グーグルのロゴがこのようなかわいいアニメーションになっていたので
きょうは何の日だったかな？ と思ってクリックしたら。
父の日でした。
去年までは毎年なにかしら父親に贈ってました。
物欲が無く、趣味も無い父親でしたので、毎年、贈る物に困りましたが
最近は、履きやすい靴や、滑らない靴下など
介護用品を贈ることが多かったと思います。
贈る人がいなくなってしまうと、
父の日がいつだったかも気がつきません。
ところで、キミたちは・・・
お父さんに何かプレゼントしてくれたことはあったかい？
ま、元気でいてくれることが一番の贈り物だけどね。
きのうの土曜の朝、カプアンたちの散歩中
ちばわん関係者から携帯に着信がありました。
すぐに切れてしまい、かけても繋がりませんでしたが
じきに、ちばわんの卒業わんこが迷子になったことをメールで知りました。
この4年くらいは、ちばわん関係で迷子の犬猫が出たら
作れる環境にいる限り、すぐに迷子ポスターやチラシを作ります。
最近は、犬の迷子が発生した場合はほぼ私に連絡が入ります。
早急にちばわんメンバーにポスター・チラシを配信し、協力を求めることになっています。
犬が迷子になったときは、Yさんから連絡がくることが多いので
Yさんから着信があると、毎回、ドキッとします。
（今回の写真は記事の内容と関係ありません）
犬が逸走した場合、人間より足が速く、狭い場所でも隠れてしまうので
早期に目撃情報が必要です。
なぜなら、まったく情報がないと逃げた場所から360度、近くも遠くも探さなければならず、
捜索が困難になってしまうからです。
なので、迷子捜索は情報を得るために、早い段階でポスターやチラシを作ります。
目撃情報が沢山集まれば、地図で確認することにより
ある程度、捜索する場所の目処がつきます。
この4年で60頭ちかい迷子ポスターを作りました。
といっても、犬猫の捜索ポスターばかりでなく
迷子の犬を保護していて飼い主さんを捜しています。というポスターも
10件ちかくありましたので、迷子捜索ポスターは50頭くらいです。
しかも、配布前に解決した事案も多く
実際に使ったのは40頭くらいかもしれません。
いままでのポスターのデータは全部保存してあり、
新しい迷子犬の写真点数・タテヨコ位置、迷子に関する情報量などで
過去の類型ポスターをひな型にして、情報を差し替えるだけなので
制作時間は15分もかかりません。
ただし、内容の確認に時間がかかることはあります。
間違った情報を載せると、捜索にも影響が出ます。
余談ですが、昔、広告の会社で仕事をしていたとき
「電話番号や価格の間違いだけは絶対にダメ」と教わりました。
場合によっては多額の損害金が発生します。
そのときの習慣（誤情報を恐れること）が身についています。
あと、実は、ゲンかつぎもしており、新しくポスターを作る際は
過去、無事に保護できた犬のポスターデザインを流用します。
経験上、迷子犬の発見が困難になることが多いのは、
かって放浪した経験（野良犬生活など）のある子が逃げてしまい
逃げた場所が郊外で、森など隠れやすい場所が豊富にあるケースだと思います。
逆に、早い解決が期待できるのは、人慣れしている犬の場合です。
私の記憶に間違いがなければ、いままでのちばわんの迷子ケースでは
人懐っこい犬は皆早期に保護された。と思います。
ただし、交通事故の可能性がありますので、早急に保護してあげなければなりません。
もうひとつ、
東京の都心部で迷子になった犬も、いままで皆保護されています。
これは、人目が多いため、リードなしで歩いている犬を見たら
「迷子ではないか？」と気にしてくれる人が多いことや
広大な隠れ場所が少ないなどの理由があるのだと思います。
しかし、過信はいけません。東京は交通量が多いので、事故が心配です。
今回の迷子も、東京23区内の事案でした。
迷子になったのは、いぬ親会で何度も会ったことがある、超ビビりのオス犬でした。
すでに卒業して2年ちかくたっているとのことですが
元預かりさんからの連絡では、現在もお散歩が困難なほどのビビりと知りました。
いままで東京23区の迷子犬は皆保護されている。といっても
こんどは難しいかもしれない・・・と不安になります。
ポスター制作後、元預かりさんに連絡がつかない状況があり
迷子わんこの飼い主さんに連絡をとって
ポスターの内容を確認してもらいましたが、
以前、超びびりの子がすぐに保護できたケースを思い出して
「近くのお宅の庭などに隠れている可能性もあります」とお伝えしました。
そして、ちばわんメンバーにポスター告知や捜索ご協力のお願いをして
当面必要なポスター・チラシを印刷しようとしたときに
飼い主さんから「保護できました！」の連絡をいただきました。
やはり、遠くには行っておらず、近くのお宅の塀のそばにいて
とくに怪我もなく、汚れてもいなかったといいます。
これも過信はいけませんが、散歩も困難なほどビビり犬の場合は
人や車が怖いので動きまわることができず、
近くのお宅の庭など身を隠せる場所で固まってしまうケースがあるのです。
今回は、飼い主さんが発見しましたが
隠れた庭の家主が発見して、連絡してくれる場合もあります。
なので、近くの家へのポスティングが重要なのです。
とにかく、無事早い保護で良かったです。
逃げた理由は、先住犬のお散歩の際、おうちに留守番させたとき
玄関の扉がきちんと閉まらず、そこから出て行ってしまったそうです。
これも良くあるケースです。
まだ見つかっていないわんこさんたちが何頭もいます。
ちばわん迷子情報
みんな無事保護されますように。
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