diary-日々の覚書

日々感じたことの覚書です

ロケット

2009年11月26日 | 独り言
寒いですね~我が家の板の間はジンジン冷たくて、靴下と分厚いルームシューズで保護してやらねば私の足の指10本は悲鳴を上げそうです。
動物が冬籠りをするように、秋の終わりは人もモコモコ着込みだして建物から建物への移動というような生活になってきますね。

あんまり寒いし、ちょっと動きもノロノロしてしまうし、何となくパッとしない谷間な時期であるようで、クリスマスやら大晦日やらお正月やら派手なイベントはまだ少し遠い・・今は話題がありませんのよということで、ここは少しだけ時間を巻き戻して今年の秋の初めのお話をしようと思います。あれは9月だったかなぁ~日本の小さな島でロケットの打ち上げがありました。ニュースなどで御存じの方もおられると思います。私もあ~無事打ち上げが完了したのねぇと♪ふふ~ん♪というような気持ちでそのニュースを見ました。それから少し置いたある日、パソコンで遊んでいると偶然YouTubeで、その時のロケット打ち上げの模様を撮った動画が公開されているのを見つけることが出来ました。一般の方が記念に撮影された動画なんでしょうかねぇ。大勢の人々が集まって無人のロケットが宇宙へ旅立つのをお見送りです。

Launch of H-IIB TF-1


どこか未開の地へ旅立つものを見送るのってお目出度いようなうれしいような気持になります。人が簡単に行くことが出来ない場所へ旅立つ無人ロケットは、勇気だとか大志だとかを胸に抱いて2度と帰れないかもしれない冒険に出かける冒険者のように見えて、見送る人々の心を高揚させるんですね。

「もうこの人とは2度と会えないかもしれないんだなぁ」という別れをお互いが生きている状態で経験することがなくなったように思い、そんなちょっとがんばればまた会えるかもネ!な日常の中で生活出来ている私も、「さようなら!さようなら!がんばってね!」というような気持ちをロケットの旅立ちを見ることで追体験しているような気がします。

大海原を旅立つ君っていうんでしょうかね。