所司一門将棋センター (青砥店)

所司一門将棋センターは津田沼店、青砥店があります。

2月後半の有段者クラス教室

2018-02-26 20:46:30 | 有段者クラス教室
今日は2月後半の有段者クラス教室の日です。講師は私、渡辺弥生が担当しました。今月から門下の棋士の皆さんと交代で講師をつとめます。ふなれではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

今日参加してくださった生徒さんは7名です。
前半の大盤解説は、居飛車穴熊対三間飛車の実戦譜をご紹介しました。序中盤は居飛車穴熊ペースの戦いでしたが、終盤に振り飛車も竜を切って穴熊に食いつけば大変な勝負だったのではないかと思います。竜を切るタイミングというのはとても難しいですが、常に狙いとして頭の片隅に置いておくことが大切です。

後半の指導対局は二枚落ちが5名、飛車香落ちが1名、平手が1名でした。皆さん序盤しっかりと指されて、中終盤も急所に手がいき、とても強かったです。目に付くような悪手がない点も、とてもいいところだと思います。最善手がわからないときも、焦らずに80点の手を続けられるのは実力のある証拠。これからも自信を持って指しましょう。

また3月の有段者クラスもよろしくお願いいたします。

2月後半土曜日の中級クラス教室と棋王戦第2局の大盤解説

2018-02-25 19:34:18 | 中級クラス教室
2月後半土曜日の中級クラス教室です。
今日は生徒さんは少なく3人でした。
津田沼店の中級クラス教室もこなして、青砥店に来ました。



大盤解説はレッスン5のポイントからです。
テーマは居飛車対振り飛車の四間飛車についてです。
角交換や飛車交換や飛車角総交換がどちらが有利なのかがテーマです。
居飛車対四間飛車の基本局面でしたので、変化などの定跡手順も少し解説しました。
次回はレッスン5のポイントの続きで、28ページからです。
おさらいは今日なしにしました。



指導対局は飛車香落ち1局と二枚落ち2局でした。
飛車香落ちは▲1七桂定跡でうまく飛車を成りこみました。
二枚落ちは2局とも銀多伝定跡でした。



渡辺弥生女流初段は中級クラス教室が終わりごろ来ました。
そして渡辺弥生女流には16時からの棋王戦第2局の大盤解説から聞き手役をしもらいました。
棋王戦第2局は熱戦でしたが、結果は残念だったです。
途中は渡辺棋王が指せそうな場面もあったと思います。
3月11日(日曜日)の棋王戦第3局も休日なので大盤解説会を行う予定です。
第4局からは平日なので、大盤解説は次回が最後の予定です。

2月後半の初級クラス教室と朝日杯大盤解説

2018-02-18 10:04:32 | 初級クラス教室
2月後半の初級クラス教室です。
今日の初級クラス教室は朝日杯の準決勝、決勝の大盤解説会も行いましたので13時から行いました。
私は12時20分ごろ青砥店に着きまして、まだ朝日杯の準決勝が熱戦中でしたので石田直裕五段の解説に加わりました。
きわどい終盤でしたが、藤井五段が見事に羽生竜王を破りました。
決勝戦も広瀬八段を破り見事な優勝でした。



今日の大盤解説はレッスン4のポイントの続きで19ページの第3図からです。
生徒さんは5人でした。
数の攻めは大事なテーマなのでじっくり解説しました。
今日は19ページのみで、第7図まで消化しました。
次回はレッスン4のポイントの続きで20ページの第8図からです。




指導対局は平手2局と3局六枚落ちと1局八枚落ちでした。
六枚落ちは1筋攻めと9筋攻めの両方ありました。
八枚落ちは棒銀でうまく指されました。
六枚落ちは1局14時では終わらなかったですが、朝日杯の決勝戦が14時半に変更になったので、ちょうど14時半までに終わって大盤解説の前に全部消化できました。
終わらなかったら14時から石田五段が指導対局をしていますのでそちらに入る予定でした。
石田五段は18時ごろまで指導対局を行い、かなりの局数をこなしました。



今日は大盤解説や指導対局のイベントがあり、盛況で良かったです。
次の大盤解説会は2月24日(土曜日)16時から棋王戦五番勝負第2局渡辺明棋王対永瀬拓矢七段戦を私が解説します。
大盤解説会は席料のみで大丈夫です。



2月前半の有段者クラス教室

2018-02-11 16:33:03 | 有段者クラス教室
2月前半の有段者クラス教室です。
今日は私所司和晴七段と近藤誠也五段が担当です。
近藤五段は12時からで、その後も16時ごろまで一般の指導対局もこなします。
今日は生徒さんは4人です。



大盤解説は前々回の続きで、角換わり腰掛け銀の定跡解説です。
28ページの第11図からですが初手から進めました。
今日は後手一手損角換わりにも触れ、33ページまで消化しました。
次の定跡解説は34ページの第15図からになります。
ただ次回は前回同様実戦譜解説にする予定です。



指導対局は3面指しです。
先に終わった皆さんは12時前に来た近藤五段と指導対局を指しました。
近藤五段は有段者クラスの指導対局のあとは、他の教室の生徒さんと一般の指導対局をこなしました。
合計18局でしたので、かなり指しました。
勝敗は下手の11勝7敗で健闘しました。
私は指導対局を終えた後は近藤五段の指導対局の準備として駒落ちの定跡解説をしました。



明日の祝日は棋王戦五番勝負の第1局渡辺明棋王ー永瀬拓矢七段戦を青砥店で午後4時から大盤解説をします。
大盤解説は対局終了まで行います。
料金は席料のみですので、気楽に大盤解説を聞きにお越しいただけますとありがたいです。
大盤解説は2月17日の朝日杯の準決勝、決勝も行ってほしいい要望があり、この日も大盤解説を行うことで決まりました。
17日は朝10時からリアルタイムで解説していきます。
私と石田直裕五段で行っていきます。
準決勝は石田五段がメインで決勝戦は私所司和晴七段がメインで行っていきます。
石田五段は午後は指導対局がメインとなります。
2月17日は準決勝の午前中から大盤解説を聞かれる方は席料込みで2000円となります。
午後の大盤解説から参加の方は席料のみです。




2月前半土曜日の中級クラス教室

2018-02-10 18:51:04 | 中級クラス教室
2月前半土曜日の中級クラス教室です。
今日は1人初級の方も入ってもらいました。
私所司和晴七段が大盤解説をしましたが、渡辺弥生女流初段も来て指導対局は一緒で行いました。

大盤解説はレッスン4のポイントで「原始中飛車をやっつけろ」の続きです。
復習も兼ねて初手から進め、前回の展開も少し解説しながら進めました。
前回は中飛車が△4四銀と上がる順から△6四銀の途中まで解説しました。
今回は△6四銀の変化の後半と△5一飛からじっくり指す順を解説しました。
中飛車から△5七銀と食い付いていく順ですが、うまいしのぎの展開を知っていただきました。
次回はレッスン5のポイントで25ページからです。

指導対局は中級クラスは皆さん二枚落ちでした。
3局とも銀多伝定跡でした。
初級の方は六枚落ちで、飛車先を伸ばした後にスズメ刺しの構えです。
このあたりは津田沼店とは傾向が違いますね。



渡辺弥生女流初段は中級クラス教室担当なので、中級クラス教室のみの指導対局でした。
私は15年ぐらい前に私の門下で奨励会試験を受けた方など見えて、飛車落ちで対局してみました。