人生の大切な一枚

たいそうなタイトルですが、ＣＤレビューです
今回は新譜ではなく、名盤こんなの紹介するまでもないと思っていたのですが、結構知らない若い子もいたので・・・・（ビックリしたけど）

「懐かしいあの曲を聴きたい」って良くあるでしょ
そう思って、よくよく考えたらこのＣＤ持ってませんでした。なので昨日下北のレコファンで購入

Ｔｈｅ Ｂｒａｎｄ Ｎｅｗ Ｈｅａｖｉｅｓのデビューアルバム、ズバリ「Ｔｈｅ Ｂｒａｎｄ Ｎｅｗ Ｈｅａｖｉｅｓ」

中古で５００円くらいになってました・・・・・嬉しくもあり、悲しくもありです

で、知ってる人は今更ですが、いわゆる「アシッド・ジャズ」というジャンルを確立した一枚ですよね。当時、インコグニートやＵＳ３など、素敵なアーティスト達の活躍も大きく貢献しましたが、やはり「アシッド・ジャズ」の代名詞はこの人達です（あえて言い切り）

この作品がリリースされた頃は、おいらはまだまだ駆け出しのダンサー。
ニュー・ジャック・スウィングのブームが一段落して、今で言うヒップホップがニュー・スクールなんて言われ始め、日本にもハウスが音楽もダンスも浸透してきて・・・・なんて時代でした。

おいらは当時「ＪＡＺＺ ＢＯＯ」ってグループでダンスの表現の方向性を模索していました。
で、出会ったこの人達の楽曲本当に人生が変わった一枚。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、本当です。
前述したように、ニュー・スクールが出てきて、初期のヒップホップがオールド・スクールと言われ始めました。おいら達は、ヘタなりにその両方を踊っていたんだけど、それらを分けるのが嫌だったのね。
で、融合させるためにはどうするか・・・・・・で、マッチする楽曲達が出て来ました。

とにかく今の時代多くみられる「俺はヒップホップダンサー、オールドスクールは難しいから出来ない」とか「ポッパーだからロッキンは興味ない」とか、そういう事を言いたくなかったし、したくなかった。

本当にこのジャンルが出てきて、ダンススタイルではなく、ダンサーのスタイルで勝負しようと思ってやることが出来たんだよね

当時は良くスーツ着て踊ってたな～・・・「スーツが似合うダンサー」なんて言われながら。今考えると、二十歳そこそこで、そんな訳ないのにね

まあ、とにかくおいらのダンス人生の大きな基盤のひとつとなったアルバムです

「この曲達でカッコ良く踊れるようになりたいっ」って思ってました。

名曲「Ｄｒｅａｍ Come　True」はショーネタを２，３回作って、何回も踊った。
そうだ「Ｎｅｖｅｒ Ｓｔｏｐ」で、まだ作品作ってないや・・・・
そのうち、作ります。
既にＢｒａｎｄ Ｎｅｗ Ｈｅａｖｉｅｓ知っていて、このアルバム聴いたことない人は、是非聴いて下さい

My Space/The Brand New Heavies
http://www.myspace.com/thebrandnewheavies