子宮筋腫摘出手術~不妊治療の旅

子宮筋腫20個摘出後、不妊治療にトライするも、卵巣と子宮の癒着等でIVFも断念。希望は自然妊娠のみとなりました。

術後4日目(入院5日目)

2008年09月05日 21時09分22秒 | 入院生活
昨晩から痛み止めナシで熟睡できた。
ベッドが板の間のように固いので背中や腰が痛いけど、術後のあの痛みとは比べ物にならない。

快適だ。

朝主人に、「今日はゆっくりでいいよ」といったら、「もうお弁当を作ったので(自分の)午前中にはいく。」とのことば。疲れてないか心配。

朝、自分で着替えてみた。
前開きのパジャマはやっぱり脱ぎ着が楽だ。2着持ってきてよかった。

朝ご飯が来た。



ヨーグルト食べたら、お通じがでた!嬉しい。
飲み物だらけで毎回思うのは、この中で好きな飲み物を飲めばいいのかな?
まさか全部飲めというわけじゃないですよねぇ・・・・。


朝のヒマな時間は、持ってきた小説の残り半分を読んで終わった。
なかなか面白かった。


お昼に近くになって主人が来てくれた。
自分のお弁当も毎回作って私を見舞いに来てくれる。
感謝。朝ご飯も晩ご飯も冷蔵庫の中の作り置きや野菜の在庫を調整しながら。。。
改めて、よくできた夫で優しい夫だと思う。

(左半分は主人の持参したお弁当)


私の昼ごはんは、ミルクティー、重湯、豆腐(くずあん)、野菜スープ、ヨーグルトテイストドリンク。
重湯半分とスープほとんど、豆腐全部を食べた。お腹ちゃぽちゃぽ。


9時から15時までまた抗生剤の点滴。これが最後の点滴となるそうだ。
初めての自力の排尿からずっと貯尿していたのだけれど、もう不要とのこと。

午後になって主治医が来て、経過確認。
なんともないことを告げると、予定通り6日後には退院できそうな気配。
また退院前にエコーで術後の経過を確認するとのことだった。
なんか痛そうだ。


午後は昼寝したり、主人とTVみたり、ジョニーデップの「スウィーニー・トッド」のDVD観たり、(ちょっと刃物で人の首を切るシーンばかりで怖かった。)病棟のフロアをうろうろしてみたりして過ごした。

やっぱり、お腹に力を入れる動作、咳やくしゃみ、寝返りの時はまだ腹部に痛みがある。これが退院時にはだいぶ軽減されているだろう。
退院したら犬の散歩もいかないといけないし、がんばるぞ!

夜になってご飯が来た。


サンマの塩焼きのようなものが出てきた。これがなかなか油が乗ってておいしかったし、鞠麩と絹さやのお吸い物もいい香りでおいしかった。

かぼちゃの煮物はかつおの出汁が利いていて薄味だったので我家の煮付けににていて食べやすかった。

ご飯を食べ終わるのを見届けて、主人は仕事の電話が入っていたりと忙しそうだったので帰ってもらった。

本当に毎日申し訳ない。

この日はTVを観て11時半まで夜更かししてしまった!

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術後3日目(入院4日目)

2008年09月05日 20時21分10秒 | 入院生活
とうとう術後3日目になった。

今日には尿の管も、背中の使わない管も、輸血で使った右手の管もはずされる。
一気に身軽になるのは良いが、一人でトイレに行けるか不安。

今日も病棟のフロアを1周したが、フラフラでけっこうきつかった。
でも歩かないと癒着したり、内臓が正常化しなかったり、術後の経過に悪影響なので、心を鬼にして歩く。。。

主人も応援してくれ、自分のペースで歩けた。

昨日よりは楽だ!やった、少し回復しているんだっ

午後になったら「サプラ~イズ~」といいながら幼稚園の頃からの大の親友がノーアポできてくれた。
他の友人なら迷惑かもしれないけど、彼女は別だ。
大きなバラとガーベラの花束と重たい花瓶も一緒に。
感動して嬉しくなってしまった。



「笑わせないで」と必死にお願いしたので、笑いそうになると退室。
これの繰り返しがまたビミョウに笑えてけっこう辛かった。
4時くらいになって疲れたので「今度いつきてくれる?」といったら月曜日に着てくくれるとのこと

やった~~

とってもうれしい。

友達と話していたら奇跡的にガスが出た!やった~~!!
熱はまだ下がらないけど、ガスが出始めたとたん、お腹の痛みも和らいでいった。

うれしぃ~~~

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術後2日目(入院3日目)

2008年09月05日 19時48分21秒 | 入院生活
痛みについて

皆さんのブログを参考にし、私のような開腹手術で筋腫核摘出した方はだいたい術後3日目から徐々に痛みも和らぎ回復してきたというのを参考にしていたので、術後2日目のあの痛みはそこまで不安となるものではありませんでした。

ただし、私が想定していた痛みをはるかに超えていたので、熱、腰痛、頭痛も重なり、正直、辛かったです。


今までの痛い思いは、、、
 ・20代の頃に親知らず上下2本同時に抜いた時
 ・腕をガラスで切って、麻酔ほとんどなしで11針縫ったとき
このくらい。

きっと、お産はもっといたいはずだ!と心を奮わせながら乗り越えようと決心した!

