きょうの話は、デザイナーが使うパソコンの話です。
興味がない方はスミマセン。
私が仕事としてデザインの世界に入ったのは30年近く前で
そのころは、職場にパソコンはなく
デザインプランはすべて手作業で作ってました。
最初、中小の広告代理店に入社したのですが
クライアントに広告案を提案するときは
社内のカンプライターに、
最終表現に似せた絵を書いてもらいました。
カンプライターというのは、デザイナーの指示にしたがって
短時間で、カンプ（広告案）用の絵を書いてくれる
絵描きさん（イラストレーター）です。
版下（印刷前の原稿）は、版下屋さんに外注しました。
予算のない仕事は
たとえば「黒の背景に白抜き文字」というデザイン案を見せるために
文字の輪郭を書いて、外側をサインペンで塗りつぶす
なんて、手間のかかることもやってました。
（インテリジェントコピー機もなかったのです）
ヒマだったのか、と思えば、常に10社くらいのクライアントの仕事
をかかえていて、いつも会社に泊まり込んでました。
「昭和」の終わりとともに脱サラして
そのまま自営業デザイナーになったわけですが
ちょうどそのころ「マッキントッシュ（Mac）」という
デザインの道具にもなるマシンが話題になってました。
マシンそのものより、ロゴ制作などの力になるという
「イラストレーター」というソフトに興味をもって
仕事も少なかったのに、5年ローンで導入しました。
ソフトやプリンター、スキャナーなどもあわせた総額は
安めの高級外車が買えるくらいの価格でした。
その当時の話は→コチラでも語っています。
以来、何台もパソコンを買い替えましたが
全部、Macです。
いまは、Windowsマシンでデザインすることも普通になりましたが、
最初は、デザイナー用のソフトはMacにしかありませんでした。
音楽や、医学用のソフトもです。
ですからいまでも、デザイナー、ミュージシャン、医者は
マックユーザーが多いのです。
10年前に、Macに大きな変化がありました。OS X（オーエステン）の登場です。
それまでのOS9をクラシック環境と呼ぶようになり
アプリケーションや、デスクトップウインドウの構造がガラッと変わりました。
しばらくは、1台のマシンでOSを切り替えて
両方の環境で仕事が出来ましたが
すでに、新マシンは、クラシック環境が使えなくなり
また、OS X自体も、バージョンがどんどん変わり、
古いOSでは、不具合がいろいろ出てきました。
ながい間悩んでましたが、思いきって、新Macを購入し、
昨日納品されました。
Mac Pro おそろしくシンプルです。
こちらは、ここ5年くらい使ってきたMac G5
実は、デザインもサイズも、ほとんど同じです。
こちらのG5の方が若干、重いそうです。
「ワタシ、脱いでもスゴイんです」という広告がありましたが
Mac Proの中見はG5よりシンプルながら、赤い箱が見えたりして
なんかすごそうです。（G5の中身の写真はコチラ）
性能は、かなり良くなったそうですが、具体的にどうすごいのか
よくわかりません（汗）
i Macならこのマシンの半額で買えたのですが
Mac Proのほうが丈夫で、故障時のメンテも簡単と聞いたので
思いきりました。
Mac Proは、モニターが別売りです。
こちら、LED Cinema Display 素晴らしくシンプルですが
壁際に設置するので、この美しい背中は、今後見られません。
電源を入れたところ。グーグルの画面はいつもカプアン（笑）
実は、まだ慣れてないので、となりの旧Mac G5で仕事を継続しています。
経理関係のソフトなど、移行に時間がかかりそうなので
G5を使わなくなるまで、まだ1年くらいかかりそうな気がします。
こちらは、今回、廃棄処分になったブラウン管モニターや
二世代前の Mac G4マシンたち。
保管場所があれば、古いマシンは愛着があるので取っておきたいのですが
部屋が狭くなるいっぽうなので、いままでも、ほとんどのマシンは
捨ててしまいました。
このモニターは15年前くらいから使ったかもしれません。
長いあいだありがとう。
今回、仕事場の模様替えをしたので
ついでに、仕事場の小型冷蔵庫の霜取りもしました。
上の写真は、霜がすでに半分くらい溶けた状態。
この冷蔵庫、ディスカウントショップで安く買ったものですが
霜がつきやすいのは難点ですが、ものすごく丈夫で、
