KANON廃園

スタジオカノン21年間の記録

 劇場版「きんいろモザイクThank you!!」 もうすぐ公開!

2021年07月26日 | 雑記

 昨年末から本格的に作業に入っていた劇場版「きんいろモザイクThank you!!」が6月末にやっと完成しました。

初めは春公開の予定でとても間に合わないと思っていたところ、4月まで、5月までと少しずつUPがずれて行くので、

 気がついたら常にMaxの状態で作業しており、この半年間でかなりエネルギーを消耗しました。 

ギリギリまでリテイク対応してまあなんとか無事終了したという感じです。

7月初めに関係者初号の試写上映を終え、いよいよ8月20日から公開。

 世の中は相変わらずの緊急事態宣言中。猛暑も続き、おまけに台風も接近中。 映画館に足を運ぶのもままならない状況が残念です。

 コロナ感染や多発する交通事故、水の事故などにも、くれぐれも気をつけたいものです。

 

 

 

 

 

 

 


2020年の終わりに

2020年12月31日 | 雑記

 

 夏以降、すっかり作品歴の投稿がストップしてしまいました。

 

 コロナで入院していたとかではありませんが、いろいろ諸般の事情でしばし中断。

 2006〜2010年当時は仕事がとても立て込んでいたこともあり、

作品資料がすぐに見当たらなかったり、内容の記憶も曖昧なためDVD を引っ張り出して全て見直さなければならないという状態で、記事をUPする気力を失っていたように思います。

また、このコロナ禍の中、結構なお仕事をいただきまして「スタジオひとりKANON」状態で あくせく働いて年末に至っております。

 

 外出や人と会う機会がめっきり減って半ば引きこもり状態なまま、やることは色々あるはずなのに気が乗らないままあっという間に1年が過ぎてしまいました。

コロナや世界の色々なニュースが気になって

適度に気分転換しなければそうそう集中もできない毎日ではありましたが、

心身ともなんとか破綻せず、色々なことを暗中模索しながら生きている・・・といった感じでしょうか。

 

 医療の前線で戦い疲弊している人、失業や倒産で生活が困窮したり、将来の希望が持てずに生きることを諦めてしまった人も増加しました。

先の見えない現状で、「よいお年を!」_などど簡単には言えないのが現実かもしれません。

 

 新型コロナについてもただの風邪という方もいるようですが、アメリカでは当初から言われていたようにC国が作った「生物兵器」であると認定したという情報もあります。

コウモリ由来の自然発生のものに見られない構造であることとも報告されています。

無症状の人も多く、高齢者や基礎疾患のある人が命を落としやすいようですが、 回復した若者でも後遺症が深刻のようで、そこがただの風邪とは大きな違いなのではないでしょうか。

今はまだ 気を緩めず、ウィルス対策を続けるしかありません。

 

 9.11や東日本大震災の時もそうでしたが、このまま同じようにアニメの仕事をしていて果たしていいのだろうか、なにか他にできるとはないものかと思うことがあります。

結局なんの行動力ないまま、動けない状態ではありますが。

 

昔は「アニメやってるの?あ、なんかそんな感じね。フフン」と鼻で笑われたこともあります。「アニメって大変なんだってね〜」などど半ば同情の目で見られたこともありました。

「まあ、素敵なお仕事ね」と言われたこともあり、社会的評価はまちまちですが、まあそれはそれとして手がけた作品に誇りを持っていられる仕事をしたいかな・・と思います。

 

 

スタジオを閉じてからたまに見るアニメ作品はなかなかすごいものが多く、今年の「鬼滅の刃」の大ヒットも 嬉しい限りです。

 

 年々技術の向上があるのははもちろんですが、お話が荒唐無稽なものばかりではなく、結構現実に即したリアルなものも多く関心させられました。

アニメは残酷な描写も多いので見慣れないとびっくりしますが

登場人物が極限状態のなかで守りたいもののためにブレずに戦う、という愛と勇気溢れる姿が描かれる作品が多い傾向かと思います。

なかにはタブーに切り込んだ深い内容が隠されている意味深な作品が少なくありません。

 

美術を含めて、より高い評価と対価が与えられんことを。

 

 

来年公開予定

「きんいろモザイクthank you!!」

ただいま絶賛制作中!どうぞお楽しみに!

きんいろモザイク1期より

 

作品歴は来年こちらから再開....の予定。

 

 

 

 


コロナ禍の日々

2020年07月28日 | 雑記

6月に非常事態宣言解除後、少しづつ地方へ外出しようと思っていた矢先、瞬く間にコロナが蔓延してしまいました。

自宅仕事なのでもともとこもりがちではありましたが、ますます出づらい今日この頃、梅雨もなかなか開けずジメジメと蒸し暑いと思えば急に晴れ、また夕方にはしとしと雨が降る、まあそれが梅雨なんですが、なかなか気分も晴れない毎日です。(え?ところで梅雨はまだ開けてなかったの?)

