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この夏のお楽しみ映画THOR: Love and Thunderを先週の日曜日に観たのでレビュー。
粗筋を手短に。New Asgardの子供たちを連れ攫ったGorr the God Butcher 。彼は全ての神々を殺すことを誓う。THORはJane Foster Valkyrie Korg と共に彼と戦う。
役作りのため体型を変え続ける俳優Christian Bale はいつもながら凄いな。不気味な神々の殺し屋Gorrの演技が凄まじかった。またEternityの面前での娘を思う父親も凄く、二人を完全に演じ分けている。
Guns N’ Roses Ronnie James Dio達の音楽が効果的に使われていた。地球上の作られたNew AsgardのシーンでParadise Cityの選曲は良いね。また、Ending Creditに流れていたDioの曲が特に良かった。
相変わらずThe Guardians of Galaxy (TGOG)のリーダーQuillとの何とも言えないマウントの取り合いは笑えた。それでいて肝心なことはQuillから学ぶんだな。そしてその肝心なことが最後にGorrに伝わる流れも良し。
Zeusを演じていたのがRussell Croweとは。TGOG の最初の作品のEgoに続いてMarvel Studiosの映画に登場。笑える。
Odinの死の劇が実はJaneの死のシーンの伏線だったとは。上手い。この劇またMatt DamonとLuke Hemsworth (Chrisの弟だか何だか)が演じてた。OdinはSam Neilだ。贅沢すぎだろ。場面は違うがDarcyの再登場も良かった。
Gorrの剣NecroswordはMoorcockの小説の黒の剣みたいだ。持ち主の命を縮めているところもね。剣が持ち主に話しかけるところもだ。
THORの斧が焼き餅を焼くのは黒の剣と似ている。その斧が需要な役割を果たしていて、Eternityへの扉を開けたり、地球へとの移動に使われていたり一体何なんだ。一方の破壊されたMjolnirが復活するのも良いね。バラバラになって相手を倒す等の演出はカッチョ良かった。
また、今回北欧神話のTHORに近い設定が追加された、北欧神話では山羊2頭が引く戦車にTHORは乗っている。今回は船をその2頭が引いている。Meat(肉)にすると言った時に山羊が黙るのは面白い。
Lady Sifの使われ方が残念だな。唯一戦いで命を落とさなかったからValhallaに行けないとTHORに言われた時の悪態が良かった。その後、切り落とされた腕だけがValhallaに行けたというTHORの台詞も笑えた。
Ending Credit後のHerculesシーンわからねーだろうなあ。あ、そう言えば、Omnipotent Cityで裸にされたTHORを見た女神たちが喜んじゃうのが良いね。服を着せたら不満な顔をするのもね。
敵の娘を養女にするのは父親OdinがLokiを養子にしたのと被るな。ワザとね。この終わり方は納得感あるな。
最大のお土産はTHORの映画まだ続くことだろう。良かった。