20年ちかく使っています。
霜の中から、1枚のジップロックが出てきました。
これは、先代のサリーが病気で立てなくなって、仕事場で看病したとき
亡くなる直前、水も飲めなくなったので、水のかわりに
氷を舐めさせるよう用意した袋です。中にちいさな氷が入ってました。
サリーが亡くなったあとも、捨てる気がしなくて、
6年間もここに入ってました。
思い出のモノはすこしずつ消えていきますが
思い出はココロに残っています。
話はかわりますが、いよいよ明日日曜の深夜（18（月）の早朝）
女子サッカーワールドカップ（W杯）決勝がドイツで行われます。
テレビ放映が午前3時35分からですから、
生で見るには、ひじょ～に悩ましい時間帯ですが、
ここまで来たのですから、ぜひ優勝してもらいたいです。
同じ、日本サッカー協会に所属しているのに
男子とは、待遇が全く違うことが話題になっています。
報償金は、W杯優勝時、男子は１人3,500万円、女子は150万円
8強と16強は男子のみしか出ず（400万円、200万円）
勝利ボーナスは1勝あたり男子200万円、女子10万円と、ひどく待遇が違います。
さらに個人の収入は、男子選手とは雲泥の差です。
たとえば、男子代表の最高年俸は
セリエAインテル長友佑都選手の年俸2億3,000万円といわれてますが
他にも、年俸数千万円を貰っているようなプロサッカー選手がゾロゾロいます。
女子サッカーの実力経験トップ選手は
代表歴18年（15歳から代表！）の澤 穂希（さわ ほまれ）選手ですが、
最も待遇がいいとされる彼女でさえ年俸360万円くらいと報道されており
プロ契約している選手は数人しかおらず
大部分の選手は、サッカーとしての収入はなく
コンビニのレジ打ちのアルバイトなどで生計をたてており
練習も夜、仕事が終わってからでないと選手が集まれないし、
合宿の旅費を協会に前借りしないと参加できなかった選手もいるそうです。
男子は最高成績W杯16強です。
いつになったら世界のトップに近づけるのか、想像もつきません。
女子は、低収入で、仕事をしながら世界の頂点手前までこれたわけですから
男子代表は、すこし、ハングリーさなど見習わないと
ならないんじゃないでしょうか。
そして、W杯決勝まで残り、世界中のメディアからも注目されている存在です
せめて、レジ打ちなんかしなくても、全員がサッカーに打ち込めるよう
もうすこし待遇をよくしてあげたらいいのに
と思ってしまいます。
アタシもなでしこに入りたい
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プロジェクトＫの合羽、篠崎に初登場
ちばわん湘南スタッフが制作した雑種中型犬用の合羽
「プロジェクトＫ」10から15着と、その他オリジナルグッズが
7月17日（日）定例いぬ親会（篠崎会場）フリーマーケットに登場します。
※プロジェクトＫについてはこちらをご参照ください。
「プロジェクトＫ」の合羽は今後も製作を続ける予定ですが
9月10月と湘南地域のちばわんイベントが続きますので
来月以降の篠崎会場での販売については未定です。
この機会をどうぞお見逃しなく。
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ちばわんからのおしらせ
動物愛護センターで使用する古新聞紙を募集します。
★チラシ混入のない古新聞紙に限ります。
★7月17日（日）篠崎緑地での定例いぬ親会または、
24日（日）品川いぬ親会会場へお持ち下さい。
どうぞご協力をよろしくお願いいたします
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ちばわんいぬ親会ねこ親会のおしらせ
第113回ちばわんいぬ親会
いよいよ明日7月17日（日）12：00～15：00 江戸川河川敷 篠崎緑地にて開催！
参加予定わんこの詳細は↑バナーをクリック！
熱中症にかからないよう、水分補給など気をつけてお越しください。
ちばわん品川ねこ親会いぬ親会
7月24日（日）11：00～15：00 品川区ウエルカムセンターにて開催！
参加にゃんこの詳細はこちら→http://shinagawac.exblog.jp/
参加わんこの詳細はこちら→http://shinagawad.exblog.jp/
ウエルカムセンター周辺への駐車・駐輪はご遠慮ください
残念です。
