World Baseball Classic

野球の国別対抗戦World Baseball Classicの概要が発表され、公式ページもできています。

World Baseball Classic 公式ページ

日本は選手会の態度等で参加するかどうかまだ不透明ですが、
参加国は、日本、韓国、台湾、中国、アメリカ、カナダ、メキシコ、南アフリカ、プエルトリコ、キューバ、パナマ、オランダ、ドミニカ、ベネズエラ、オーストラリア、イタリアの16カ国。

野球というスポーツの特性(ピッチャーの出来が大きな比重を占める)などを考慮してあるのか、トーナメント+グループ制のような感じで大会が進みます。


先日ロンドン五輪から野球・ソフトボールが除外されることが決定しました。
その背景には、日本・アメリカ等に大きなリーグがあり、決して規模が小さいスポーツではないながらも、野球は国際化にあまり努力をしてこなかったことなどが挙げられます。(少なくとも野球を知らないヨーロッパ・アフリカ諸国の委員を野球の五輪除外から説得できないほど)


大学、高校などの国際試合は行われていたりしますが、MLBの態度(国内完結型)等もありMLB等のトッププレーヤーが国をかけて真剣勝負を行う場は今までありませんでした。


今回のWorld Baseball Classicは結局MLB主催だったり、時期がMLBの都合にあわせたものだったりとサッカーW杯の仕組みと比べれば国際大会としてはあきらかに欠陥品です。組み合わせも強力な中南米諸国がつぶしあう構図になってたり…。(MLBが圧倒的な力を持っている事がありますが)


とはいえ野球の国際化(と日本プロ野球の改革)の第一歩、逆にそこで優勝してしまうくらいの意気込みで乗り込んでいってほしいものです。