ピアノ弾きの介護物語♪& 愛犬ポッキー

左半身麻痺と高次脳機能障害のある大黒柱を介護しながら ピアノ弾いています(*´∇`*)♪

ママ、かっこよかったよ!

2019-05-04 23:55:50 | ピアノ or ピアノと犬
今日はGWということもあり
ピアノも小休止。

お友達の家族と
遊びに行くことになりました(^ー^)


遊びに行くメンバーは、

叔母の友達おばあちゃん、孫2人
叔母、息子、私

の合計6人。


お友達家族のママは仕事だったので
叔母と友達のおばあちゃんが
仲が良いのもあって
このメンバーで行くことに(^^)


車は お互い軽自動車なので
6人は乗れないから
2台の軽自動車で
遊ぶ場所へ向かいました。


場所は私が知っているので
私の車を先頭に走らせました。


ある大きな交差点で
何氣なく歩道に目を向けると
男の人が3人。

でも様子が変でした。


良くみると、
その中の1人が倒れている!


友達家族の車も一緒だったし
子供たちは遊び場所に着くのを
心待ちにしている。


でも、友達家族にも 訳を話せば
きっと わかってくれると思いながら
ハンドルをきり 路肩の近くの空き地に
急いで車を止めました。


友達家族も隣に車を止めてくれたので
そのまま待機してもらい
子供たちを叔母たちに頼んで
私のみ 倒れている人のところに
向かいました。


先に助けようとしていた男性2人に
「どうしましたか?
救急車呼びましたか?」
と聞いてみると、
「救急車は呼びました。
自転車で倒れたらしく
頭から出血しています。」
と。

確かに、
頭からは大量の出血があり、
お怪我をされている男性は
目を開けたまま 口は半開きで
意識がありません。


続けて
「止血をするので、
ガーゼみたいなの ありますか?」
と聞かれ、
ガーゼ、ガーゼ、あ!
息子の汗ふきタオル!!
と思い、急いで車に戻り
タオルを持っていきました。

これから遊びに行く途中で
汗ふきタオルは使用していなかったので
良かった!と思いました。


助けている男性にタオルを渡すと
頭を少しだけ持ち上げて
止血し始めました。

そのうち、
お怪我をされている男性は
意識を取り戻し、
身体を起こそうとしています。

頭から血が出ているので
救急車が来るまで
動かないように伝えても、
「大丈夫です」と言いながら
起きようとしてしまいます。


このお怪我されている男性が
大丈夫って言って
起きようとする氣持ちも
すごく わかります。


でも、出血が酷いので
止血をしている男性が
「起きないように
身体を抑えてください」と
指示を出してくださったので、
止血をしている男性と
もう1人の男性と私の3人で
できる限り身体が動かないように
必死で お怪我の男性を
抑えました。


お怪我をされているとはいえ、
救命中に触れた血から
感染する病氣があるというのを
TVか何かで見たことがあり、
細心の注意を払いながら
救護にあたりました。


そして、
お怪我されている男性に
お声掛けをしながら
救急車を待ちました。


ほどなくして、救急車が到着。


こちらです!って手を振って
救急隊の人を誘導しました。


救急車が到着するまで
止血をしながら
その場を仕切ってくださった男性が
救急隊の人に様子を伝えました。

伝え方が すごく的確で
スムーズだったので、
この御方 すごいっ!!って
思いました。


救急隊が
ベッドに怪我されている男性を
乗せている時に
騒ぎを見かけた また別の男性が
家庭用のマキロン消毒液を
持ってきて手渡してくれました(^^)。


きっと、怪我にはマキロン!って
思い付いたらしく、
持ってきてくださったのだと思います。


そのマキロンは
使うことはありませんでしたが(^^)、
こうして知恵を振り絞って
駆けつけてくださったお姿をみて
日本人の心の暖かさを感じました☆


マキロンを持ってきてくださった男性に
お氣遣いありがとうございました と
御礼を伝えて お返ししました。


お怪我されている男性が
無事 救急車に乗せられたのを確認し
処置が始まり 少しホッとしました。


小さな子供たちも待っているので
止血をしてくださった男性に
「すみません、
子供が待っているので
あとはお願いします」と
伝えたら
「わかりました!」と
言ってくださりました。