 

ここ数ヶ月は様々なニュースや情報に翻弄されて、たっぷりあるはずの時間を有意義に過ごしたとは言い難く、こんなどうにもならない時であればこそ、この先自分に何ができるのか、何を必要とされているのか、あるいはもう必要のない人間なのかもしれないと、グダグダ考えつつも、仕事に追われる毎日です。

自分のスキルが足りないせいかもしれませんが、アニメーション背景というものは本当に1枚仕上げるまでに思った以上の時間がかかるもので、デジタル作業は首や肩、視力に多大な負担がかかります。仕事の手を休めては植物のラフデッサンなどして手描きの感触を味わうことにしていますが、こちらもそれなりに時間がかかるので思うようにはかどらず、またPCに向かって仕事です。

 

休憩はお茶を入れてぼうっとしているか、適度に運動するのが一番良いのかもしれませんね。

 

 

そこで晴れない気分を一新できる何か爽やかな背景を紹介しようと探してみたのですが、なかなかみつからないので、こちらを掲載します。

 

ファンタジーな美しい世界。

こんな 背景いつ描いた?という感じですが、これは「ひぐらしが鳴く頃に」1期OPの背景です。(キャラや撮影効果のない素のBGです)

お話は恐ろしいものでしたが、それだけに背景は淡め爽やか、美しくという方針でした。

梨花の目指す救いの世界、罪を浄化された人々だけが集える楽園なのかもしれません。

 

 

 

それにしてもコロナ禍が始まってからというもの、これほど国の施策と国民感情の乖離を感じたことはなかったと思うほど、政府の対応はちぐはぐです。

 

お肉券を配ろうとした平和ボケお笑い国家?というのは簡単ですが、

どなたか絶対権力者が後ろで支配でもしているのかと思うほど「悪意」すら感じるのは穿ちすぎでしょうか?

事の始まりは1月に中国の武漢でコロナが蔓延して、武漢が封鎖されたのに

我が国は「春節ウェルカム」で中国からの観光客を規制せず大挙お迎えしています。

2月には国内の感染者が増え始め、国民の不安が増し、クルーズ船の対応を巡って世界からバッシングされましたが、3月は欧州で感染大爆発。イタリアの惨状などが伝えられました。

日本も3月に入ってようやく中・韓からの入国者に2週間待機要請がでるも、まだ渡航禁止にはてしておらず、(それも要請レベルなので行動は野放し。)

3月末にオリンピックの延期がようやく決まり、中国含めた78カ国からの渡航を禁止するのは、実に4月に入ってからでした。

そして緊急事態宣言で、国民は長い自粛生活に入り、経済活動も停滞してしまったわけですが、問題はその後です。

 外国人の渡航禁止としながらも4月に入って特段の事情で入国する外国人がじわじわと増え始め、6月だけでも2万人近くいるのです。(法務省出入国管理局発表による)

 

日本人は県をまたぐ移動も遠慮したり、親の葬式にも実家に拒絶されて我慢しているのに、外国人は入国を認めろと訴えていました。それに答えたりしているのでしょうか。

詳細はよくわかりませんが、いかなる理由も認めてはいけない時期に、感染者含めてどんどん入国させているという事実です。

 

先ごろやっと嫌々ながら厚労省が発表した空港検疫での陽性者は6月だけでも124名 、そのうち外国人の陽性者は75%にも登るそうです。

7月も20日時点で161名が陽性ですからどうりで国内の感染者も急増しているわけです。

もともと日本に住んでいた外国人が帰国したのだとしても、陽性者をそのまま入国させてもいいものなんでしょうか?

そもそも陽性者の国籍発表は差別に当たるから発表するなと厚労省は各地方自治体に通達していたようで、我が国は外国人陽性患者もウェルカムのようです。

そして満を持してのGOTOキャンペーンですから

今全国的にやるのは「コロナ拡散キャンペーン」と言われてもしょうがありません。

もし仮に実はコロナはただの風邪のようなもので本当は全然大丈夫なんてことでしたら、嘘ピョン認定、国家騒乱罪ものかもしれませんが、 コロナの正体はまだまだ不明。 

特段の事情を認める前に 感染対策の強化を図ってほしいものです。

と、まあこんな不安や不信感をもたらす時点で、隠蔽体質、利権第1の国家であることがよくわかる昨今なのでした・・・・。

 

 本日のおまけ

  懐かしテレフォンカード発見!

 


ブルームーンの夜

2020年04月27日 | 雑記

非常事態宣言の出された夜は眩いスーパームーンでした。

あれから3週間、 自粛自粛の毎日の中、感染の恐怖と世界中の人々が戦っています。

 

けれどこの国では対策の遅れや方向性の曖昧さが目立ち、

イライラ憤ることばかりです。

 

PCR 検査が少ない、病院をたらい回しされる。

自宅待機中に容体悪化で死亡!

感染病床が足りない、準備が遅い。

路上で倒れ死亡、変死扱いも実は感染していた!

もはやこれ医療崩壊では?

おまけに特別枠でまだC国人が入ってきているだの、

またもクルーズ船で感染爆発!だの、 ゆるゆる、ザルザルの方針にあきれ、

政府が配るマスクは不良品で、結局配達中断!

 

国民は国民で

家にいて欲しいのに元気な高齢者は出歩き、ドラッグストアに朝から並び、 

まだスポーツジムに通って結局感染する人も。

路上やスーパーでぺちゃくちゃおしゃべりする人もいれば、人との距離を取るなんて、全く無視。

医療従事者の子供が差別されるだの信じられないニュースまであります。

 

BBCなどの海外のニュースでは

大勢の人でにぎあう商店街が映され、「日本人はマスクをしていれば安全と思っているのでしょうか、政府の要請が十分届いていないようです。」などとレポートされていました。

 

多くの人は真面目に自粛していても、全然わかってない人もたくさんいて、ため息が出ます。

これが民主主義国家?

もうね、自由とわがままは違います。なんて小学校の道徳の授業みたいなことを言ってもむだなんでしょうね。

 

今日は雨。

 

「ひぐらし」の世界ではたまに雨の日もあるけれど

ブルームーンの満月が定番でした。

惨劇が起こる夜はこの月に怪しく雲がかかってきます。

 

月の輝きは怪しく不穏さを感じさせますが、

闇から抜け出して真実と希望に導く光明でもあるのです。

 

そしていずれ夜は明ける。

現実に今何が起こっているのか受け止めながらも、多くの人が強く生きていけますように。