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幕末と現状の比較

2014-01-25 13:50:27 | 日記
現状は、江戸末期と非常に似通っていると考えるべきだろう。
70年間続いた平和は、江戸時代の250年に亘って続いた平穏な日常と同様とみなされる。
財政の悪化は江戸末期にも見る事ができる。
黒船の来航による侵略の危機は、現在の米軍基地の恒常化と同様だ。
日本はある意味70年間鎖国していたと言えなくもない。
江戸城無血開城と同様な事がこれから起きるかも知れないのだ。

日本人は元々、ナチュラリストであった。
自然の恵みに感謝しながら再生可能な生活を送っていた。
日本はそういう意味ではブータンと同様の国であった。
海に囲まれた自然の要塞に人々は他国から攻められる事無く暮らすことが出来たのだ。
現在も米軍基地という要塞に守られて暮らしている。

しかし、江戸末期に見られる様に財政難が様相を一変させる事になるのだ。
現在の日本に独立国家として中国やロシア、米国から身を守るすではない。
この感覚は江戸時代にろくな軍隊を持たずに鎖国政策で国の安全を維持していた状況に似ている。
江戸時代が終わった時、貨幣は両から円に変わり、士農工商の制度が失われ、近代国家へと足を踏み入れた。
どれだけ多くの人がそれまで築いて来た財産を失ったか知れない。
全く同じ事が現代に蘇る事は予想に難くない。

江戸末期は内戦が発生したが、現代の場合も同様に、財政危機と同時に日本の国家体制の維持が困難になる事への危機感が強まり、内戦が発生する可能性がある。
基本的に、日中戦争の時もそうであったが、自衛隊(軍)がクーデターを引き起こす可能性が高く、散発的なのか大々的なのかは分からないが、発生するであろう。

現代の内戦は、現状維持派と軍国家体制強化支持者との戦いになると予測される。
明治維新後の日本が軍事国家であり、先進国というと軍事力の強い国という概念であった事からそうなる可能性は高い。
当然、核兵器も秘密裏に開発される。現代の軍事力で最強を誇るのが核兵器だからだ。
しかし、重要なのはこの事が問題なのではない。
これは当然の結果であり、過去の政権が放蕩三昧して財政危機に陥らせたのが根本的な原因なのだ。
ねずみ小僧の様に貧乏な人に金を配ったのも原因であろう。貧乏人がそんな事に感謝するのはその日の内だけである。いくら金をやったところでもっとくれと言われるだけだ。

しかし、問題はこれで終わりではない。
日本はもう一つ重大な欠点を抱えている。自前のエネルギーがないのだ。太陽光や地熱、風力、水力などの自然エネルギーがあるではないかと言うかもしれないが、製造コストが莫大でありながら得られる益が少ない。嘘だと思うなら火力発電を全て今すぐに停止してみれば良いのだ。殆ど全ての工場が停止し、新たな工業製品は生み出せなくなるだろう。外貨収入が殆ど無くなってしまうのだ。自然の力は計り知れない。しかし、それは一瞬の出来事に過ぎず普段は非常に穏やかなのだ。工業生産に必要なエネルギーとはなり得にくい。流動的なのが自然の力だ。
はたして、新政府になったところで、必要なエネルギーを確保出来るのだろうか。したがって、内戦だけでは済まされない可能性も出てくる。
結局、明治維新後に第二次世界大戦に敗北するのと同様の歴史が繰り返される可能性が高いのだ。

江戸時代も財政規律をしっかり保てば、いまだに士農工商の制度が維持されて、再生可能な生活が日々送られていたかも知れない。
勿論、その後に起きる世界恐慌や第二次世界大戦に巻き込まれる事も無かったであろう。
神風特攻隊や原爆の投下などというおろかな事は起きなかったかも知れないのだ。