昨日書こうと思っていたのですが、19日のF1グランプリ観ました?
観ていない?そうですよね。深夜2:50~でしたものね。
ちょうどその前にサッカーコンフェデがあったので、いい感じにつながりました。
前代未聞のたった6台スタートのレースでした。
10チームあるうちの7チームが出走をとりやめたという。
理由を手短にいうと、F1に提供しているタイヤには「ブリジストン」と
「ミシュラン」があって、予選で「ミシュラン」のタイヤに大きな問題が発覚したので、
「危ないから交換させてほしい!」とFIA(主催している団体)に申し出ました
『それはできない、だって予選と同じタイヤを使うルールだからね』
「だったら、ドライバーの安全性のために、スピードの出る所に速度を落とすシケインを設置して」
『それも無理だね』
「そ・そんな それじゃ危なくてレースに出られませんよ。
設置してくれるんだったら、このレースでのポイントはなくてもいいから、走らせてお願い」
『ダメダメ!ルールだから タイヤも絶対変えちゃダメ!」
というようなやりとりがあって、結局決勝はスタート前に行われる
1周の整列周回には全20台が参加したものの、「ミシュラン」のタイヤを使っているトヨタ、
佐藤琢磨のBARホンダなど7チーム14台は、そのままピットに戻りリタイアした。
というお話。
観客からは大ブーイング!
そりゃそうでしょう高いお金を払って観に来てるんですからね。
せっかく、またアメリカで開催できたのにね。
だいたい今年から大きく変わった規制がおかしい。
「1基のエンジンで2レースを走ること、タイヤは1レースで1セットしか使えないこと」
目的は、おもに安全のためのスピード抑制。
タイヤを大事に使おうね!って、ドライヴじゃないんですから!
で、結局この規制があだとなり、今回のような事態を引き起こしたわけで。
安全性のために出来たルールが、危険なタイヤで走ることを強要している?
まぁこれまでにも、勝手きままにルールを変えるFIAにはみんな(フェラーリ除く)
不満はあったわけでして、今回の出来事へと…。(これは私の憶測です)
というわけで、私は、車のテストのようなレースを30分くらい観て、早めに寝たのでした。
F1ファンのみなさん、どう思いました。
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