カプアン通信

平成30年度犬猫殺処分データ図解（犬猫合計編）

2020年01月24日 00時10分44秒

きょうは、犬猫合計のデータをお見せします。
まずは、都道府県のエリア別ワーストランキング（ベストランキング）
を4年連続で比較します。

基本的には猫の地図と同じ傾向です。
北海道、青森のエリアが殺処分数が減り、北が明るい色になりました。
（北海道　平成29年度　569頭　→　平成30年度　352頭）
（青森　平成29年度　1003頭　→　平成30年度　783頭）

他には、茨城、東京、奈良、和歌山、長崎などが減らしています。

また、殺処分合計が3,000頭以上のエリアはなくなりました。
平成27年度には7エリアもありました。
そういった面では、進展がみられます。

では、実際のデータを発表します。

またまた、お詫びですが、殺処分数について合計が38,444頭とならなければならないのが
38,504と、60頭多く集計してます。
全体の0.15％くらいの誤差ですので、大勢には影響がないと思いますが
ランキング順位の入れ替わりはあるかもしれません。
もう老眼で、ダメかな・・・と凹んでおります。

まずは殺処分数のランキングです。

1位の福井県は、平成29年度も50頭で1位でしたが
犬猫あわせて10頭台まで減らしたことは素晴らしいと思います。

なお、まだ下位ではありますが、前年度3,025頭でワースト1位だった
長崎県は、2,227頭と800頭ちかく減らしています。

千葉県は頭数でいうと811頭で30位と、やや低迷しております。
たぶん、他のエリアの改善の度合いが早くて、
取り残されているのではないかと思います。

続いて、生存率のランキングです。

1位の福井県の犬猫あわせて生存率96.64％というのは本当に素晴らしいことですが
4,873頭も引取りながら、生存率95.14％の広島もすごいです。

千葉県は頭数によるランキングなら30位ですが
引取り数が少ないこともあり生存率は76.09％、全国12位です。

あと1回だけ、譲渡数のランキングや、殺処分ゼロを達成した自治体など
目立ったデータをご紹介する予定です。

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