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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第101回全国高校野球選手権 第4日 粘りの習志野が勝ち切った!

2019年08月10日 | 高校野球

第4日の甲子園。

第3試合は、
予想通りの大熱戦になりました。

予選で甲子園優勝も狙えると言われたライバル・興南を下して甲子園にたどり着いた沖縄尚学。
一方選抜準優勝の習志野も、
予選では強豪の木更津総合に対して9回二死ランナーなしまで追い詰められながら、
そこから逆襲して勝利を奪い取りました。

両校共にライバルとのヒリヒリするような戦いを制しての大舞台。
その力を存分に見せたこの日の戦いも、
やはり延長にもつれ込む大熱戦でした。

習志野にとっては、
ほぼプラン通りの試合ぶりながら、
中盤で守備位置の逆、逆を突かれるような打球が飛んで一気に逆転されるという、
非常に嫌な試合展開となりました。
 
  今風の「バンバン打って」というチームではないものの、
出したランナーをしっかりとしたバントで送り、
スクイズなどを駆使して返し、
それをしっかりした投手と守りで凌ぎきるという「甲子園戦法」を駆使した戦いぶりを見せる両校。
その両校が本当にそのチームの持っているものをすべて注ぎ込んで戦うという、
実に見ていて楽しい、
ドキドキする大熱戦でした。

1点ビハインドで9回を迎えた習志野は、
今年のチームの特徴である粘り強さをこの日もここから見せていきます。

一死からヒットでランナーを出すと、
ここで乾坤一擲の勝負の盗塁を仕掛け成功。
これで時の勢いを得た習志野は、
ここからタイムリーが出て同点。
こうなると習志野の強さが発揮される展開に。

習志野はマウンドに上がっていたエースの飯塚が、
まさに「大魔神」と呼びたくなるような素晴らしいピッチングを展開。
同点の9回に見事なピッチングで味方に流れを呼び込み、
その流れに乗って10回、
習志野は一死二塁からタイムリー二塁打が出て勝ち越し。

そして最後は、
2001年の明徳義塾戦を思い起こさせるような、
外野の好プレーで締めました。
(あの試合は、外野の美技3連発という、シビれるような結末だったなぁ)

アルプスの美爆音に乗って、
習志野がこの大激戦を制しました。

沖縄尚学は、
この10回の場面、
センターの上を抜かれた後、
サードに送球を返さず ホームに送球していたら、
もしかしたらアウトにできたかも。。。

そんなことを思いながら、
この激戦をハラハラドキドキしながら見ていました。
両校共に見事な野球でした。

勝負はまさに時の運、
両校の間に力の差は、
ほとんどありませんでした。

いい試合でした。

第4試合も、
最後まで勝敗の行方が分からない好勝負でしたが、
高松商のエース香川が終盤に鶴岡東の長打攻勢にあって、
甲子園を去ることになってしまいました。

〝四国四商〟ファンのワタシにとっては、
本当に痛恨の試合となりましたが、
久しぶりの夏の大舞台。
これからまた、
四商全ての大復活を祈念しています。
去年の高知商に続いて今年は高松商の復活。
来年は徳島商?それとも松山商?
期待していますよ。

第1試合では鳴門が、
第2試合では仙台育英が、
昨年の悔しい初戦負けのリベンジを果たし、
見事な勝利を収めました。
1年間の〝思い〟というものが、
プレーにあらわれた圧勝でした。

さあ、
世間はお盆休みを迎えます。
甲子園も、
連日満員になることでしょう。

熱戦はこれからが本番です。
(台風の進路だけが、気がかりだなあ。。。。)
 


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