しあわせCafe Amiブログ

TMO幸手(幸手市商工会)の空き店舗対策事業で開店した「しあわせCafe Ami」のマスター(仮)のきまぐれブログです。

『地域再生実践フォーラム』に行ってきました~(2)

2008-03-08 21:21:21 | まちづくり関係
 前回に引き続き、地域再生実践フォーラムの続きです。前回は、こちらをクリック
 実は、基調講演等の後にテーマに分かれたセミナーがありました。地域再生の「顔」づくりというテーマで、パネリスト3名によって開催です。

 なお、当日の撮影した画像を、クリックしてご参照ください(多少見づらいかもしれません…

北の起業広場協同組合前専務理事 坂本和昭氏
 不便が生み出すコミュニケーションをコンセプトに(独立開業を目的とした)『屋台』を展開。郊外店舗が参入できないような「コミュニケーション」を重視した戦略で、商売の原点である「屋台」に着目。
 ちなみに反対語は、便利さが殺すコミュニケーション、だそうです

 寒い北海道なんですが、-20℃でもOK 
 屋台の敵は、暑さと雨で、(有名な博多に比べて)北海道は適地なんです~
北の起業広場協同組合のホームページは、こちらをクリック


富士宮やきそば学会会長 渡辺英彦氏
 いまや全国B級グルメの顔となりました。しかしそれには、周到な戦略があります。常にメディアを意識した仕掛け作りを実施。
 地域の素材(資源)があれば、開発ではなくて、いかに『販促PR』に力を注ぐかがポイント 市民活動の一環で、広告宣伝も行うとのことです。
 
 B級グルメはどこにでもあり、B級は「A」に劣るのではなくて、裏面的な立場でPRする。一時的なブームに終わらせず、継続的な話題づくりと情報発信が大切なのです。
富士宮やきそば学会のホームページは、こちらをクリック


高知県馬路村村長 上治堂司氏
 馬路(うまじ)村といえば、ごっくん馬路村が、チョ~有名ですよね
 鉄道・コンビニ・国道・企業がないため、行政主導のまちづくりを展開。有名なゆずだけでなく、魚簗瀬(やなせ)杉の間伐材を用いたmonaccaブランドを立ち上げました。

 村長さんは、行政のあり方についても話していましたー。
 緊縮財政をして住民が出て行って、行政(村職員)が生き残るのはおかしい。定住人口を増やすための事業に対しては、費用を出す(産業活性化を行う)
馬路村のホームページは、こちらをクリック

 地域再生というキーワードでしたが、実際は(地域資源を生かした)地域ブランドづくりのことだったんですね。
 消費者の視点で、地元の人を巻き込んで、持続性&将来性を高めていくようにしないといけません… 


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