拾い物は女子中生 2005-09-08 13:38:36 | 禁じ手あり/TAK 四 「熱くないか?」と、手を下ろしながら問うた。 麗奈は小さく頷いて、かすかな湯気のなかで水面を眺めた。これはおそらく熱いんだな、と真一は直感した。彼女の額には玉の汗が幾多もとどまって、それは時折り眉間を通って高い鼻や赤みを帯びた頬を走り、別のところでは眉を過ぎて瞼を覆った。そのたび麗奈は目をしばたたくのだった。 真一は操作パネル脇の蛇口へと手を伸ばし、冷水側のバルブをひねった。勢いよく水 . . . 本文を読む