姐奴の京都おみやげ歳事記

Walker公式コミュ「京都話見小路」管理人で
goo京都特派員の姐奴が、
京都の四季と"おみやげ"を紹介します

男雛が左は京都式

2005-03-02 | 食べる

明日はいよいよ桃の節句
お雛さまを飾る時ってやさしい気持ちになれるから不思議です。
ちょっと普段よりおしとやかな振る舞いになったりして、いくつになっても「女の子なんだ」と意識させられる日です。

ひな人形を飾る時、男雛と女雛のどちらを左に飾る?
私はずっと男雛が左と思っていたのですが、小さい頃友人の家によばれた時に逆だったので「あれ」って思った記憶があります。
京都式のひな人形は、男雛が左(向って右)女雛が右(向って左)。
日本では古来より、右大臣より左大臣の方が上位であったので、という古式にのっとった飾り方らしいです。
東京式は男雛が右(向って左)女雛が左(向って右)
同じお雛様なのに地域で違うって面白いですね。
そういえばショーウィンドウのお雛さまもいろいろです。

三十三間堂のすぐそばで、お雛まつりにちなんだ、かわいいお菓子を見つけました。
麩焼せんべいです。お味は和三盆糖のほのかな甘みがありますが、食べるよりも飾りたいお菓子です。
5月くらいまで日持ちしますので、女の子のお土産によろしおす
同じお店で「あずきどうふ京豆水」というお菓子があるのですが、これは他ではあまりみないお菓子で、私は好きです。
とてもあっさりした水ようかんとでもいいましょうか、口あたりのよいお菓子です。
麩焼せんべい 630円
あずきどうふ京豆水 700円

七條甘春堂
京都市東山区七条通本町東入西の門町551番地
ホームページ http://www.7jyo-kansyundo.co.jp/