしてくださっているエンジェルのようなみなさま、タイトル変更をよろしくお願いいたしますです。

それでは今後ともよろしくお願いいたしますです。
ぺこり。

今季の自転車ツアー、終了しました。

2004-11-16 11:16:05 | 日記
ウチの近所の公園内に置かれていたAir Jordan
これは一体なんの意味があるのな。
何かのサイン、かな。


あたしが手伝っている貸し自転車屋さんがやっている「ハーレム自転車ツアー」が、この14日をもって今季は終了。

いや~、寒いんですよ、今年のニューヨーク。
なんか寒くなるの早くなっているような。
やはり寒いと身体がほぐれなくって、自転車乗っていてもツライのなんの。
さすがに気温3度とかでは走れません!(走れるけれどさ。走りたくない、の間違いですね(笑))

口コミやインターネットのおかげなのか、去年よりもたくさんお客さんがお見えになり、たくさん楽しい方たちと会えましたわ。勉強もさせていただきました。

来年の3月まで、ちょこっと自転車はお休み。
参加されたみなさん、ありがとうございました。

変わりに今、『Sex and the City』のロケ地めぐりツアーなんぞを考えていますので、興味のある方は連絡ください(笑)。
詳しいことは、ここでも連絡します。

って、ただの宣伝かよ~。

あ、ちなみにあたしはエイダン派でござるのよ。
あのような方はニューヨークではなかなか会えません。
ビッグのような「コミットメントなんてさ~」な人は、たくさんゴロゴロ転がっています。
キャリーはビッグと「うふ♪」な関係で落ち着いたけれど(あれ、日本では終わっているはずだよね~WOWOWで)、似たような状況で、泣きながら別れた友だちがいますから。

そういえば最近、あたしがお邪魔しているこのブログ、リアル『Sex and the City』で面白いですがね。

ねえねえ、彼氏、いる?

2004-11-14 14:39:43 | ハーレムってところ
幾つになっても女をくどくことを忘れません。
それが彼らの礼儀というのか、なんつーか。
しかし元気だよねえ、みなさん。
ちなみにこのタイコたたきおじさん。
いつも逢っていたのに会話、したことなかったね。
なんででしょう??
来年っつーことで。


最近は「アジア人女性ブーム」なのか、それともただ単にあたしの髪の毛が長いからなのか、ご近所で、よく、お声がかかります。

はっきりいいまして、ショート・カットのときは面白いように無視されていたんだけれど(友だちに言わせると「細いから後ろ姿は少年のよう」というのもあったのでしょうね。「オ・ン・ナ感、ゼロ」時代)、髪の毛が伸びるにつれて、お声がかかる率、増えました。

なんてわかりやすいのでしょうか。

先日、ご近所の酒屋に行ったら、たまたま「レミーマルタン(ブランデーですね)」のプロモーションをやっていました。
なんでもただのブランデーだけじゃ売れないのか『RemyRed』と名を付けて、香り付きブランデーを売る作戦のようです(苺味だの、グレープ・ベリーだのと、なんだか軟弱だねえ。それを使ってマティーニを作ってくれ作戦のようです)。

プロモーションをやっているお姉さんから「あなたのような素敵な人を捜していたの。一緒に働かない? ここに連絡して」となぜか彼女が所属している(であろう)事務所の名刺をもらったり、いつもだったら「なんでアジア人が」と愛想のないキャッシャーのお兄さんからも「ウチのボスが人を捜しているんだ。キミのような美人をね」と言われてみたり。

なんなんでしょう。
愛想いいなあ、おい。
すっぴんのあたしなのにねえ。

でもまあ、悪い気はしません。
いつもいつも応援ありがとう。あなたの声援で、あたしは今日も輝いているわ♪

そんな、アイドルのような気分になって「ありがとう」とにっこり一言です。

その一言に機嫌をよくしたのか、キャッシャーの彼(オマー・エプス似)が一言「ねえねえ、彼氏、いる?」と訊いてきた。

「いるけど……なんで?」と、ぶっきらぼうに答えると「彼女、探しているんだ。キミのような、美人をね」と、また言いやがる。

はあ、さいでがんすか。

そんなさあ、いつもいつも愛想が悪いのに、プロモーションのお姉さんが声をかけて「じゃあ、オレも一発声かけておくか」な人に言われて誰が「OK! わかったわ、ハニ~♪」するかちゅーの。

まあ、彼らも声をかけてなんぼ、な世界ですから(ダメもととでもいうのでしょうか)、あたしもさらりと流して「うむ、今日も掛け合い漫才したな」気分でお終いです。

日本からやってきたお客さんが「素敵だって言われてどうしましょう!」と盛り上がっていらっさったりしますが、それって日常茶飯事なことですので、うかれないようにしてくださいね。

パッ、Pan Panがっ……全焼しました。

2004-11-11 15:30:43 | ハーレムってところ
火事から一夜明けたPan Pan
きな臭かったです。
一度も行ってないじゃんっ!
ああ……後悔……!!


