思い出ずるままに

題詠短歌 / 脊髄損傷による闘病生活を送りながら

古きは何時迄

2014-03-25 13:28:38 | Weblog

    パソコンの下の引き出しソロバンとヘンミ計算尺電算機あり


    此の春は吾が雛靍砂(爺婆)見つかりて娘と孫三代雛も賑やか



やうやう春らしくなりましたね。梅も満開 昨日テレビで青梅の梅園の満開の梅に目を見張りました。
夫々の梅が夫々の美しい色香を発揮してそばでみたら酔いそうな感じでしょうと。
その後此の梅全部伐採との事.此処迄育てていらした方の心を思い胸が痛くなりました。
原因はウイールスの所為で感染力がつよいから.又三年目に苗を植えるそうです。
だとしたら個人の庭の梅はどう管理出来るのでしょうか?

私のパソコンの引き出しを整理古くて使えないもの全部捨ててガラガラでも愛着のある
以上の大物?はその場を離れません
納戸の片付けであろう事か壷を仕舞う詰め物の中に古い新聞紙に包んだまま私のための雛が
出て来ました。嫁いで以来一度も飾った事が御座いません、中は母がしまったのか顔手足等は綿でくるんでありましたが髪はぼそぼそでしたが手入れをしたらお顔は最高です。媼も、 娘は昔のおひな様ってこんなの?
って不服そう、でも父母が私の生まれた時どんな思い出飾ってくれたのか、と涙が溢れました。
不満そうに若いひな壇野中にどうどうと、(良いじゃない、じじとばばが居て)おひな様の歌を歌いました。
然し他のおひな様は記憶に有りません.戦争で行方不明でしょう。

、未来の夢

2014-03-17 19:52:33 | Weblog

    日々磨く薄き硝子のあちらがわ吾が逝く世界澄みて美し


    夏空の西方に緋き星のあり優しく光る名はアンタレス



    吾が性のそそかしき故師とみしは往き交う人を師と見まがいし



とうとう夜型になりました。それだけ寒中の春が訪れたのでしょう。色々と
悩みも夜の帳に包まれて薄く悩ますので深刻ではないのが助かる。
寂しいが人は皆一人、さみしさを抱えていると思う。寂しいけれど不幸では無い。
私一人の無の世界の中で見る夢も淡く楽しい。お寝みなさい。

変わらぬ下手な歌か

2014-03-16 17:55:07 | Weblog
   
    誰一人読む人なきと溜まりおる心の憂さをもしや先生


    今迄になき標識の目にいりてたどりて嬉しがんばらなければ


    書くからは優良可など気になるが只一人でも目に触れて欲し



相変わらずの天気予報はずれで鬱陶しいお天気ですね。何よりも空気汚染が困りますね。
私は器官が弱いので澄んだ美味しい?空気が吸いたいです。と言って何の味もにおいも有りませんね、
偶に来る娘が雑談の後 』ままーもし生まれ変わるならまた人間になりたい?と低いトーンで、
私はそおね、もう人間は嫌、屋久島の大きな木に囲まれて小さい杉の木になり、良い空気の中で静かにいつまでも過ごしたい。 娘は私も人間は嫌、草等になって牛等に食べられ役に立ちたいと。そこえ上の娘が来て
まま私達は死んだらイエス様のおそばにずっと居て他のものには変わらないのよ。そうだと悩んだ事に一安心。
天国に行ったら私の魂は今迄静に過ごしたので方々動き回るでしょうね。

心平ならず

2014-03-14 14:06:52 | Weblog
    時期故に震災の歌続きおり其の歌の中何が生まれむ


    あまりにも長く生きのび震災と汚き政治に再び心痛



未曾有の震災ありて世界中未曾有の出来事後を立たず。東京に大雪降ったと喜べど
雪国は初めてと、人手の無いのに家埋まる程の雪。雪かきに自衛隊が出動とか。
いかに今の季節のあり方は尋常では有りません。我々地球上の人間の日常
すべきで無い事を言葉を良き事に替え正々堂々としている結果だとしたらと
考えた時私は心がとても痛みます。亡くなられた大切な方を心の奥にとどめておく様に
原発で帰れないふるさとも割り切り、前に進んで下さい。東京の人は帰る故郷など
昔から有りません、懐かしい思いでに残る所が故郷なのです。私は何時去るか判らぬ
現世をこんな形でさいごの思い出にでは、哀しすぎます。明るい日差しを見たいです。