今年の赤坂の秋祭りは
どえらいことになります。
赤坂全域および一部の六本木エリアと虎ノ門エリアの氏神様は
赤坂氷川神社です。
社殿は徳川吉宗による建立ですが
今年は、吉宗公将軍就任300年にあたるそうです。
吉宗公にちななんださまざまなイベントが計画されています。
15日以降は、赤坂の街のあちこちでさまざまなイベントがあるため
車の往来が難しくなります。
赤坂氷川神社では、
東京大震災で焼失した「宮神輿」の新調を目指してましたが
このほどついに完成しました。
さらに、江戸時代の祭りのシンボルだった「江戸型山車」を
NPO法人が10年前よりこつこつ復元してきましたが
赤坂地域に残っていたさいごの人形「猿」の復元が完了し
これで9台すべての山車が揃ったことになります。
吉宗公は質素を重んじる一方で、花見を奨励するなど
庶民のレクリエーションに理解があり、
江戸時代の赤坂氷川神社の例大祭は
壮麗な氷川山車を繰り出すなど、贅を尽くしたお祭りとして
江戸での一大イベントだったそうです。
今回の赤坂氷川祭はそれを再現するものです。
昨年の様子。氷川神社前です。正面に見えるのが氷川山車（江戸型山車）
今年は、約100年ぶりに。宮神輿と江戸型山車の連合巡行が見られます。
犬のおやじはさっそく明日、町会のお神酒所設置の手伝いです。
（テントを立ててお終い。ではなく、毎年、根太材から組み上げる！）
昨年の町会神輿 氷川神社境内の町会お神酒所前
もうすでに始まっているイベントもありますが
全部で13のイベント・お祭りが予定してます。下記に概要を列挙します。
おいしいイベントも多いので
お時間がありましたら、どうぞ赤坂にお越しください。
食いしん坊将軍祭
9月5日（月）▶19日（月）
時間：各店にお問い合わせください。
会場：赤坂全域81店舗
徳川吉宗公の故郷、紀州和歌山の食材を、赤坂の料理人たちが活かし
期間限定メニューでおもてなしします。facebook
赤坂が繁華街になったもとは何かというと
かって赤坂に「溜池」という広大な池がありました。
その水辺が人々の憩いの場となり、周囲に料理屋が軒を連ねるようになり、
花柳界が始まり、後に赤坂の繁華街に発展しました。
この「溜池」を作ったのは紀州藩で
吉宗公は、将軍になる前に紀州藩第五代藩主でした。
つまり吉宗公は、赤坂氷川神社の社殿を造り、お祭りを奨励しただけでなく
赤坂繁華街のルーツにも関わっているのです。
勝海舟・坂本龍馬 師弟像除幕式
9月10日（土）
時間：10:00〜11:40
会場：サン・サン赤坂
参加自由（無料）
お問い合わせ：NPO法人赤坂氷川山車保存会 事務局
電話03-3583-1935（10:00～17:00）
江戸無血開城の立役者、勝海舟と弟子の坂本龍馬の二人立ち銅像を
勝海舟屋敷跡（サン・サン赤坂）に建立し除幕式を開催します。
たぶんこのブルーシートが「銅像」だと思います。だいぶ前から工事中でした。
社宝・山車人形展
9月10日（土）11日（日）
時間：10:00～16:00
会場：赤坂氷川神社
拝観料：500円
お問い合わせ：赤坂氷川神社 電話03-3583-1935
赤坂氷川神社の社宝である大絵馬や徳川家朱印状（八代〜十四代）
地域の財産である赤坂氷川山車人形九体全てを展示します。
講演「江戸の祭り」
9月10日（土）11日（日）
時間：土曜日14:00～15:300
日曜日10:00～11:30、12:30～14:00、14:00～15:30
会場：赤坂氷川神社
参加要予約
参加費：500円（資料代含む）
お問い合わせ：NPO法人赤坂氷川山車保存会 事務局
電話03-3583-1935（10:00～17:00）
江戸の祭りの華は山車であり、中でも特徴があるのが江戸型山車。
山車人形の見学と赤坂氷川祭について、専門家のお話を聞きます。
赤坂氷川 茶道教室お茶席
9月10日（土）11日（日）
時間：11:00～16:00
会場：赤坂氷川神社社務所
お茶・お茶菓子代：800円
都会の喧騒を忘れられる静寂な緑に包まれた環境の中
赤坂氷川茶道教室が一椀のお茶でおもてなしいたします。
赤坂おもてなしビアガーデン
9月11日（日）
時間：12:00〜17:00頃
会場：赤坂金龍駐車場
数多くの赤坂の名店が出店するビアガーデン。赤坂芸妓衆のおもてなしと
和食やフレンチ、イタリアンなど各店自慢の一品を楽しむことができます。
月夜見参り（奉納演奏）
9月11日（日）
時間：17:00～17:30（合唱）17:30〜18:00（雅楽）
会場：赤坂氷川神社境内
中秋の名月を迎える頃、境内にて奉納演奏会を開催します。
