SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第101回全国高校野球選手権 第5日 サヨナラアーチ!

2019年08月11日 | 高校野球

数ある野球という競技のシチュエーション。
その中でも最も劇的と言えるのはなんといっても『サヨナラホームラン』ですね。

その最も劇的な瞬間が、
第5日の甲子園で飛び出しました。
第2試合の熊本工、山口選手が放った打球は、
大歓声に乗ってバックスクリーンに飛び込む歓喜のサヨナラホームラン。

熊本工が延長12回の大激戦の末、
山梨学院を破った激闘でした。

それにしても、
いい試合でしたね。
両投手の「魂のこもった投球」が、
好試合を演出しました。

実に甲子園の試合らしい、
見事な試合でした。

こういう試合になると、
まさに勝敗は時の運。
敗れた山梨学院も、
胸を張って帰って欲しいと思います。

それにしても、
伝統の「熊工」の胸文字が、
グラウンドによく映えていました。

今年は久々出場の伝統校がたくさん出場していますが、
”高校野球おやじ”にとっては、
胸躍るシーンが続いていきます。

第3試合にも、
伝統校の広島商が登場しました。

「HIROSHO」
の胸マークにワクワクしていると、
初回にとんでもないことが起こりました。

岡山学芸館の先発・丹羽クンに強烈なピッチャー返しが当たり、
退場してしまいました。

何しろ顔に直撃の打球でしたから、
本当に心配しました。

そして2回からすぐに継投に入ったため、
「大丈夫かな?」
と思って見ていましたが、
変わった中川クンが見事な投球を見せて、
しっかりとゲームを作りましたね。

とはいえ広島商が中盤まで見事な『広商野球』を見せて先手を取り、
しっかりと逃げ切りにはいるのかなあと思っていると、
終盤に岡山学芸館が猛反撃。

7回に1点を返し2点差とすると、
8回には1点を返した後、
逆転の2点タイムリーが飛び出して逆転。
そのまま逃げ切りました。

岡山学芸館は終盤の逆転は得意なチームとのこと。
その特徴が見事に出た、
素晴らしい逆転ゲームで甲子園初勝利をあげました。

岡山―広島という『山陽決戦』、
両県民もヒートアップして見ていたのではないでしょうかね。
あまり甲子園でも見たことがないこの両県の対決ですね。
ワタシも記憶の中には1回ぐらいしかありませんかね。

両県の意地が炸裂した、
好ゲームでしたね。

第1試合は、
関東一、日本文理という近年甲子園で存在感を見せ続けるチーム同士の対戦。
両チームともに鋭い打撃を見せ、
こちらも好勝負を展開してくれました。

関東一、
なかなか仕上がりがよさそうで、
今後に期待が持てそうです。

一方の日本文理は、
あの大井監督の跡を継いだ鈴木監督にとっては、
ここからが出発点。
またいいチームを作って登場してきて欲しいですね。

昨日あたりからは、
観衆の数もぐっと増えた甲子園。
いよいよ盛り上がりもピークを迎えそうですね。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第101回全国高校野球選手権 ... | トップ | 第101回全国高校野球選手... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事