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第90回選抜高校野球大会 組み合わせ決定 各ブロックの見どころ

2018年03月17日 | 高校野球

≪第90回選抜高校野球大会≫
3月23日から 甲子園球場

組み合わせ ⇒  https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/senbatsu/2018/tournament/


昨日、
センバツ高校野球大会の組み合わせが決定。

ブロックごとの見どころを見てみましょう。


【各ブロックの見どころ】

【Aブロック】 東筑・聖光学院・東海大相模・静岡・駒大苫小牧・日本航空石川・膳所・明徳義塾・中央学院

優勝候補わんさか。大阪桐蔭への挑戦権をつかむのは、どこだ?!

Aブロックは大激戦ブロックとなった。優勝候補大本命の大阪桐蔭を追って行けると思われるチームがこのブロックに集結。ブロック勝ち抜けで4強をつかむのはどこか、まったく予想もつかない展開が待っているかもしれない。ブロック上部の5校では、聖光学院、東海大相模、静岡の3校がほとんど横一線で並ぶ。開幕試合を戦う聖光学院は、打線の破壊力では一歩リード。1番から9番まで切れ目なく打て、得点力は抜群だ。その聖光学院が初戦で対戦するのは、初戦で対戦するには実に嫌なタイプの横手投げエース・石田を擁する東筑だ。石田は強豪相手にも抜群の投球を見せ続けており、聖光学院としては決して息の抜けない相手。それを超えると待ち構えるのが東海大相模だ。東海大相模は、未知数の投手陣の整備がどうかが焦点。エース斎藤が完全復調しないと聖光学院相手には分が悪いと見える。特に1戦を勝ち上がった聖光学院を待っているというのは、なんとも嫌な組み合わせ。主砲・森下を軸にした打線が火を噴くことができるか。そしてその勝ち上がりチームと対戦するのは、実力上位と言われる静岡だ。静岡は、今年のチームは実に攻守にまとまりがあり、実戦型のしぶといチーム。初戦の駒大苫小牧戦は、両チームともに実戦型の好チーム同士の対戦だけに、息の抜けない攻防となりそうだが、駒大苫小牧の守備に破綻があれば一気に試合は静岡に傾くかもしれない。そして下部に位置する4校の中では、明徳義塾が抜けた実力を持つ。初戦の中央学院は昨秋の明治神宮大会のリベンジと鼻息が荒いが、実力の差は如何ともしがたいという予想だ。しかも明徳は馬渕采配という甲子園を知り尽くした指揮官の好采配も武器の一つ。中央学院としては、エースで4番の大谷がまさに”大谷翔平”のような活躍を見せられなければ分は悪い。もう一つは日本航空石川が優位に立つ。強力な打線が看板で、初戦をいい形で勝って明徳に挑みたい。準々決勝はどんな対戦となっても、決勝進出を占ううえで非常に大事な対戦となる。

◎; 明徳義塾
〇; 東海大相模 聖光学院 静岡
△; 駒大苫小牧 日本航空石川


【Bブロック】 英明・国学院栃木・延岡学園・富山商・智辯和歌山・智弁学園・日大山形・下関国際・創成館

史上2度目の智弁対決はあるか?!創成館が勝ち抜けの最有力候補だ。

ブロックの9チームを見ると、秋に大阪桐蔭を破り実績を残した創成館がやや有利に見える。創成館はつながりのある強力な打線と枚数を揃える投手陣がチームの軸で、バランスがいいのが特徴。九州大会、明治神宮大会でも証明されたように、連戦になっても変わらない力を発揮することができるのが強みだ。対抗するのは、智辯和歌山と智弁学園の兄弟校2校。智辯和歌山は今年のチームで「打倒大阪桐蔭」を成し遂げようと高嶋監督が狙う強打のチーム。打ち合いになった時はかつてのような「打ち合い上等」でひるまない戦い方が見られそうだ。あとは昨夏にブレークしたエース平田の出来次第。智弁学園は、一昨年のセンバツ覇者。当時と比べても『今年の方が上では』と言えるほどの強打線は健在。投手力に不安を抱えるも、打線の力で一気に浮上も狙える。そのほかでは、延岡学園が面白そうだ。こちらも強打線が自慢。そのほかの5校は、ほとんど横一線。英明、国学院栃木、富山商、日大山形、下関国際は、『絶対の候補』不在のブロックで、勢いに乗って勝ち上がりを狙っている。

◎; 創成館 智辯和歌山
〇; 智弁学園 延岡学園
△; 英明 国学院栃木 富山商 日大山形


【Cブロック】 明秀日立 瀬戸内 高知 大阪桐蔭 伊万里 花巻東 東邦 彦根東 慶応

大阪桐蔭は絶好のクジを引く。東邦がどこまで肉薄できるか。

このブロックは、まず間違いなく大阪桐蔭の力が抜けている。その大阪桐蔭は、『願ってもない』抽選となった。枚数が多い投手陣に経験を積ませながら上位まで”計画通り”勝ち上がっていけそうで、この組み合わせを見た途端、ワタシの頭の中は『大阪桐蔭の選抜連覇は決まり』という大会になりそうな予感が走った。難しい『春の初戦』は21世紀枠の伊万里。思ったようなコンディションで望めなくとも、いかんともしがたい実力差があり、波乱が起こる要素は極めて少ない。対抗できる学校としては、やはり強打と実績の東邦か。打線の力は大阪桐蔭の向こうを張る破壊力との噂で、両校のガチンコ対戦は胸躍る対決になりそうだ。しかしその東邦、初戦では嫌な相手である粘りの花巻東との対戦となった。そう簡単にはいかない大物食いの花巻東は、東邦に対してどんな戦いを挑んでいくのだろうか。一方で初出場の明秀日立は、DeNA細川の弟でもあるエース細川を軸に強力な戦力を誇る。関東勢としては最も爆発力のある戦力で、『もしかしたら』もある学校だ。彦根東と慶応の対戦は、増居―生井という左腕の好投手対決。好勝負が期待だ。

◎; 大阪桐蔭
〇; 東邦
△; 花巻東 明秀日立


【Dブロック】 由利工・日大三・三重・乙訓・おかやま山陽・松山聖陵・近江・星稜・富島

先が読めない実力伯仲のブロック。全チームに突破のチャンスがある大激戦か。

Cブロックでは大阪桐蔭が盤石だが、その対戦相手を決めるDブロックは実力派が揃い大激戦の様相だ。日大三は勝ち上がると三重との対戦となるが、両校ともに一長一短のある似たようなチームで、どちらが勝ってもおかしくはない。初出場だが、実戦経験の豊富な乙訓の評判も高く、初戦のおかやま山陽戦は面白い対決になりそうだ。ブロック下部には近江、星稜、富島ら実力が同じぐらいと評価されるチームが並び、大会に入るコンディション次第で、どうにでも転がっていく激戦の模様だ。特に公立校ながら秋にしっかりと勝ち上がりレベルの高い九州で準優勝した富島がどのような戦いを見せるかに注目が集まる。とにかく7チームが横一線の様相で、予断を許さない。

◎; 日大三 三重 乙訓 近江 星稜 富島
〇; おかやま山陽 松山聖陵
△; 由利工



とはいえ、
選考の対象になった秋季大会から、
半年近くが経過した選抜大会。

毎度のことながら、
その間に各校の戦力は「激変」しているというのも常なので、
どのようなチームが大ブレークを果たすのか、
見当がつかないというのが正直なところ。

そんな「無印良品」を見るのが、
特に選抜大会の楽しみともなっています。

来週末にはプレイボールの90回選抜記念大会。
待ち遠しさは、例年変わりがありませんね。


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