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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治神宮大会2022 開幕間近

2022年11月16日 | 高校野球

さあ、今年も始まります。
【第53回 明治神宮野球大会】

もうなんだか、
近年はこの大会もすっかり一般的になって、
四の五の説明する必要はありませんね。

高校の部と大学の部がまじりあって、
同じ球場で二つのトーナメントが行われる大会。
高校の部は来春の選抜出場をほぼ決めている各地区の優勝校が集まり『秋の日本一』を決めるプレ選抜大会。
そして大学の部は文字通り「最後のトーナメント大会」で、
大学2大タイトルの一つ。


凄い大会なんですよ。

今年の組み合わせ等はこちら ⇒ 公益財団法人 日本学生野球協会 (student-baseball.or.jp)


さあ、
どうなるでしょうかね。

高校の部は、
なんとなくまだ各地区の勢力図が完全にはわからないため、
プレビューのしようもないというのが本当のところ。

近畿からは大阪桐蔭が、
大エース・前田を軸として連覇を狙い出場してきます。

昨年はこの大会から強さを見せつけて、
1年間を駆け抜けると思いきや、
夏の選手権準々決勝でまさかの敗退。

悔しさをもって新チームを迎えるというと、
あの根尾・藤原らの「最強世代」を自然と思い出してしまいます。

あのチーム、
実はこの神宮大会では、
優勝できませんでした。

しかしその敗戦をも糧に代えてその後春夏の甲子園を連覇。
ゆるぎない実績を残した代でしたね。
果たして今年もその代に続けるのか?

エースの前田は来年秋のドラフトの超目玉になると言われる逸材。
前田の投げる試合はほぼ失点が計算できますから、
その合間の試合にしっかり勝ち切っていけるのかが大阪桐蔭の課題ですかね、今のところは。

でも冬場を超えると、
新たに素晴らしい投手が何人も登場しますから、
まあ盤石なんではないでしょうか。

その大阪桐蔭を迎え撃つのは、
夏の選手権優勝の仙台育英と、
スラッガー真鍋を擁する広陵でしょうか。

両校ともに全国制覇する実力は十分。
特に仙台育英は、
選手権優勝メンバーから多数の選手が残り、
チームの中核をなしています。

初優勝後の時間のない中で、
しっかりとチームを構築して秋の東北大会を制覇したことはすごいことです。
大阪桐蔭時代にくさびを打ち込み、
「西は大阪桐蔭、東は仙台育英」と並び立つ存在になれるのか否か。
今年のチームで大阪桐蔭を破りたいところですね。

広陵は「全国屈指の実力校」と言われながら、
夏の選手権ではまさかの広島大会で早期敗退。

長い夏を超えて、
またまた強いチームを作ってこの秋の神宮大会に登場です。

スラッガー真鍋がどこまで打つのか?
昨年1年生ながら「スラッガー三羽烏」と言われた花巻東・佐々木、九州国際大付・佐倉はこの秋、
地区大会で敗れてこの神宮大会はおろか、
選抜にも姿を見せることはありません。

そんな中で真鍋にかかる期待は大きいですね。

そのほかでは北海道のクラーク国際が連続出場。
実力はどんどん上がっていっていますので、
この大会初戦、大阪桐蔭vs東邦の勝者との戦いが、
とても楽しみです。

個人的にですが、
大阪桐蔭が勝ち上がり、この試合で前田を温存するのであれば、
結構クラークにも勝つチャンスがあるのでは・・・・・なんて思ったりしています。

初戦で大阪桐蔭と対戦する東邦は、
選抜でも優勝候補の一角に上がると思われます。
しかし相手は大阪桐蔭。
前田を打てるのか?
この時点での自分たちの立ち位置がしっかり図れるという事と、
冬の目標が明確になるという事で、
東邦にとってはまたとない対戦になったという事も言えるでしょう。

そういえば選抜に優勝した4年前のチームも、
神宮大会では初戦で敗退しているんですよね。
この神宮大会を糧としたチームこそが、
選抜を勝ち上がっていけると思うので、
試合の勝敗は別として、面白い対戦になることでしょう。

沖縄尚学と仙台育英の対戦も、
楽しみです。

関東は山梨学院、東京は東海大菅生が出場。
両校ともに全国屈指とはいいがたい戦力ですが、
どちらかというと山梨学院の方が期待が持てるかな?!

両校ともに投手力はまずまずです。


さて、大学の部です。

春の全日本大学野球選手権では、
東都の代表である亜大が大会上位常連の上武大を決勝で破って栄冠を勝ち取りました。

しかしその亜大は秋のリーグ戦で国学大に敗れ出場を勝ち取れず、
混戦にますます拍車がかかりそうです。

優勝争いは、
明大と国学大の両チームを中心に回りそうですが、
上武大や国際武道大、
そして各地区代表チームも実力的にさほどそん色はなく、
激戦が繰り広げられる可能性が大ですね。


神宮球場をホームとする六大学代表の明大と東都代表の国学大は、
いずれも苦しみ抜いて最終週に逆転でリーグ優勝を勝ち取りました。

その勢いを持ち込みたいところですが、
戦力的に図抜けた感じはしないので、
戦力的にはむしろ上武大などの方がいい感じに見えますね。

関西を制した大阪商大も良さそう。
ワタシが個人的にちょっと気になる環太平洋大も、
なんとなくいい感じで勝ち抜いてきています。

まあ、
ドラフトにかかった選手を見るというのもこの大会の一つの楽しみではあるのですが、
今年は何だかあまり大会に出場する選手はいませんね、残念ながら。

学生最後の大会ですから、
「この大会で野球(アスリートとしての)は引退」
という選手も多いでしょう。

その彼らの雄姿、
目に焼き付けておきたいですね。

さあ、
今年最後の、
「野球のビッグトーナメント」
金曜日に開幕です。

少し空模様が心配でもありますが、
神宮の杜にこだまする大歓声(拍手)、
心躍るものがあります。




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