何度も何度も登場しますが、好きなニュース番組にNY1というのがあるんですわ。
オール・ローカル・ニュースで10分毎に当たらない天気予報を流し(笑)、ニューヨーク5区の小さな事件をマイナーがアナウンサーたちが送ってくれるという。
ここのアナウンサーたちがメジャー局(CBSを初めとした4大ネットワーク)に移動したら、友だちと大騒ぎです。

もし日本に帰ることになったら10時間くらい録画してまでもって帰りたいくらいお気に入りな番組。

さて今朝、いつものように起きて画面左下に出る時刻と気温をチェックしていました。
おや、どうやらハーレムで夜中に火事があったようで……。

とはいえ「ハーレム」っていったてねえ、広いから画像見ただけじゃわからない場合が多いのよ。それにほとんどながらで見ている場合が多いからさあ、英語も半分も入ってくればいいのです。

ところがなんか記憶にある光景が広がっているじゃあありませんか。
これってPan Pan!?

そうなのです。
Pan Panはハーレムのレノックス・アベニューにある(あった、か)ソウルフード・レストランなのです。
ここはオレンジ色に塗られたU字型したテーブルがあって、妙に味のあるレストランだったのです。

ウチから微妙に遠かったのと(って、そんなに遠いわけじゃないし、交通の便のいいところにあったしなあ)なーんか「今度入ろう」と、前を幾度となく通り過ぎて行ったのでした。
いや、待て。一度マフィンかなんか買ったことあったんじゃないのかな。確かまだハーレムに住む前に。

ここはですね、アリシア・キーズが『You Don't Know My Name』という曲のミュージックビデオに使ったお店でもあるのですよ。
初めてビデオを見たとき「おっ、Pan Panじゃん!」と一人で勝手に興奮したのを思い出します(彼女のビデオにはハーレムがよく出てきます)。

しかしなあ「今日じゃなくたっていいや。今度行こう」なんて思っていたらこの始末。
やっぱり「思い立ったが吉日」じゃないけれど「次回(明日)はない」な気持ちでいないと、こうやってミスしちゃうものがでてきちゃうんだね。

わかっちゃいるけど……♪

いやいや。肝に銘じます。

明日があると思うな。



それにしても、またハーレムの古き良き歴史がひとつ消えていったように思います。

ハーレムはいったいどこへゆくのだろう……。


知人の堂本かおるさんがよくこちらを利用されていらっしゃって、今回かおるさんのHP内エッセイに詳しいことを書かれています(「ハーレム」をクリックしてください)。
また知人弘恵ベイリーさんも昔コチラでPan Panを紹介しています。

田臥くん、コートに参上です!

2004-11-10 13:04:24 | めっちゃ好きやねん、スポーツ!
ああ、もう、デジカメって反応が遅くってイヤになる!
って、あたしのウデも悪いのか。
右のほうに「1番」、見えますか?


さて、試合のほうは田臥くんが所属する『フェニックス・ザンズ』がどう転んでも勝つことが決定になった瞬間、田臥くんがジャージを脱ぎ初めました。

一緒に行った友だちと「おおっ、出てくるかっ!!」とエキサイト。
まあ、得点差は30点近くあったし、残り時間も3分ほどなので、相手チームにマイケル・ジョーダンやシャック、コービーなどの一流プレイヤーがいない限り逆転はあり得ないので、あとは経験を積ませるということで、当たり前のことと言えば当たり前なんですが……。

実はあたしが座った席は前から5番目(性格には9番目)になるのです。正規料金は120ドルもしたのですが、なぜか20ドルで購入。
そして田臥くんが出てきたので、正面へと席を移動。

テレビを見ていた人ならおわかりかもしれませんが、この試合で一番盛り上がったのが実は田臥くんが出てきたときです。
もちろん会場には日本人観客が多かったせいかもしれません。とはいえ……信じられません。

ちなみにネッツの試合で日本人を見かけることはほとんどと言っていいほどないです。だってニュージャージー・ネッツ。よほどの物好きじゃない限り見に行きません。
あたしも「チケット代おごるから」とか、大好きなアレン・アイヴァソンを見に行ったりとか、それくらいです。だいたいファイナルで、それも相手がレイカーズだってのに当日券が買えたというくらいなチームです(それでいいのか?)。
イマイチ、ぱっとしない、華になる選手がいないんですよねえ……ジェイソン・キッドでもダメか(ちょっと派手さに欠けるしねえ)。

