SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

まさに風雲急! 連敗の白鵬膝をケガか?!

2020年07月31日 | 相撲

大相撲7月場所12日目。

まさかの展開となってきました。

盤石と思われた横綱・白鵬が前日に続き御嶽海に敗れて連敗。
しかも敗れた際にどうも膝を怪我したのではないかと思われ、
今日からの3日間土俵に上がれるかという事も微妙な状況です。

いやあ、なんともはや。
どんなスポーツの選手、関係者も「わがスポーツ、最後まで何が起こるかわからない」
なんてことを言うものですが、
相撲はどちらかというと波乱の要素は少なく実力通りに勝負が決することが多いスポーツです。

しかし今場所は。。。。。
何が起こるか、さっぱりわかりませんねえ。

横綱・鶴竜は初日自ら腰砕けで敗れたうえ、
2日目からさっさと休場。

カド番の大関・貴景勝も、
大関陥落だけは阻止するというつもりだったかどうか、
勝ち越しを決めた途端に翌日から休場。

両力士ともにケガを抱えているという事は重々承知の上で言うのであれば、
「横綱、大関の地位、立場ってものを、どう考えているの?」
と言いたくなってしまいます。

そんな点でいうと、
ワタシが大好きな大ベテラン・玉鷲は初土俵から連続出場中の『皆勤』ですよ。
立場の違があるとはいえ、
違いは際立ちますね。

あの旭天鵬も、
交通事故での出場停止処分の場所以外では、
休まず土俵を務めました。

ワタシにとってのお相撲さんの「レジェンド」とは、
やっぱり頑張って土俵に上がり続ける人ですね。
力士生活も晩年になると、
どうしたってそれまでの勤続疲労でケガをしやすくなるのは常ですが、
それでも最後まで土俵を「務め上げる」という事の価値は、
地位の上下や勝ち負けよりも、
ずっと高い気がします。


さて、ちょっと話が横道にそれましたが、
今場所はこれで、
本当に面白くなってきたのは確かです。

トップに立ったのが新大関の朝乃山と再入幕を果たした元大関の照ノ富士。
朝乃山は何としてもこの新大関の場所で優勝して、
横綱への足掛かりとしたいところでしょう。

ここ数日、
今一つ盤石とはいえない相撲っぷりですが、
終盤戦に星を落とすという体力的な問題も、
今場所は影を潜めそうで、
優勝のチャンスは十分です。

一方の照ノ富士は、
朝乃山以上に盤石な相撲っぷりですね。
大関時代の強かった照ノ富士が復活した感じで、
しかもあの頃の強引極まりない攻めは影を潜めています。
ケガをしたことで、
取り口にも進歩がみられていて、
この場所が上位再挑戦への足掛かりになることは間違いありません。
そしてこの力士は、
何よりも気持ちが強い。

特に乗ってきたときの気持ちの強さは出色で、
勢いを含め実力的には朝乃山に全く引けをとらないと思います。

後の取り組みから見ても、
今日の直接対決、
朝乃山vs照ノ富士
が優勝への大一番となりますね。

白鵬が出場するのか否かでまた情勢は変わってきますが、
白鵬が出場しないとなると、
14,15日目で横綱・大関の直接対決はなくなるわけで、
この13日目こそが「天下分け目の1日」という事になりそうです。

さて、
どっちが勝つのか。

本当に注目の一番となりました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まさか 今年2回目の幕尻優勝... | トップ | 大相撲7月場所14日目 幕尻優... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事