アンジェリークの医療用ウィッグ ブログ

銀座 市川にて全国から製作依頼がある医療用ウィッグ 
ANGELIQUEです 

国立がんセンター研究センター 「患者市民パネル」に選ばれました

2012-04-01 21:33:22 | 患者市民パネルの活動
毎日たくさんの患者さまと接しています

「きのさんってちょうどいい距離感だよね」

そんなありがたい事ををよく言っていただきます

家族でも 夫婦でもなく 友達でもなく 

ただ大事な人にはお話しできない事もあるみたいです

「病気の事 大事な人には心配させたくない」

「友達でもあの人には病気の事知られたくない」

「聞いてほしい人 聞いててほしくない人がいるの」


病気でのこれからの人生の不安 女性としての不安 

とにかくとにかくたくさんのお話を聞きます


話す 「心を放す」 意味合いがあるみたいです

自分が出来る事 もちろん髪を切る事 いいウイッグを作って1年間
ちゃんと生活できるようにする事

そしてお話しを聴く事

不安をこのお店に少しでも置いていってもらえたら・・・・


たまに逆に「きのさん大変だよね・・ウイッグを合わせるのが
      こんな難しいって大手メーカーの試着会で実感して
      よくわかってる。とにかくしっかり対応してくれて
      いろんな立場の患者さまの話を聞いて」

きの   「はじめ言われました 感謝の言葉はたくさんいただくんですけど」

何度も通い心がつながった患者様にしみじみ言われ心が熱くなりました

患者さまでここまで分かってくれてる人がいたんだ

逆に改めて話す事の大事さを知った日でもありました


自分の経験した事 もっと病気の方の役に立つかもしれない

国立がんセンターの「患者市民パネル募集」に応募してみました

選ばれるのは3分の1らしいのですが昨日依頼の通知が来ました

http://www.ncc.go.jp/jp/cis/panel/panel01.html
これからは一員として

「患者、家族、またはその方達を支援する市民がそれぞれの立場から
がん対策情報センターの行うがん対策活動にがん患者やその家族
一般市民の声を届けていく事
そしてその活動を広報してく事
いわばがん対策情報センターと患者さま 家族一般市民間のかけ橋としての役割
を期待するとの事」

そんな活動をしていくようです

http://www.ncc.go.jp/jp/cis/panel/panel01.html

患者さまに頂いた人生の宝物

これから多くの患者さまにお返しできたら

それが願いです

2年間の任期頑張ります


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