急いで車に戻ると、
叔母たちと子供たちは
静かに待っていてくれました。


「ごめんね、待たせちゃって。
倒れている人がいたから
見ぬふりできなかったの。」

と息子に伝えたら
「ママ、かっこよかったよ!」と。
この言葉に 我に返り
迷わず駆けつけて良かったと思えました。


そして、友達家族にも
待たせてしまったことと
遊ぶ時間が減ってしまったことを
心配して事情を説明したら、
友達家族のおばあちゃんが
「娘(今日仕事で来られなかったママ)も
あなたと同じことしていたと思う。」
と言ってくれました。




あなたと 同じことしていたと思う。


この言葉に 感動しました。




「大丈夫だよ」とか
「遊ぶ時間あるし」とか

そういうのじゃなくて、
あなたと同じように行動していたと思う
という言葉に。


だって、正直 考え方は人それぞれだし
自分のしたことは正しい!とか
押し付ける氣持ちも
さらさら無い。


もしかしたら、
早く遊ぶ場所へ行きたかったのにとか
子供たちに怪我の現場を
見せたくなかった など思っても、
大人だから建前上
「大丈夫だよ」って
言ってくれる場合もあるかもしれない。


でも、友達のおばあちゃんの言霊には
一切それを感じなかった。


その時、
「ああ、
助けのために駆け寄って良かった。」
と 心の底から思えたのと同時に
こんな素晴らしい友達家族と
縁があることにありがたく思いました。


車に乗り込み、
現場から離れようとした時に
止血をしてくださった男性が
名刺のようなものを持ってきて
私に渡してくださりました。


なんだろう?と思ったら
「実は私、救急隊なんです。
今日は仕事休みで 偶然発見して。」
と男性が。



あ~(*^▽^*)!
だから あんなに的確に
指示・行動・伝達が!!!

救急救命のプロのもと
救護にあたれたのも感謝☆

そういえば、止血する際も
出血している部分に
細心の注意をしているようだったし、
なによりも首の太い血管を
抑えている姿を見たのを思い出し
なるほど~☆と納得。


そして、
いただいた名刺のようなものには
応急手当の感謝のお言葉と
助けた私たちへの心のケアまで
記載されていました。

裏面には、
応急手当実施の際
血液等にに触れたため感染の不安がある
などの相談も受付してくださるようで、
やっぱり血に触れないようにすることは
大切なんだなぁと再認識できました。


そうか~、こんなふうに
後々のケアまで考えてくださるとは。


ほんと、迷わず駆けつけて良かった。


ちなみに、
子供たちが乗って待機していた車からは
お怪我をされている男性は
見えなかったので
ショックを受けることもなく
何事もなかったです。(^^)


名刺をくださった消防本部には
その後の問い合わせはしませんが(^ー^)、
お怪我された男性が
早く回復されますように願っています♪


そして
たくさんの偶然に ありがとう。





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2 コメント

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Unknown (196197rieko)
2019-12-15 17:06:35
案山子🗽




はじめまして😸(^^)


拙い散文と 身近なものの写真だけの


簡単な 更新を 楽しんでいます ♪



毎日の 訪問は 難しいのですが


読者登録させていただきました ✨



宜しく お願いいたします🌠


🍀
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Unknown (aopink8)
2019-12-15 22:31:27
@196197rieko 案山子さんへ♪

こんばんはー(*^▽^)/★*☆♪
はじめまして☆
コメントありがとうございますっ♪

どうぞ、お時間のある時で
氣が向いた時←(笑)に
いらしてくださ~い( 〃▽〃)

案山子さんの
可愛い猫ちゃんのお写真(=^ェ^=)
萌えます~~ぅ(ノ´∀`*)ウフッ

私、猫ちゃん見かけると
つい話しかけちゃうんです(笑)

また 癒されに
訪問させていただきまーす(*^▽^*)!

こちらこそ☆
よろしくお願いします(o^-^o)♪
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