カプアン通信

追悼 2万発の花火




本日、カプアンのおやじに
しゃれたパッケージに包まれた荷物が届きました。




中身は、人気ブロガーぼたんさんからのプレゼント
「太一カレー」でした。愛犬のためとはいえ
見事なパッケージ(中身はオリエンタルカレー)で
お店に並んでいてもおかしくないような作りです。




3頭の愛犬、静香ちゃん、金魚ちゃん、太一くんの
ブロマイドも同封されてました。

ぼたんさんのブログ、「まったり静香の南青山物語」は
ブログ村の「黒柴犬人気ランキング」で毎回第1位です。

そして、金魚ちゃんと太一くんは元保護犬です。
うれしいですね。

ぼたんさんありがとうございました。
太一くんカレー、もったいのうございます。(笑)



話は変わりますが・・・

東北に「スコップ団」というチームがいます。

被災地で、津波に襲われた家を片づけて
大切なものを泥から掘り起こして
丁寧に洗う作業を続けてきました。

「お礼言ったら、悪いが俺たちは帰る」
というポリシーの、カッコいい若者たちです。

1ヶ月後の3月10日、彼らは
仙台の泉ヶ岳から、空に向かって2万発の花火をあげます。
天国にいる人たちに「こっちは元気です」と
連絡するため・・・
約2万人の死者を追悼するためにです。


スコップ団の団長、平さんは、去年の夏に
宮城県の多賀城で、花火が上がるのを見ました。

その花火を、ひと組みの親子が眺めていて
「すごい」「きれい」と歓声をあげながら
静かに泣いていたそうです。

花火には鎮魂の意味があることを知りました。

そして、しばらくたったある日、避難所で
ある初老の女性と話しをする機会がありました。

その女性は
「それまでけんかなんかしたことなかった主人と
 3月11日の朝に
 くだらないことでけんかをしてしまい、
 いってらっしゃい、も言わなかった。
 主人はそのまま車で出かけたきり、
 津波で死んでしまった。
 私たちは、けんか別れをしたままなんです」

と話しました。

彼女のいまの願いは
「愛しています」
ということを天国に伝えること。
そして、安心してもらうために
「私は元気です」
と伝えることでした。

そして、これがはじまりでした。


地上の人間が花火を見るのは、オマケです。
天国への贈り物の花火ですから
雨が降っても、雲がかかっても打ち上げます。

会場には、花火大会につきものの、屋台もありません。
自治体を通して、仮設住宅に住んでいる人たちや
たいへんな目に遭われた方たちが招待されます。

花火打上げ、保安警備にかかる費用について
ご支援を募っています。(2月中旬まで)

↓詳しくは
http://www.1101.com/schopdan/index.html


団長は言います。

東日本大震災は、
2万人の犠牲者が出た1件の震災ではありません。
悲しい1件1件の事件が2万件も起きたのです。
僕たちはそういう認識をもって
これまで活動してきました。
ですから、この数字は絶対に譲れない。
絶対に2万発上げたい、と思っています。


私も大急ぎで支援金を送りました。
遺された人たちの思いが
天国に伝わって欲しいと思います。






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ちばわんいぬ親会のおしらせ

第5回湘南プチいぬ親会


いよいよ!2月11日(土・建国記念の日) 11時~14時30分
茅ヶ崎市BOWWOW(バウワウ)店内にて開催!
参加予定わんこの詳細は湘南いぬ親会ブログ
(上記バナーをクリック)に掲載中です。

カプアンのおやじも、お昼過ぎから応援に駆けつけます。


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緊急 迷子犬捜索のお願い



ちばわんでお預かり中の「くま太郎」が茨城県稲敷市の預かり宅から迷子になっています。

逸走時は首輪と胴輪それぞれに電話番号と名前を記載した迷子札を着用しています。
体重7.5キロの全身黒い長毛で、ビビリというほどではありませんが、自分から
人に馴れ馴れしくよってくるような犬ではないそうです。

近辺の方、くま太郎を見かけましたら、どんな小さな情報でもかまいませんので
上記連絡先まで、ご連絡を頂けますようお願いいたします。

ちばわん迷子ブログもご覧ください。

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迷子になったくま太郎君の捜索範囲を広げる必要があり、チラシやポスターが足りません。

ポスター及びチラシの印刷をご協力していただける方はご連絡先を明記の上
tomotenkuri@gmail.com までメールをください。
折り返し、送り先の住所をお知らせいたします。

※くま太郎チラシ&ポスターデータは上記ちばわん迷子ブログにあります。
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コメント一覧

カプアンパパ
ぼたんさん
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
昨日は、遠くて渋滞にもかかわらず、ちばわんのいぬ親会にいらしてくださり、ありがとうございました!
静香ちゃん、金魚ちゃん、そして元気な太一くんに会えて嬉しかったです。(笑)

人気のぼたんさんのブログに紹介していただければ、多くの方が保護犬たちのことを知っていただけると思います。ありがとうございます。

太一くんのカレー、本格的な作りに驚きました。
親ばかでは誰にも負けないつもりでしたが・・ぼたんさんとパパさんには負けます(笑)
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
カプアンパパ
あずきママさん
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
日本の若者たちもなかなか侮れないと思いました。

東京に隅田川花火大会という歴史ある花火大会がありますが
1773年に発生した大飢饉とコレラの死者を弔うためにはじまったとされてるようです。
たしかに花火というのは感動と、寂しさも感じるときがありますね。
クリスマスイルミネーションも似たようなものかもしれません。

大震災からもうじき1年ですが、天国へ登ってしまった人たちを弔うのと同時に、遺された人を癒すことが、これからも大事になっていきますね。
ぼたん
http://shizukasan.exblog.jp/
こんばんわ 
今日はお疲れ様でした。あれからサザンビーチにお散歩に行ってそれから帰りましたが、車は大渋滞
やはり人気の茅ヶ崎方面は込みますね~。
うちのワンコ達も今日は疲れて爆睡しています。
今日の嬢渡会ブログは来週なかばにアップして載せますね~♪
太一のカレー紹介していただいてありがとうございます。親ばかもここまでくると、立派でしょ”笑”
今度 遊びに伺いますね~!
あずきママ
カプアンパパさん、スコップ団の活動、なかなか“かっこいい”ですね。

夜空に上げる花火って、そういう意味もあったんですね。地上の人はおまけで見せてもらってる。

ちょっと違うかもしれませんが、クリスマスイルミネーションを、亡くした子供のために飾っているということを読んだことがあります。

花火とか灯りとかには、こちらとあちらの通信というか、こちら側の思いが詰まっていると考えると、切ないものがありますね。
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