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効率的な販売方法の基本としてエモーショナル・マーケティングを解説している。私はもっぱら消費専門の立場だが、消費者の心理がよく分析されていて、なるほど今までさんざん引っ掛かってる~、と笑ってしまった。うさん臭い書かれ方(すみません!)も著者の作戦かと思われる。消費者心理を購買意欲に導く方法がチャートで示され具体的なので、実際実践に役立つのでは?
のほほんと暮してい . . . 本文を読む
ライオンハート
たまたま手にとった私にとって初めての恩田さんの著書。ファンタジーにものすごく凝っていた時期に出会ったのでツボにはまりました。
時空を越えて繰返される2人の男女の切ないラブロマンス。独特の不思議な空気、翻訳モノかと思わせる時代と空間、とても印象的でした。
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バッテリー2
巧って随分大人びていますね。
とても中学1年生になったばかりとは思えない。
でも、これほど信念を持った人間だったら大人も子供もないのかな。
中学生になって陰惨な事件も起こりますが、どんなことの前にも彼が彼自身であることを絶対に崩さないし、崩れないだろうとこちらも信頼できる為か、事件の割に後味は悪くない。
勿論、内容が誠実で充実している為に他ならないと思いますが。
巧が大人びて . . . 本文を読む
バッテリー
あさのあつこさんの著作は【No.6】とともに【バッテリー】も話題になっていた様なので、両方とも読んでみたいと思っていた。先日、偶然文庫で出版された【バッテリー】を見かけたので3巻即買った。
孤高の天才少年の傲慢さ繊細さひたむきさ、それらをボールと共に受け止め得る唯一無二の友の暖かさ、そして少年の周囲をとりまく意識、理解・反発・脅威等諸々、大人も子供もそれぞれの個性が際立って描かれ . . . 本文を読む
夢にも思わない
優しく可愛く守ってあげたくなるようなそんな子がある時突然牙をむく。ただ自分を守る為だけに。自分を傷つけない為だけに。その為には誰を傷つけようが気にもしない。
普段が「いい子」なだけにそんな一面を垣間見た時のショックは大きい。
この小説はただの推理小説にとどまらず、人の心の澱というか闇というかそんな部分がきりきりと胸に突き刺さるようで私は好きだ。最近その部分で似た様な体験を . . . 本文を読む
女子大生会計士の事件簿
あまり期待していなかったからか、予想外に面白かった。
私の様な会計の素人には、知識を実務としてイメージさせてくれると思った。
解説にもあったが、小説の様な複雑な人間関係や心理描写は省いてある。しかし、キャラクターの魅力で読み物の楽しさも加味されていると思う。続きも読んでみたい。
それにしても、数年前に勉強したことをきれいさっぱり忘れていることに気付かされた。我な . . . 本文を読む
頭がいい人、悪い人の話し方
最初書店で立ち読みした時は、まだ今ほどヒットしていなくて手にしたのは偶然だった。その時は“ふーん、なんだか当たり前のコトだなぁ”くらいにしか思わず買わなかったのだが、なんだか気になってやっぱり買ってしまった。
読んでみると、当たり前のことではあるけれども、それをこれだけ思いついて、集めて、項目別にまとめて分析して。そんなところがすごいと思う。
また、項目毎に . . . 本文を読む