思い出ずるままに

題詠短歌 / 脊髄損傷による闘病生活を送りながら

心平ならず

2014-03-14 14:06:52 | Weblog
    時期故に震災の歌続きおり其の歌の中何が生まれむ


    あまりにも長く生きのび震災と汚き政治に再び心痛



未曾有の震災ありて世界中未曾有の出来事後を立たず。東京に大雪降ったと喜べど
雪国は初めてと、人手の無いのに家埋まる程の雪。雪かきに自衛隊が出動とか。
いかに今の季節のあり方は尋常では有りません。我々地球上の人間の日常
すべきで無い事を言葉を良き事に替え正々堂々としている結果だとしたらと
考えた時私は心がとても痛みます。亡くなられた大切な方を心の奥にとどめておく様に
原発で帰れないふるさとも割り切り、前に進んで下さい。東京の人は帰る故郷など
昔から有りません、懐かしい思いでに残る所が故郷なのです。私は何時去るか判らぬ
現世をこんな形でさいごの思い出にでは、哀しすぎます。明るい日差しを見たいです。

2 コメント

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Unknown (白衣の自転車乗り)
2014-03-20 23:44:47
悲惨な出来事に接するとき、当事者の方々の心の痛みが、空気を切り裂くように伝播するような気がします。多くのものを失い、なお前を向き続けてきたアンタレス様だから、その痛みを乗り越えたいという想いが強いのだと感じます。失うことの痛みは、決して消えることはないけれど、みんなで生きやすい世界を夢見ることができるように、、、そんな世の中にしていきたいですね。
Unknown (アンタレス)
2014-03-21 19:03:41
H、T、さん コメント有り難うございます。
新聞の短歌欄3年目という事も有ってみんな震災の歌ばかり。この歌の中から実際何が生まれるのでしょうか。帰れないと判っている家にどうして帰るのですか。一番大事な健康と言う事を忘れたのでしょうか、この際しっかりと考えてほしいと思いますね。私は何処に逃げても取り戻せません。貴女もお大事にね。

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