SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

いよいよ準決勝。 近畿4校の激しいバトルが展開される熱き甲子園!

2021年08月28日 | 高校野球

≪第103回全国高校野球選手権大会≫ ~甲子園~

【準決勝】

第1試合  近 江 (滋賀)  智辯和歌山(和歌山)

第2試合  智弁学園(奈良)  京都国際 (京都)


1日の休養日を挟んで、
いよいよ準決勝の日を迎えました。

史上初めての近畿決戦。
選抜では昭和54年に近畿勢4校の戦いというのがありましたが、
近畿からの出場校も絞られる夏の選手権では初めて。

ワタシには二つの注目点があります。
1つは「智弁決戦があるのか?」

もちろん、奈良の智弁学園と和歌山の智辯和歌山の頂上決戦です。
多くの人が期待しているようにワタシも大いに期待していて、
「決勝対決、見てみたいなあ」と思っている一人なのです。
そうしたら決勝の解説は、高嶋さん以外ありえないなあ。。。。
両校の『元監督』だしね。
ああ、でも今年はお孫さんも出ているし、一方的に和歌山に肩入れしちゃうだろうから、無理か。。。。。

2つ目は「まさかの甲子園決勝での京滋対決か?」

ワタシが高校野球を見始めたころから、
近畿と言えば「野球強豪地域」の認識はあったのですが、
それは大阪を中心に兵庫、奈良、和歌山が中心。
6県のうち京都と滋賀は、
どうしても「一段下がる」との認識でした。

最近こそ甲子園で活躍する年はありますが、
特に選手権では、
第1回大会で優勝した京都府代表は、
優勝ははるかさかのぼる1956年の平安以来、出てきていません。
ワタシが見た大会ではこの間準優勝4度。
今年こそ達成したいところですね。

滋賀は言うまでもなく、
近畿では唯一、優勝を経験していない県です。
多賀監督の情熱で近江がぐんぐんと実力を挙げてきて01年には準優勝を達成していますが、
それ以来20年ぶりの決勝進出がなるか?という今年の戦いぶりです。

ワタシの子供のころは、
京都と滋賀で「京滋代表」として、
奈良と和歌山は「紀和代表」として、
それぞれ1代表ずつしか甲子園に送り込めませんでした。

1978年の第60回大会以来1県1代表となりましたから、
それ以前の厳しい代表決定戦はなくなりましたが、
40余年の時を経て、
その両地区の代表同士が甲子園の決勝を戦う!!!
なんてことになったら、
なんだか感慨深いものですね。

近畿勢4校の準決勝決戦と言って、
その4校が大阪・兵庫の代表ではない。。。。。。
なんだかそれを聞いただけで、
感慨深いものが。


ということで、
少しだけ準決勝の予想を。


第1試合 近江 - 智辯和歌山

試合のカギは、近江の投手陣、特に山田投手のスタミナがどれだけ残っているか。激戦を4試合こなした近江は、かなり疲労がたまっているはず。智辯和歌山の打線はかなり振れてきているので、細心の注意を払った投球が求められる。抑えで出てきている岩佐がこの2試合でかなり打ち込まれているのも心配な点だ。一方の智辯和歌山の投手陣は、エース中西をはじめ4投手が各1試合ずつ登板。ようやく「慣らし運転」を終了したぐらいの感じで、ここから本領を発揮してくるはずだ。コンディションとしては圧倒的に智辯和歌山だが、近江はチーム全体が激戦を潜り抜け乗りに乗っている感じ。近江としては先取点を奪い、いい流れで試合を進めたいところ。それには当たっている山田・新野といった中軸にどれだけチャンスを回せるか。智辯和歌山としては、じっくり構えて自分の野球をやり切りたいと思っているだろう。2018年夏以来の甲子園対決。その時は選抜準優勝の智辯和歌山に対し、近江が2年生左腕・林の好投で完勝した。智辯和歌山にとってはリベンジの戦いでもある。


第2試合 智弁学園 - 京都国際

両校とも準々決勝では逆転しサヨナラで勝ち上がってきて乗っている。実力上位の智弁学園は、3回戦、準々決勝と左腕の相手に苦戦。京都国際のエース森下が左腕の好投手なだけに、森下の出来次第では大激戦となる可能性も高い。智弁学園としては、西村、小畠の両エースが好調を維持しているだけに、ここまでのようにしっかり守って安定した試合運びをしたいところだろう。打線は前川、山下の中軸が当たっているのが心強いが、少し前2戦で打線全体は狂わされてしまっている感もあるので、しっかり立て直してい行きたいところ。京都国際としては、これまで通り森下―平野の2枚看板の投手陣が相手の攻撃を抑えて、森下・中川・辻井の中軸の長打で得点を取っていきたい。前半から突き放せれば智弁が有利だが、後半までロースコアでもつれれば京都国際にも十分に勝機が出てくるだろう。


激戦必至の準決勝、間もなくプレーボールです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第103回全国高校野球選手権 ... | トップ | 第103回全国高校野球選手権 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事