日本の将来は？

今朝は春分の日の休日にもかかわらず、通常通り朝６時よりモーニングセミナーを開催。

特別ゲストとして、日本総合研究所「湯元健治」理事のご出席をいただきました。
内閣府大臣官房審査官（経済財政分析担当）も歴任された経歴の持ち主。

日本国の借金＝1024兆円　　　日本の名目ＧＮＰ（国家規模）＝470兆円
ギリシャ以上の負債を抱える国家、先進国の中でこんな国はありません・・・
しかし、日本人の個人資産の総額は約1470兆円
言わば、政府（国）は国民から借金を背負っている現状です。

ギリシャは国債の80％を海外の投資家より調達しましたが、日本国債の海外投資家割合は8％に過ぎません。
ギリシャの10年物国債利回りが30％超に対して日本国債は1％の利率・・・
それだけ世界中の投資家は日本国債が安全だと評価しているので、円高になるのですネ（今のところですが）

日本の抱える３Ｋ問題
＜・基礎年金　・介護費　・高齢者増　＞　プラス　・少子化対策
急激に日本が破たんする事は無いようですが、このままの状況が続くと１０年もたないそうです。

消費税を上げる議論をする前に行なう事があります。
政府や政治家（与党、野党問わず）は利権を捨て（パフォーマンスではなく）
今の日本国が置かれている立場、現状を正確に国民に伝え（情報開示）て、今後どういう道を目指して行くのか？
ビジョンを明らかにし、国民に信を問う姿勢が重要だと思いました。