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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

井上尚弥 決戦間近

2018年10月05日 | ボクシング

10・7≪FUJI BOXING≫ ~横浜アリーナ~

【WBA世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦】
 チャンピオン      挑戦者・同級4位
 井上尚弥(大橋) vs  ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)

【WBC世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦】
 チャンピオン      挑戦者・同級6位 
 拳四朗(BMB)  vs  ミラン・メリンド(フィリピン)

【WBA世界Sライト級タイトルマッチ 12回戦】
 チャンピオン           挑戦者・同級1位 
  キリル・レリク(ベラルーシ) vs エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)



いよいよ近づいてきました、
10.7ボクシングの日本決戦。

日本が世界に誇る最高傑作、”モンスター”井上尚弥が、
世界の強豪集うWBSSの初戦に臨みます。

何度も説明しているので割愛しますが、
要するにこのWBSSとは、
『階級の真のチャンピオンを決めるトーナメント』
ということで理解してもらえればいいと思います。

メジャー団体だけでも4団体、
その中にスーパーチャンピオンだの暫定チャンピオンだの、
チャンピオンが乱立しているというのが昨今のボクシング界の実態。

しかしそれでは「どのチャンピオンが一番強いのか」
ということがわからないということで企画されたのがこのトーナメント。

今回井上が出場するバンタム級のWBSSトーナメントには、
4団体のうち現在チャンピオンがいないWBCを除く3団体から、
4人のチャンピオン(WBAはスーパーチャンピオンと正規のチャンピオンの2人)が参戦し、
そのほかでも5階級制覇を成し遂げた世界のスーパースター・ドネアも参戦しています。

まさに掛け値なしの「世界一決定戦」、天下一武道会に他ならない大会です。

その初戦、
元世界王者のパヤノを迎え撃つ井上尚弥は、
調子もよさそうで、
世界が大注目のこの試合で、
さらに世界進出の足掛かりを築くのではないかと思います。

井上尚弥の注目度は、
世界では日本の比ではありません。
逆にワタシなどは、
『日本での井上尚弥の評価が、不当に低い』
と思っている口で、
もう日本でなど戦う必要ないんじゃないか?
とさえ思っています。

世界標準ということでいえば、
井上の実力は、
あの大坂なおみ選手を思い浮かべてもらえればいいのではないか?
と思っています。

あの「無双」ともいえるすごさを、
井上尚弥も持っています。

全階級の中での真のランキングを決めるともいえる「パウンド フォー パウンド」でも、
トップを獲れるほどの「世界屈指の逸材」にほかなりません。

その彼のWBSSでの初戦。

いまだ世界の中で、
井上の真の強さを体感したことのない世界のボクシングファンが、
このWBSSの生中継(!)を見て、
どんな感嘆の声を漏らすのでしょうか?それとも大歓声?

そのシーンを思い浮かべるだけで、
ワタシなんぞもう、
武者震いしてしまいます。

井上尚弥の真の世界挑戦の初試合。
注目以外の何物でもありません。

狙いは『世界のボクシングファンを驚かせること。そして、世界に井上尚弥ファンをたくさん作ること』
それ以外にはありません。

ワタシはいつも井上の試合を見るたびに、
「これが彼を見る最後の試合になるのではないか?」
と覚悟して見に行っています。

というのは、
いつ戦いの舞台を日本のリングから世界のリングに移すのか?
ということをいつも思っているからです。

「これが最後かもしれない」
と思うと、
本当にいつも力が入ってしまいます。

前回のマクドネル戦よりもすごいシーンが、
目の前で繰り広げられる予感がします。


そして今回のお楽しみは、
今年第2シーズンを迎えスーパーライト級でも行われるWBSSトーナメントの試合が、
この興行に組み込まれたことです。

レリフvsトロヤノフスキー。

ベラルーシとロシアのこの強豪同士の試合、
通常であればまず日本で見ることはできない対戦ですが、
スーパーライト級という重いクラスでもあるので、
ワタシは実はとても楽しみにしています。

両選手ともに全く知らないのですが、
純粋にボクシングのすごさを味わうことのできる、
楽しみな対戦です。


もちろん拳四朗選手の防衛戦も楽しみです。
相手はあのメリンド。

いまだに八重樫との試合を思い出し、
いや~な気分にさせられます。
かなりの強豪ですね、今回の相手は。

拳四朗は優しい顔をして、
リング上ではえぐいボクシングを展開するようになってきています。

チャンピオンになって、
本当に一戦一戦自信をつけて成長してきた拳四朗。

今回この強豪に対してどんなボクシングを見せてくれるのか。
この試合もとても楽しみな試合です。

この興行、
6時からの開始となっています。

しかも世界戦3試合で、
井上の試合は8時からライブでの中継があるということで、
アンダーの試合がほとんどない興行となりそうです。

ということは、
最初から見る方も全開にしていかないといけないようですね。

WBSSがどんな仕掛けで楽しませてくれるのか、
とても楽しみな日曜日です。
(そういえば、ももクロと組んだこともあったっけかな、かつては。)


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2 コメント

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ついに始まります。 (hanahana)
2018-10-05 17:20:04
ついに始まりますね!!。

本当にこの日が待ち遠しいかったです。 (那須川-堀口戦以上に)
しかし、今回は仕事の都合上、観戦に行けません。  残念。


それにしても、数多いスポーツのなかでもこれほどワクワクさせてくれる選手は自分の中では№1ですね。

油断は禁物ですが、普段どおり戦えば間違いはないでしょう。


それよりも、まめちち様が感じられている
    「これが彼を見る最後の試合になるのではないか?」
という言葉に、ハッとされられました。  確かに・・・・。


海外の識者からこれほどまでの高い評価を与えられた日本のボクサーは彼が初めてではないでしょうか。
アメリカが主戦場になっても、不思議ではありません。(亀海選手はすっかり向こうですね)

本場で強豪をバッタバッタとなぎ倒していく姿も見てみたいですね。


しかしアンチなのか、これほど評価が高いのに未だに認めない講釈タレがいますよね。

名のあるボクサーと対戦していないだとか、ナルバエスは落ち目だ 然り。

確かにそうかもしれませんが、内容みたら過去の誰とも全く次元が違うでしょうが・・・。
今回のWBSSで、そのようなひねくれた天邪鬼達を黙らしてほしいものです。


それでは井上選手が圧倒する光景、ノックアウトする瞬間をしっかりと目に焼き付け、
存分に楽しんできてくださいませ。
返信する
ゴング間近 (まめちち)
2018-10-07 11:40:11
hanahana様、コメントありがとうございます。
いよいよあと数時間で、ゴングが鳴らされます。
井上が本当の意味で世界の大注目を集める日。
ワクワクしています。
『世界が認めても、俺だけは認めねえ・・・・・』
そんな人もいるかもしれませんが、まあそれはそれ。
世界の数千万、いや、億に達するファンが認める強さの前には、何ほどでもありません。
圧巻のファイトを、楽しみましょう。
返信する

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