氷川雅楽会による雅楽の調べ、赤坂混声合唱団による歌の披露。
Swing赤坂2016
9月15日（木）16日（金）
時間：18:00～21:00
会場：こちらをご覧ください
赤坂の各エリアでジャズ演奏が行われます。また、一ツ木通りや赤坂通り沿いに
多数のショップや縁日が並び、音楽とともにお料理やドリンクが楽しめます。
街中で演奏されるJAZZ演奏（以前の様子）
2009年には氷川神社境内にて、ジャズピアニストの山下洋輔さんや鬼太鼓座の
セッションが行われました。
【赤坂氷川祭】宵宮巡行／町会神輿二基・山車一本
9月16日（金）
時間：18:00～（一ツ木通り出発）21:00（中ノ町神酒所にて解散）
会場：こちらをご覧ください
昨年の様子
カプアンたちも宵宮巡行を観覧しました。
祭りの参加者たちに可愛がられるカプアンたち。
なぜか、大きな音や光や大型の山車に全然動じないカプアンたち。お祭り好き？
講演「徳川吉宗公と赤坂」
9月17日（土）
時間：10:00〜11:30
会場：赤坂地区総合支所 区民ホール
参加要予約（無料）
お申し込み：先着順、電話申し込みに限ります。
NPO法人赤坂氷川山車保存会 事務局
電話03-3583-1935（10:00～17:00）
赤坂御所、氷川神社、豊川稲荷など、徳川吉宗と赤坂は深い関わりがあります
吉宗公と赤坂のつながりについて研究家の講演があります。また
俳優の松平健さんと紀州和歌山市長の対談もあります。
（写真：サントリー）
【赤坂氷川祭】新調 宮神輿・猿人形山車巡行
9月17日（土）
時間：13:00～18:00
会場：こちらをご覧ください
宮神輿御披露目巡行。「猿」「日本武尊」「猩猩」の江戸型山車の巡行。
巡行には、頭衆の「木遣り」、赤坂芸妓衆も加わります。
さらに、松平健氏が扮した将軍吉宗公が「白馬」に乗って登場するそうです。
また、吉宗出生の地和歌山から「和歌祭」の一隊も加わります。
ところで、赤坂のイベント会場といえばTBS本社前赤坂サカスが定番ですが
吉宗公および馬は入れないというウワサです。大人の事情で。
（暴れん坊将軍はテレ朝ですからね）
2009年の赤坂氷川祭の様子。アンジェロの手前に写っているのは母です。
いまは10メートル歩くのも大変ですが、このときは一緒にお祭り見物してました。
盆踊り＆露店・赤坂銘店出店
9月17日（土）18日（日）
時間：15:00～21:00（露店・銘店）18:30〜21:00（盆踊り）
会場：赤坂氷川神社
出店：Wakiya、菊の井、ホッピー、有職、マヴィ、赤坂みつばちほか
以前カプアンたちと行った盆踊りと夜店
子供時代のゆきちゃんに会いました。
赤坂は外国人がとても多い街です。盆踊り会場にも、お神輿担ぎも。
【赤坂氷川祭】神幸祭 巡行
9月18日（日）
時間：9:00～17:30
会場：こちらをご覧ください
赤坂全域を宮神輿、江戸型山車が巡行します。
途中、赤坂サカスの式典（13:20〜14:15）では赤坂芸妓衆の踊りも披露されます。
2009年の神幸祭開始の様子。
お神輿や山車を見たくて、お母さんと家から出てきたカプアンたち。これも2009年
アンジェロは4歳になったばかり、カプアはまだ2歳！
裏通りを巡行する際は、電線に引っかかるので、人形を下げます。
大通りに出たら、人形がせり出します。
ところで、例年神幸祭で担ぐ、我が町会のお神輿は美しい仕上がりですが
やや小振りでたぶん大人20人くらいで担ぐお神輿だと思います。
しかし、今年各町会が交代で担ぐ、新調された宮神輿は、
重量1,000kg以上！ 80人〜100人でないと担げない、たいへん大きなお神輿だそうです。
我が町会は、住民も少なく、お年寄りが多いのですが、
担ぎ手は集まったのでしょうか。若干不安ではあります。
カプアとアンジェロはお神輿担ぎの役には立たないし（汗）
わが家のIMOMUSHI（アオスジアゲハの幼虫）は大雨を乗り切ったようです。
2匹とも元気です。すこしだけ大きくなりました。
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【緊急】迷子犬をさがしています。
千葉県の広範囲で捜索中です。
上記写真の犬に注意していただけると助かります。
※リードはつけていません。赤っぽい首輪のみしています。
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ちばわんいぬ親会および上映会のお知らせ
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