さて、そんな会場におしゃれな日本人がたくさん。
田臥くんが出てきたときに「信じられねえよ」とどこからか日本語で聞こえてきたけれど、まさにその通りですね。

彼がボールを持つと会場はどよめきます。
前に座っていた白人のお兄さんは頬をまっ赤に染めながら興奮していました。
「奴は日本人だよっ!」とどこからか英語で聞こえてきたり。

彼のスピード感溢れる動きに観客は興奮ぎみ。
レイアップのシュートを外したときもため息が漏れました。

あたしはアメリカ、ニューヨークに来て、いろいろな試合を生で、テレビで見てきました。手に汗握る、スポーツならではの醍醐味をたくさん味わってきたと言っていいでしょう。

イチローが初めてヤンキー球場に来て打席に立ったとき。
2001年。大リーグのプレイオフが初めて11月に入り、その打席に立ったデレク・ジーターが打ったホームランも素晴らしかったです。
2000年から2001年にフィラデルフィアまで通って(それもダフ屋ですごい高いチケットも買ったりした)76ersのプレイオフを見続けました(ファイナルでレイカーズに惨敗。涙)。
それ以外にもたくさん、たくさん思い出はあります。

でも、でも、でもっ!
この日は本当に涙が出るほど、身体の芯から震え上がるほど感動しました。

がんばれ、田臥くんっ!!

って、この時点でスタメン落ちしているのかなあ。
ってことは、1月くらいにあるニックスとの試合にはいないってこと???

田臥くん、見てきました。

2004-11-10 12:23:46 | めっちゃ好きやねん、スポーツ!
画面に小さく田臥くんがいるんです。
真ん中の、黒い(つーか、濃い紫色)
ジャージを着ている人。
試合開始前の練習風景です。


ちょっと遅いですけれど、この間の土曜日(11月6日)に、ニュージャージーネッツとの試合にやって来た田臥くんを見てきました。

どうやら日本で今一番話題の男のようですが、そりゃそうでしょっ! いくらスポーツに興味なくとも今どき『タブセ』の名前を知らないのはモグリってやつ??
って、日本での報道の仕方を知らないのでなんともいえませんが、彼はとにかくエライ、スゴイです。

一体誰に例えられて報道されているのか想像がつきませんが、どのくらいスゴイかというと、この間イチローがシーズン安打最記録をつくったのよりもすごいでしょう。
つーか、NBA選手になったことがこれはもう、言葉では言い表せないほどスゴイのです。

あえて例えてみれば、昔、松岡修三がウェインブルドンのセンターコートに立ったことくらいにスゴイ(ますますわからない??)。

そうですねえ、94年に公開されたドキュメンタリー映画『フープ・ドリームス(Hoop Dreams)』を見てください。これを見るといかにアメリカ人の、それも黒人の若者がNBA選手になるのが難しいのかがわかります。もちろんこの映画の内容が全てではないけですが。

そして最近のNBAの流れとしてシャキール・オニール(去年までロサンジェルス・レイカーズに所属)ヤオ・ミン(中国人選手)をはじめとした背の高い選手をありがたる傾向があるのです。いわゆる「ビッグ・マン」と呼ばれている人たちですね。

なので、こちらの大学で活躍しても背が低いと、NBAのチームトライアルに参加してもなかなかお声がかからないことが多々あるのです。

そんな中、公称5フィート9インチ(だいたい176センチくらい?)の、あえて言えば「小さい」彼がNBAの選手になったということは、これはもう……スゴイでしょ!
最近国際化が進んでいて、アメリカ人以外の人が選手になりやすいと言われていても、スゴイです!

さて試合はといえば、ハッキリいってつまらなかった。
まだ公式戦が始まったばかりとはいえ、あまりにもチーム力の差がありすぎて一体どこで盛り上がったらいいのかしらん? 状態。

25点差がついたら田臥くんが出てくるだろうと思いつつ、ずーっとスコアボードとにらめっこ。得点は20点差を行ったり来たり。20点差というのはある意味多いけれど、ある瞬間にあっという間に縮まってもしまう点差でもあったりするのだ。

ひらがな、覚えましょ。

2004-11-06 09:11:03 | ハーレムってところ
ひらがなを覚えたら次は「てんてん」だよ。
ふう、先は長いねえ。
そして「小さい“つ”」とかさあ。
あ、そのあとは「カタカナ」、待っています。


