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Beyond社のやり口がわかってきた、Amazing SPIDER-MAN 80BEY号、882号



今週も引き続きのAmazing SPIDER-MAN (ASM)。ASM 80BEYと882(81)号から。

80BEY号の筋書をCody Ziglar、画をIvan Fiorelli他が、882号の筋書をSaladin Ahmed、画をCarlos Gomezが、それぞれ担当。添付画像は、Michael Dowlingが描いた80BEY号のvariant cover。前回書いた881号の本編を描いていた画家。上手いね。

次に粗筋。80BEY号では過剰に放射線を浴びたPeterの治療法を、昔のよしみを利用しMay伯母さんがDoctor Octopusに開発させる。882号では、Ben ReillyとMiles Moralesが戦うと思いきや共闘。(先週のレビューでKaine?って書いたけど、Milesだった。ややこしいコスチュームにするなと言いたい。)

好きなシーンや台詞等を紹介。まずは、Doc Ockの台詞。”It is when we feel the most safe that we are in the most danger”この言葉は何か占いクッキーの一つに書かれているみたい。真理を語っている。

Doc Ockの力に関する台詞とMay伯母さんの返事。”May, I was given a power and I believe it is my duty to use it.” “Then you have used that power irresponsibly.” May伯母さんはSPIDER-MANの力に対する考え方と正反対のDoc Ockの考え方を短い台詞で完璧に語っている。

前回の78BEY号は買わなくても良かった話だが、今回の話は買った方が良かった。BEY号と同じようにSPIDER-MANの活躍はないわけだが、見かけと裏腹にMay伯母さんがヒーローだったからか。

だんだんとBeyond社のやり口が見えてきた感がある。Peterが多量の放射線を浴びた事件の敵U-Foeは結局Beyond社の自作自演だったわけ。必殺仕事人の悪役なんかもこういうことやりそうだ。882号の敵Rhizome(Swamp Thingみたいな怪物)もマッチャ塔vなんじゃないか。

Benの恋人Janineに対する感謝の言葉。”I’ve finally learned how lucky I am to have someone who’ll ask me that.” ThatはKravenとの戦いの後で大丈夫なのかということ。この台詞には優しさが、思い遣りが込められていて非常に好き。

怪物が街を破壊した後の後片付けを手伝わなかったBenに対する市民の厳しい指摘も良いね。

Benの躊躇のそもそもの原因Beyond社のMaxine Dangerの台詞。”Are you willing to do what’s necessary to be a hero?” 彼女のヒーローに対する期待は世間とずれていることが彼女にはわからない。MilesのSPIDER-MANとしての活動を辞めさせることが、この台詞のMaxineの思うヒーローとしての正しい行動なのは楽しい。
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