今朝のカプアンです。
今朝は、カプアが氷川神社に行きたがりました。
神社は蚊が多いので、
ほんとうはこの時期あまり行きたくないのです。
蚊といえば、先日テレビで珍説が流れてました。
イギリスのローガン博士の研究
蚊は人間が排出する炭酸ガスや温度、乳酸に反応して刺します。
一般的に代謝が高くて活発な人は蚊に刺されやすいのですが
蚊に刺されない人は、蚊が嫌って避ける物質を出します。
それは、人間がストレスを感じた時に出す物質で
蚊にさされなくなったら、ストレスが溜まっている証拠だとか・・・
ちなみに、誰も信じないかもしれませんが
わたし、この夏、一度も蚊に刺されていません。
一緒にいても、妻は刺されまくりです（汗）
この坂は本氷川坂。
正面の塀は、日銀氷川寮。
以前は経済にかかわる官僚、政治家の会議によく使われましたが
最近は使われている様子がないです。
右手のグレーの壁の上は、以前は料亭でした。
ここの女将さんは愛犬家で、カプアンをよく可愛がってくれましたが
料亭は閉店し、いまは（たぶん）イタリア人の富豪の邸宅になっています。
氷川神社境内にある「四合稲荷（しあわせいなり）」
遷座で、4つの神社がひとつにまとまった神社です。
この命名は勝海舟。
勝海舟といえば、幕末の武士ですが、
明治32年（1899）までこの地で生きてました。
この神社ができたのは、亡くなる前年です。
1899年なら、私が子どもの頃なら同時代に生きた人間も
おおぜい存命だったと思います。
そう考えると不思議な気もします。
四合稲荷のちかくにある灯籠。
大震災でひびが入って解体してから、そのままになっています。
9月のお祭りまでには直すのでしょうか。
境内のカラスが何かを食べている・・・と思ったら
生きているセミでした。
セミうまいの？
セミといえば、週末くらいから、うちの周辺では
すごく鳴くようになりました。
我が家の玄関前の木にも、セミの抜け殻が・・・
じつは、セミのように大きくてバタバタする虫が苦手です。
都会育ちで虫に慣れなかった、というのもあるかもしれませんが
子どもの頃のトラウマもありそうです。
私の母は、山梨県の韮崎市の出身で、
子どもの頃、毎年、夏休みは母の実家で過ごしました。
大きな家で、竹林や、鯉がいる沼のような池もありました。
便所は離れの小屋で、風呂も、土間を越えた物置の脇にあった
五右衛門風呂でした。田舎の家はどこの家もすごく広かったです。
夏は風を入れるために雨戸を締めないときがありました。
古い家だったので
雨戸以外、サッシも、ガラス戸も、網戸もありませんでした。
そして、夜は蚊帳の中で寝るのですが、
室内に、バッタやら、カマキリやら、巨大蛾やら、カブトムシやら、
得体のしれない大きな虫たちがバタバタ飛んでいて
とても怖かったのを覚えています。
たぶん、そのとき虫が苦手になったのです。
セミの鳴き声の続きですが・・・
セミは気温が高いと鳴かないそうです。
セミの生態学に詳しい埼玉大学の林正美教授は
セミは24～26℃の気温で良く鳴くと言います。
出典が見つからなかったのですが
蝉が鳴く温度は平均26℃～33℃という説もネットで見ました。
だから、涼しかった週末に鳴き出したのかもしれません。
GBも同じようです・・・
先週号のアエラで、節電の夏でGBが飛び交っている
という嬉しくない記事を読みました。
GBが最も活発化する気温は25℃から30℃までだそうです。
30℃を越えると夏バテし、35℃で高温障害、40℃で死ぬそうです。
節電エアコン温度28℃というのが
クロGBが活発になり飛ぶような温度だといいます。
あと、植物を植えたプランターが巣になりやすいそうですから
ゴーヤやヘチマなどの「緑のカーテン」を作ってらっしゃるご家庭は
そうぞご用心。
今朝、散歩中、アンジェロは生きているセミを踏みましたが
本犬は全然驚きませんでした。
そういえば、カプアもセミを食べようとしたことがあったな・・・