週2回、ボランティアやっている日本語教師アシスタント。
さすがに子たちもあたしの存在に慣れたのか、教室に入ってくると「オハヨ、ゴザイマス」と声をかけてくる。

仲良くなった男の子とは、黒人同士がやるような手をつかった挨拶(パンと手のひらをたたき合って、絡めて、最後はげんこつでゴンとたたく)をやってみたり。

あたしが手伝っているクラスは3つ。

最初のクラスは10年生のクラスで高校一年生。
彼らのウチ何人かは日本へ行ったことがあったり、将来的には交換留学生になりたいコもいるようで、授業内容も一番進んでいて「ひらがな」はほぼパーフェクト。マジメな子供たちが多い。日本に興味のある子供たちが集まっている(そりゃ中には違うコもいるけれど)。

ところが2番目のクラスはまったく正反対。
「日本語なんてやったって、大学でやらないんだから意味ない」とか「オレはスペイン語がやりたかったのに……(先生がいないから強制的に日本語になった)」とかモチベーションが低いコの多いこと。そして同じく10年生だからある意味反抗期でごさいます。

先生が話しているのに構わず自分のもっているCDを友だちに見せたり、昨日みたテレビ番組の話をしたり。中には爪磨いている女子生徒もいます。でもって手紙回していたりとかね。なんら日本の生徒たちとかわりゃしない。

ただいま彼らは「ひらがな」を勉強中。
今日は「ま行」まできました。

先日は「は行」
HA, HI, FU, HE, HO

ところがこの最後の「HO」の音に生徒は大反応。
というのも英語のこの音の意味する単語は「売春婦」。Hookerが短くなってHOO(ホー)なのですね。
だもんで「ハ、ヒ、フ、ヘ、ホォォォォ」となる。

ホ、の音だけ元気だもんね(笑)。

先生にえらそうに口ごたえしたり、ガムとくっちゃくっちゃ噛んだりしているけれど(なぜガムを噛んで授業に出るのだろうか? いくら注意しても止めないしなあ。これって文化の違い!?)、仲良くなったら「50音、全部言えるよ」と、先生が話しているのも気にしないで披露してくれる。
あまり褒められることじゃないかもしれないけれど(だって、先生の話はキチンと聞かないと!)、かわいい、よ。

「なーんで毎日来てくれないの」
と、言ってくれるのはうれしいけれど、ほら、こちらにも都合っちゅーものがありますから。

まあ、ちょっと検討してみますか。

NYCマラソン、せまっています。

2004-11-06 07:33:59 | ハーレムってところ
マラソンコースを示す旗を取り付け中
初めてみたよ
ごくろう様です


毎年11月第一日曜日はニューヨーク・シティ・マラソンが行われる。

「えー、走ったこと、あるんですか? それも3回も? やっぱり42.195キロ、走るんですか?」って、そうですよ。だってフル・マラソンだもん。

初めて走ったのが2000年。2回目が2001年。この年は9.11の後だったから各ブロックごとにFDNY(消防士)とNYPD(警察官)がいて、ヒューヒュー言われていました。なんてたって彼らがヒーローだったから。
やたら暑い日で、スタートの合図を言うジュリアーニ(当時市長)が「水分の補給を忘れないようにね」と言っていたっけ。
その言葉を真に受けて、水とゲータレードを飲みまくっていたらトイレが近くって大変だった。

普段、ニューヨークでは「お客様以外はトイレはかしません」とレストランでは言われている。誰でもいれちゃって、お客さんが泥棒などの被害にあっても責任が取れないからだ。
ところがランナーは別。胸に付けたゼッケンを堂々と見せればどこへでも入れちゃうのだ。

2001年だったかな。
どうしても我慢ができなくってブルックリンにある某バーへ入った。
昼間だっていうのに開いていて(推定時刻は午後1時くらいかな)、バーで酒を飲んでいる人たちがちらほら。
用を足して外に出ようとしたら「ビールでも飲むか? おごってやるぞ」とバーに座っているおっちゃんに誘われた。

いやあ……あの……飲みたいのは山々なんですが、まだ30キロ近く走らないといけないから無理だよ。
つーか、おっちゃん、胸に書かれているゼッケン、読めてない??

そして実はハーレムもコースに入っているのです。

練習不足で走るのが遅いあたしは、いつもいつも閑散としたハーレムを走っている。
3時間ほどで走る人に話をきけば「ゴスペルが聞こえるんだよ」というじゃあ、ありませんか。
まあ確かに日曜日だしな。

走ってない年はボランティアをやったりして、何かと参加しているけれど今年はまったく参加していないので、ご近所でランナーを応援してみます。

はたしてハーレムではどんな盛り上がりをみせるのだろう?
わくわく。
楽しみだ。