本当に日本が世界の誇る監督だね。

映画レビュー比率が高くなりつつありますが・・・今回は「座頭市」。
たけしさんのバージョンです。

今、進めているある仕事に一番直結している映画だろうと思い、参考の為に改めてチェックしてみました。

まず感じたのは音を非常に効果的に使ってるって事
効果音というか、音楽と言うか、とにかく作品全体にリズムを感じさせる素晴らしい演出
映像演出は言う事無し。緩急付いた見せ方で飽きが来ません。
改めてたけしさん天才だな～・・・・と思います。
作品に携わった仲間のＨＩＤEBOHが羨ましい

ストーリーはいわゆる時代劇に有りがちな物だけど、その物語を構成の仕方で違う物に見せているような気もします。
今回改めて観て、ちょっとタランティーノ監督のストーリーの組み方に似てるような気がした。
登場人物がそれぞれ立っていて効果的な作り方ですね。

今回衣装や雰囲気、もちろん音楽的な効果を参考にしたいと思ってチェックしたんだけど、ダンスを振付、構成、演出するにあたり、ストーリー自体の作り方が非常に勉強になりました。

賞獲るのもうなずけるよね～。単なる娯楽大作ではなく、芸術の範囲に達してるような気がします。
・・・ちょっと褒めすぎかな