いつからだろうか?変化に弱くなったのは。
子供のころを振り返ると、
幼稚園、小学校、、、と結構な頻度で環境の変化が起こる。
どちらかといえば、おおざっぱでぼーっつとした子供時代だったためか
クラス替えや席替え、進級、入学といった変化にもとくに何か不安を感じることはなかった。
そして、引っ越しも2回ほどしたが、
自分の部屋ができたことに、すごくうれしかったのを覚えている。
とはいっても、両親と一緒にすぐ近くに引っ越しだったので
子供の私にはストレスになるほどのことはなかったのだと思う。
大人になるにつれて、多くの経験をして学んでいる。
その経験は素晴らしいが、それがときに不安を呼び覚ます。
あれとあれをくっつけて、というように、過去の経験にこじつけて想像の世界で
物事を捉えることを覚えてしまったのだ。
それは、もちろん仕事をするうえでは大事だ。
私に関しては、同じミスばかりしていた頃もあったが、あんまり仕事に重要感を得ていなかっただけ。
責任を感じれば当然、そこにかすかな不安が生れるのだから。
やはり、人生最大の変化といえば結婚だろうか?
同居の嫁で、かつ配偶者のきょうだいがいる何とも今時めずらしいパターンを選択した。
どうもそこから、自分らしさを失うような立場に置かれ、いろんな変化に強く反応を示すようになった気がする。
だが、大人になると、変化に弱いのは多くの人がそうなのかもしれない。
もちろん、ワクワクする変化もあって、
十分に気が充足していれば、ある程度のことはやり過ごせるし、良い自信へとつながる。
ただ、更年期の今。どうも、気の乱れというか気のもつれが起こりやすいデリケートなお年頃みたいだ。
そして、40数年の人生経験が良くも悪くも表層化する。
でも、
「なんとかなる、なんとかなる」
これまで、幾つもの危機を乗り越えての今があるんだから!!
更年期で躓いても、何度でも立ち上がりたい。
そして、柳の木のようにしなってしなって、強風のなかの嵐をどうにかやり過ごしたいものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます