思い出ずるままに

題詠短歌 / 脊髄損傷による闘病生活を送りながら

卆寿

2018-11-17 21:44:32 | Weblog
平成の終わりの年に卆寿という誕生迎え老い深まるか

年老いて治せぬ病の重なりて下駄を履く迄まろびつ行くか

耐ゆることあまりに多く歩を止める見返る道に明り少なし

老ふる事楽しからぬが子ら集い笑顔の会話寿命また伸ぶ