「耳鳴り」と言うと、環境省や自治体に低周波音被害を訴えると「低周波音じゃないよ。「耳鳴り」かも知れないよ」と、よく使う手である。それと関係あるかどうかもちろん定かでは無いが、今更に、#低周波音被害者#より遙かに多い「大人の10人に1人以上が抱えている「耳鳴り」」かなどと「日本聴覚医学会がまとめた」等と言う”科学的医学的知見”が出てきた。もう、「疑心満々」。
と言うのも、このところ団地の池のほとりを散歩しているのだが、久しぶりに住宅地区を散歩したら、エコキュート、ソーラーの「ブーン」と言う音が隣り合って唸っている。この地区は築15年前後でほとんどが30代後半の夫婦と子どもと言う構成で、昼間はほとんど家に誰も居ない。で、夜になれば、「バタン、グー」だ。で、「夜間騒音」の苦情は無く、問題は起きない。そんな中での同居の、大抵、老婦人だがに問題が起きる
だが、偶の祖母ちゃんの近くに公園があったりすると怖い。もちろん子どもが悪いのだが、キャー、キャー喚く、セメントの擁壁にボウルを蹴りつける。挙げ句には普通に話していても長くなると、何とパトカーが来る。ここでのボール遊びは禁止になった。ひょっとして、彼女は騒音から#低周波音被害#でおかしく”なっているのかも知れない。少なくとも耳鳴りではなかろう。
一方、40年くらい経つ、最初の頃の古い地区は、もう、世代交代中で、介護のお迎えの車が来るお宅が、ドンドン変わっている。この地区では、新築時まだエコキュートもソーラーも流行っていないか、高価だったのでほとんど付いていない。そうこうするうちに、昨今これらの設置は騙し的な(?)のが解って来たのか、改めて設置する人はほとんどいない様だ。
で、まー、思うに、これから寝たきりor在宅介護になる老人に対し、”あんたが気になる唸りは低周波音などではなく、白髪と同じ「耳鳴り」だよ”。それは「日本には1千万人以上いるとみられる。ストレスや難聴、耳の病気のほか、原因がよくわからない場合もある。多くは回復が難しく、症状を和らげながらうまく付き合うことが必要だ。」とか「カウンセリングを丁寧にして耳鳴りとうまく付き合えるように支援することの重要性を強調している」、となると、
低周波音被害に対して存在そのものを否定し、もちろん被害者の存在そのものを否定し続けている国が、これまで「低周波音被害を耳鳴りと間違えないように」と言い続けてきただけに、今更「耳鳴り」の障害を言い出すと、そこに”誤解”のある被害者を”集約”して、「患者が現状を受け入れられるように医療機関に丁寧な説明」で洗脳するのではないか等と低周波振動被害者は勘ぐってしまうのである。
耳鳴り、薬控えカウンセリングを 国内初の診療指針案
小坪遊
2018年10月19日06時00分
大人の10人に1人以上が抱えている「耳鳴り」の診療に関する国内初の指針案を日本聴覚医学会がまとめた。18日、神戸市であった大会で概要を発表した。耳鳴りの多くは薬による治療は効果がなく、カウンセリングを丁寧にして耳鳴りとうまく付き合えるように支援することの重要性を強調している。
耳鳴りは外に音源がないのに、自分の耳の中で音が聞こえる状態。米国の診療指針(2014年)では、耳鳴りの経験がある人は成人の10~15%とされ、日本には1千万人以上いるとみられる。ストレスや難聴、耳の病気のほか、原因がよくわからない場合もある。多くは回復が難しく、症状を和らげながらうまく付き合うことが必要だ。
指針では、治療の際にまずカウンセリングをすることを推奨した。耳鳴りの原因や付き合い方を知ることで、患者が覚える不安や苦痛を軽くできる場合も少なくないと指摘した。
現状の受け止めや考え方を変えることで精神的な苦痛を緩和する認知行動療法も効果が高いとした。耳鳴りを和らげるため、補聴器のような機器で別の音を流す音響療法や、難聴の場合は補聴器も効果があることを紹介している。
一方、向精神薬などの薬物療法や、栄養補助食品、頭部への磁気刺激は、現時点では勧めないとした。効果の科学的根拠が十分検証されていないためだ。向精神薬は、抑うつや不安、不眠などの症状の緩和のために用いられるべきだと指摘している。
患者が適切な診療を受ける上での課題も盛り込んだ。心理療法士のいる耳鼻科が少ないことや、耳鳴りに対して適切な認知行動療法を身近な医療機関が提供できるような環境の整備が今後求められるという。
国内には治療についての統一された指針がなかった。指針案は来春正式に公表される。指針の研究開発班代表の小川郁・慶応大教授(耳鼻咽喉(いんこう)科)は「多くの耳鳴りは白髪などと同じで加齢とともに付き合うことになる。患者が現状を受け入れられるように医療機関に丁寧な説明が求められる」と話している。
気が狂いそうでネットで調べたら疲労で低音の頭鳴りというものが出るらしく、自分の耳の中でなっていることに気づきました。めまいや疲労も低周波の振動によるものではなく不安から来る自律神経の乱れから来る不定愁訴でした。
耳鳴りなんかではない、低周波音被害だ!と訴えて人々を怖がらせるのもどうかと思います。
(この記事を批判しているわけではなく)このブログの記事で改めて今苦しんでる方に自分は耳鳴りなのではないかとの可能性も考えて欲しいと思いコメントしました。
無駄に睡眠薬など飲んで薬物依存にさせられてしまいますし。