励ましに感謝!

何よりも心強かったのは、
『主人が休暇を取得し毎日朝から晩までいてくれたこと。』
その次に心強かったことは、
『硬膜外麻酔を自分で背中に注入するボタンをもらって、自由に痛み止めを注射できること。』

それから、先生も看護士さんもとっても優しく、様子を見に来てくれる。
絶対に痛みは消えるものだからね、今だけだから頑張って!って励ましてくれた。

おならが出ない!

それにはやっぱり、ガスを出すことが先決だ。

お腹が痛すぎておならの仕方も忘れたよ!!と思いながらもゲップだけはちょいちょい出たので少し安心。

でもガスが出ないせいで、お腹がゴロゴロいいっぱなし。
そのたびに術後の中の傷が痛む・・・。

熱も下がらずに、イタイイタイを繰り返す私に、看護士さんが「氷枕」を持ってきてくれた。

麻酔が切れた!

しかし、なんと、硬膜外麻酔の液体がもう空っぽになっていたではないかっ!!
私の、心の友、硬膜外麻酔よ~。おかわりは自由なのだろうか?

看護士に聴いたら、ひどく残念そうな表情で、「これねぇ、なくなっちゃったらもう最後なんですよぉ~。あと座薬とか注射とかほかにもいろいろありますからね!」といって励ましてくれたが、あの硬膜外麻酔に勝るものが果たしてあるのか不安になった。たすけて~~

夜9時くらいに、痛みと、隣の個室のドアのきしむ音で眠れずにいると、看護士さんがきてくれたので、「痛くて眠れないんです」と言った。

すると、まよわず「それじゃぁ、点滴の痛み止め、入れていきますねぇ」って♪
これは効きそうだ!!おぉ~、ナイス!

すると、入れてもらって数分後には爆睡!!

でも、なんかヘンテコな夢みた。幻覚を見ることもあるほど強い薬だそうな。

その点滴のおかげでぐっすり眠れ、次の朝3時までは、痛みに身悶えずに済んだ。

痛かったらガマンしないでいいですよ~。薬も調節していきますから。
ガマンなんかしなくっていいですからね♪
と、かわいい看護士に言われたら少しは我慢しようって思った(゜m゜*)プッ



ガスでない。
膀胱に尿の管も入りっぱなし。
点滴も入れっぱなしの2日目終了。

顔面が真っ青といわれた。
まだ写真にとってもらった筋腫を見る気にはなれない。

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手術当日(入院2日目)

2008年09月05日 19時23分23秒 | 入院生活
手術室に呼ばれるまで

手術当日とはこんなにそわそわするものなのか。
10時か11時頃にお迎えが来るとのことで、朝一で浣腸。

ナースが優しく手ほどき(笑)してくれたおかげで緊張せずに浣腸できた。
3分以上まってくれといわれたのに、もともと便意があったようで1分でノックダウン。

ちゃんと出たかをナースが確認。OK。

リラックスした夫と雑談していたらあっけなく呼ばれた。11時10分。


いざ、手術室へ

手術への恐怖心はそんなになかった。なるようになるだろうし、私は痛みに弱いほうでもない。緊張もほぐしてくれたし、大丈夫そう思いながら徒歩で隣の棟へ移動。

手術担当医の紹介、手術看護士の紹介、手術室に入ってからは麻酔医の紹介。

人を見た目で判断してはいけないが、看護氏3名は明らかに20代前半に見える生っちろい子供だった。。。ちょっとショック。ショッキング映像。

「今日、婦人科の先生大変なんですよぉ~、もう忙しくって・・・手術でごった返してます」って、無神経な励まし?をもらい、手術台の上へ。

台は暖かく、布団乾燥機みたいな布をかぶせられ、素っ裸が露呈しないよう、充分配慮してくれた。感謝。

硬膜外麻酔、背中に注射もそんなにいたくない。
「呼吸器からいれますよぉ~」と言われて、多分1~2秒でダウン。
早い。

手術開始(らしい)。

手術が終わって

目が覚めたのは病室で、主人が私の顔を覗き込みながら執刀医と会話していた。

摘出した筋腫を持ってきて見せて欲しいと頼んでおいたのだ。
主人は、「こんなのが入ってたんですか~」と驚き、先生も、「なんと550gもあったんですよ~」と感嘆の声。
でかいの1個(6cm)と、小さいの(2~3cm)を10個、1cmくらいのを5個位とってくださったようです。
ピピッとデジカメの音が聞こえる。




摘出した筋腫の画像があります。


苦手な方は素通りしてください・・・・





































手術予定時間を3時間オーバーの、5時間にも及ぶ手術。
しかも、自己血をとっておきたいと提案したのは私なのに、案の定1600ccも出血し、400cc自己血戻したって。
あ~、やっぱりね。

お腹が痛いよぉ~。
腰が痛いよぉ~。
頭が痛いよぉ~。
とずっとつぶやいておりました。

主人は8時くらいに帰ってしまい、熱が下がらず、お腹と腰の痛みでほとんど眠れませんでした。

手術、甘く見ていました。
こんなにいたい思い、二度としたくない!!って思いました

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