カプアン通信

れもんちゃんに助けられたアンジェロ

2019年12月17日 17時34分52秒

15日の日曜日夜
みんなでお散歩に行きました。前夜はバギーを使いましたが
この日はバギーなしに挑戦です。
防寒着の上に介護ハーネスをつけています。

衆議院議員宿舎前まで行って、帰ってくる
という合計1.6kmくらいの、定番のコースですが
アンジェロは難なく歩けました。

この日の夕方、れもんちゃんのママさんからメールを頂きました。

れもんちゃんは、今年の6月に、およそ13年8ヶ月ぶりに再会した
アンジェロの本当のキョウダイです。

カプアン通信をご覧になって、アンジェロの病気に驚いて
お見舞いのメールを頂いたのですが、れもんちゃんも10月20日に
アンジェロと同じ症状になり、内耳炎と診断されたそうです。

前庭疾患の原因のひとつに、内耳炎があります。
アンジェロは血液検査で内耳炎を示すような明らかな数値は認められませんでしたが
9月に外耳炎にかかってますので、耳が関係している可能性はあります。

れもんちゃんも、アンジェロと同じで眼振と嘔吐が続き、
食事ができなかったため体重は1キロくらい減ってしまったそうです。

アンジェロは14キロ台だった体重が13キロ台に落ちたのですが
レモンちゃんは体重が7キロくらいと聞きましたので
1キロも落ちたのは相当ご心配だったこと思います。

アンジェロと同じで、最初は歩けず、粗相がありオムツをつけてたことも
あったそうです。闘病の様子をカプアンママは読んで涙を流しました。

しかし、発病から2週間くらいで食欲旺盛になり体重もほぼ戻りました。
上の写真は闘病中のれもんちゃんですが
写真の斜頸も治ったそうです。

アンジェロにとって、とても勇気づけられるお話です。

れもんママさんからは、食べなくなってしまったアンジェロを心配して
れもんちゃんが喜んで食べた食べ物のことを教えてくれました。

それは、犬は食材を焼いた匂いが好きと知り
煮た鶏肉を手で割いて細かくして、アルミホイルに乗せてトースターで焼いた、
手作りジャーキーでした。

さっそくササミを焼いて試したら、アンジェロも喜んで食べてくれました。
ホントはキツネ色になるくらい焼くのですが
アンジェロが鼻をクンクンさせていたので、待ち切れずに生焼けで食べさせました（笑）

我々は忘れてました。
アンジェロが、現在の手作り食になった理由を。

それは、子犬時代、いろんなフードを試しましたが
あまり食べてくれず困っていたとき
先代のサリーのときから仲良くしていた、ひなちゃんのパパとママが
アンジェロのために、ササミをフライパンで焼いたものを届けてくれたのです。

それまで、どんな食べ物も喜ばなかったアンジェロが
バクバクと犬のように食べました。
それから、アンジェロの主食はササミになり、
後に手羽元や馬肉や白米も食べるようになりました。

そうしたルーツがあったので、焼いたササミなら食べる！と
ピンときましたが、まさにアンジェロの食欲は復活し
少量のごはんや、手羽元スープ、馬肉も食べてくれました。

この夜は、退院後はじめて、
流動食のカケシアを飲ますのを止めましたが
1日の摂取カロリーは約600kcalに達しました。

れもんちゃん様々です。

カプも、焼きササミをお相伴してラッキーです。
いまはまだ朝は、一頭の散歩ですが
朝の散歩もお兄ちゃんが出て来れるようになるかもしれません。

この朝の体重計測で、アンジェロは前日より200グラム増えて
14.1kgまで戻しました。
12日に14kgになったのですが、その後少し減ってました。
でも、もう大丈夫でしょう。

行動的になり、お散歩を要求して吠えることも始まりました（笑）

夜は、みんなで東京ミッドタウンの隣の檜町公園まで歩けました。
もうバギーの出番はないかもしれません（汗）

隣の東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーション会場に行きたがりましたが
あまりたくさん歩かせても疲れるといけないので諦めてもらいました。

父さん母さんも機嫌よくなり、赤ワインを買って帰ろうと
コンビニを探し、この夜もだいたい1.6kmくらい歩けました。

カプアは先に行ってしまうことはなく、
アンジェロ兄ちゃんが遅れて、姿が見えなくなると
姿が見えるまでじっと待ってます。
お兄ちゃん想いの優しい妹です（実の妹（姉？）は、れもんちゃんですが）

昨夜も、焼きササミを食べてもらいました。
この日は手羽元のお肉も食べました。

今朝の計測では、さらに100グラム増えて14.2kgでした。

夕食後にも、もっと欲しい。と要求して

ささみと野菜チップや、ターキーアキレス、まぐろスティック
牛肉チップなど、いろんなトリーツを食べてくれました。

アンジェロが「食べること」を思い出させてくれたのは
実の妹（姉）の、れもんちゃんのおかげです。

離れて暮らしていても、不思議な縁を感じます。
アンジェロはしばらく前、肛門腺が漏れるようになり
何度か動物病院に絞ってもらいに行きましたが
れもんちゃんにも同じ症状が出始めたそうです。

犬など、ほ乳類動物は、人間と違い、基本的に多胎児（たたいじ）ですが
一卵性双生児は、人間以外ではきわめて珍しいんだそうです。

アンジェロとれもんちゃんは、犬の一卵性双生児か？
と、れもんママさんがメールに書かれてました（笑）

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