しあわせCafe Amiブログ

TMO幸手(幸手市商工会)の空き店舗対策事業で開店した「しあわせCafe Ami」のマスター(仮)のきまぐれブログです。

~商店街ぶらぶら珍道中~河津町商工会編(44)

2007-05-09 22:22:22 | 商店街訪問!
 幸手市商工会と一緒に桜で街おこしをしている河津町商工会の第
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 河津は歴史のある街でもあり、文学作品で有名な街です。
 そう『伊豆の踊子』です。ノーベル文学賞を受賞された川端康成先生の作品ですよね。映画としても有名で、6代にわたった数多くの有名女優が主人公の踊り子に扮しています(百恵ちゃんもいいけど、田中絹代もいいです)。その舞台は、商工会から山間に入った湯ヶ野温泉にあります。
   
    【時が止まっているような…、湯ヶ野温泉
 福田屋旅館 (日本秘湯を守る会)、明治12年創業です こちらが小説の舞台なんです。  
   
      【こちらが福田屋旅館
 小説の中で「~小川のほとりにある共同湯の横の橋を渡った。橋の向うは温泉宿の庭だった~」と書かれています
   
     【旅館の隣にある伊豆の踊子文学碑
 除幕式には、(母べえの)吉永小百合さんも見えたそうです。
 この旅館には、太宰治や三好達治、横光利一等々の文豪が訪れています。
   
      【河津七滝の一つ「初景滝」です
 古語で滝のことを「垂水」(たるみ)と呼びます。河津は七つの滝を「ななだる」と呼んでいます。
   
     【旧天城トンネル(道路トンネルでは初めての重要文化財)
 明治37年に完成し、全長455.5m、幅員4.1m。トンネル両端の抗門及び内部全体が切石積で造られています。
 小説の中では、「…暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた…」と書かれています。
 実際は、踊り子と学生(私)は、トンネルから湯ヶ野に向かいます。作者が旧制一高時代の伊豆旅行の回想を物語にしたようです…

PS 文学作品を、地域資源として地域活性化に取り組んでいる河津の街…。幸手は確か落語の牡丹灯籠の舞台ですよね

★協力 河津町商工会(S木職員)★
    福田屋旅館(商工会員)さん